トップスレンダー(トップシータービー)とは?育て方・栽培方法|植物図鑑
- 植物名
- トップスレンダー(トップシータービー)
- 学名
Echeveria runyonii ‘Topsy Turvy’
- 科名
- ベンケイソウ
- 属名
- エケベリア
- 原産地
- メキシコ
トップスレンダー(トップシータービー)の特徴
トップシータービーやトップスレンダーとも呼ばれ、その意味は「逆さま」や「あべこべ」という意味を持つようです。名前の通り内側に折り返したような葉は、逆さまに葉が付いてるようにも見えます。
白くブルームがかった葉の色は、きれいなグレーっぽい色の繊細で綺麗な色をしています。エケベリアの中でも育てやすく、普及している種類です。
トップスレンダー(トップシータービー)の詳細情報
園芸分類 | 多肉植物、エケベリア |
---|---|
耐寒性 | やや強い |
耐暑性 | 普通 |
花色 | オレンジ |
開花時期 | 春~夏 |
トップスレンダー(トップシータービー)の栽培環境
日当たり・置き場所
日当たり・風通しの良い場所で管理をします。外で管理される場合は、雨に当たらない所に置きましょう。室内であれば窓際など日の当たる場所に置きましょう。真夏は半日陰の場所で管理をします。
温度
高温多湿を嫌いますので、夏は風通し良くします。
冬は5℃以下になる場合は、暖かい場所に移動しましょう。
用土
多肉植物の土や、水やりの回数を控えれば普通の培養土でも栽培可能です。
トップスレンダー(トップシータービー)の育て方のポイント
水やり
春と秋の成長期は土が乾いてから与えましょう。水を欲しがるサインとして、葉が少し細くなります。それから水やりをするか、鉢を持ってみて軽いと感じたら与えましょう。
夏は暑さで成長がゆっくりになりますので、与えすぎに気を付けます。特に高温多湿を嫌いますので、梅雨時期から月に1回程度に抑え、涼しい時間帯に水を与えます。
冬は断水、または1カ月に1度程度の水やりで大丈夫です。
肥料
春と秋に緩効性肥料を置き肥するか薄めた液体肥料を月に1度与えてもいいでしょう。
病害虫
ワタ虫やカイガラムシがつくことがありますので見つけ次第ピンセットで取り除いたり、薬を散布しましょう。
トップスレンダー(トップシータービー)の詳しい育て方
選び方
葉と葉の間が詰まってい間延びしてないもの、ぷっくりとしているものを選びましょう。
植え替え・鉢替え
春か秋に行いましょう。根が張って鉢がパンパンになっていたり、水を吸わなくなっていたら植え替えてあげます。
やり方は根を3分の1くらい切り落として、根をほぐしながら古い土をなるべく落とします。そしたら、新しい土に植え、一週間後に水を与えます。その時にマグァンプなどの元肥を少量入れるといいでしょう。
花
春から夏に、株から細い茎をのばしオレンジ色の花を咲かせます。花を咲かせると株の体力が奪われますので、ある程度楽しんだら、切って花瓶などに挿して観賞することをおススメします。
夏越し
風通しの良い半日陰の場所に置きましょう。水やりは控え、乾かし気味に管理をします。特に真夏は与える時は涼しい時間帯に与え、ジョウロで軽く表土が濡れる程度の量で与えます。
冬越し
霜や雪には当てないようにします。氷点下になるときは暖かいところに移動させましょう。
増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)
葉挿しと株の横から子株が出てきますので、それを切って挿し芽することができます。適期は春か秋に行います。
【葉挿し】株から丁寧に葉っぱを取ったら取ってすぐに土に挿すのではなく、半日陰の場所で根っこと芽が出てくるまで放置します。
この時湿っている場所には置かないでください。土の上ではなく、網の上など風通しの良いところに置くのがおすすめです。根が出てきたら、乾いた土に置きます。少し根を埋めるように挿すといいでしょう。根が出る前に土に挿してもできますが、この方法をおススメします。