ミモザのリースの作り方とデザイン4選
とまつあつこ
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ミモザを使った4種のリースの作り方をご紹介します。黄色いふわふわとしたミモザの花を見ると、心がふんわり優しい気持ちになりますよね。フレッシュのミモザはその季節にしか手に入れることができない貴重な花。フレッシュのミモザでリースを作るとそのままドライフラワーになるので、ナチュラルなインテリアとして一年中飾ることができます。最近はアーティフィシャルフラワー(造花)のミモザも本物そっくりにできているので長く使えてとてもおすすめです。黄色いビタミンカラーのミモザにふれて、元気をいっぱいもらいましょう。
目次
ミモザとは
ミモザはマメ科の半耐寒性常緑高木で、開花期は3月です。ミモザは黄色いポンポンのような花が枝垂れるように咲き、桜より少し前に春の訪れを教えてくれます。樹高は500㎝~1800㎝にもなります。
日なたと水はけのよい用土を好みます。生長は早く大きくなりますが、強風で倒れやすいので添え木などで補強してあげるといいですね。東京以西では庭植えできます。春にミモザの花が咲くお家、素敵ですよね。
▼ミモザの育て方についてもっと詳しくはこちら
▼ミモザの花言葉はこちら
ミモザの日とは
3月8日は「国際女性デー」です。国際女性デーとは、女性の政治的自由と平等を訴える日として国連が制定した日です。
そしてこの日は、イタリアでは「女性の日」とされ、女性への日頃の感謝の気持ちをこめて男性から女性へミモザの花を贈る習慣があります(ミモザの日)。ミモザを贈られた女性たちは、この日は家事や育児から解放されて外出や外食を楽しむのだそうです。
なんてうらやましい習慣でしょう。
▼国際女性デーについてもっと詳しくはこちら
ミモザのフレッシュリースの作り方
ミモザのリースの材料
リース台、ワイヤーまたは麻紐、はさみ
フレッシュなミモザ
リースのサイズや出来上がりのサイズ、ミモザの枝ぶりによっても必要な枝数が異なりますので、随時適量を準備してください。
ミモザのリースの作り方
今回は20㎝のリース台を使います。ワイヤーで、つるす時のためのわっかをはじめに作っておきます。
その隣にリース用のワイヤーを2~3回リース台に巻き付けます。ワイヤーのはじっこは、最後にまとめるために長めに残しておきましょう。
ミモザの枝を枝分かれしているところでカットして、小さい枝をたくさん作っておきます。
ミモザの枝を2本くらいまとめて、リース台にきつく巻き付けていきます。
ひとつ前に巻き付けたワイヤーの位置に次のミモザの花の部分が重なるように、少しづつ位置をずらしてワイヤーで順々に巻き付けていきます。
もうすぐ1周しそうなところです。巻き始めのミモザと、最後に巻き付けるミモザの境目が自然に見えるように入れていきましょう。
最初に残しておいたワイヤーと、1周したワイヤーを巻き付けてねじり、カットして見えないようにします。
完成です。出来上がったばかりの時はまだ水分を多く含むため、出来上がってすぐに壁にかけると重力で下に下がりがちです。数日間平置きした後に壁に飾ると美しい形のドライフラワーになります。
今回は20㎝ほどのリース台を使い、出来上がりサイズは30㎝ほどになりました。
▼リースの土台を使わずに作るミモザのリースはこちら
残ったミモザで作る小さな簡単リースの作り方
ミモザの小さな簡単リースの材料
残ったミモザの花、ユーカリの葉(お庭にある常緑樹の葉など)、リース台、はさみなど
ミモザの小さな簡単リースの作り方
ユーカリの枝を、リース台のつるの隙間にさしていきます。
上からと横からのバランスを見ながら全体的にさしていきます。
最後に、ミモザの枝をリース台のつるの隙間に差し込んで完成です。キャンドルを真ん中に置いても素敵です。
壁に飾るなどでしっかりと固定したい場合は、グルーで接着すると安心です。
▼ミモザのオシャレな飾り方はこちら
アーティフィシャルフラワーのミモザで作るリース
これは、アーティフィシャルフラワー(造花)のミモザとユーカリなどのグリーンを使って作ったリースです。一つ前の写真(フレッシュなミモザとユーカリの葉を使って作ったリース)と違いがわかりますか?最近の造花は微妙なニュアンスまで本物そっくりで美しいので、さすがにそばで見ると香りや質感が違うものの、離れて見るとかなり本物に近い雰囲気に仕上がって驚きます。
花粉が気になる方や、フレッシュな植物を持ち込めない場所などにも重宝するのでおすすめです。
アーティフィシャルフラワーのミモザリースの作り方
ミモザのアーティフィシャルフラワー(造花)を用意します。
アーティフィシャルフラワー(造花)のグリーンがあらかじめ付いているリース台や、ひげつるリースなどのリース台を用意します。
グリーンがあらかじめ付いているリース台には、ミモザのアーティフィシャルフラワー(造花)をサイズ違いに小さく分けてワイヤリングしてランダムにさします。
全体にさし終わったらグルーで接着して完成です。
室内の直射日光が当たらない場所に飾ると、色あせることなく長く楽しめます。
ひげつるリースを土台にする場合には、枝を長めに切り分けて端っこをつるに挟み込み、枝の上の部分をリース台に沿わせてワイヤーで動かないようにとめてグルーで接着します。
ミモザの枝を少しずらしながら重ねて同じように数本リース台に付けていき、好みのリボンを巻いて完成です。屋外に飾ると砂ぼこりなどでミモザが黒く変色してしまうので、室内に飾ると美しい状態で長く楽しめます。
▼アーティフィシャルフラワーで作るリースのデザイン例はこちら
ミモザのまとめ
ミモザの花の季節である3月は何かと忙しいですよね。気づくとミモザの日もミモザの季節も過ぎてしまったなんていう年もありましたが、今年はミモザのリースを作ることができました。
フレッシュのミモザは、使うミモザの枝ぶりによってリースの出来上がりの雰囲気が全く変わります。つぼみが多くてグリーンが目立つ爽やかな雰囲気なのか、満開の花が多くて全体が黄色に輝くリースになるのか。その時その時のミモザとの出会いで、違うリースが作れることも楽しいですね。
アーティフィシャルフラワー(造花)で作るミモザのリースは、花粉が苦手な方や、フレッシュな植物を持ち込めない場所でも気軽にミモザの季節を楽しめるアイテム。一度作っておけば毎年ミモザの季節に出して飾れるのもいいですね。
それにしてもイタリアの「ミモザの日」の習慣を、日本でもぜひはやらせたいところです。そのためにはまず、一番小さな社会である家庭から!ということで、「ミモザの日には家にミモザを飾る。」「家でミモザを育てる。」そんなことを習慣にしていきたいと思います。
皆様もぜひ、暮らしの中にミモザを取り入れてみてはいかがでしょうか。
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