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「す」からはじまる植物11-30件 / 全44件

スミレ(すみれ・菫)

  • スミレという名前は、スミレ科スミレ属の総称のように使われていますが、本来は「スミレ」と名付けられたViola mandshuricaのことを指します。mandshuricaとは中国を意味する言葉ですが、スミレは日本原産の植物です。日本の風土に馴染みやすく、非常に育てやすい植物です。 スミレの花は形が特徴的で、花の後部が突き出して細長い袋状となっており、ここが蜜を分泌する蜜房となっています。スミレという名前の語源は、その花の横から見た姿が大工が使う墨入れ(墨壺)に形が似ていることから付いたと言われていますが、諸説ありますので定かではありません。 スミレは日本に自生する多年草で、野山や森以外に街中でも見かけられます。典型的な虫媒花で、その花の蜜を求めてやってきた昆虫の体に付着した花粉が、次の花に移動して授粉するという仕組みです。けれど、実際にはこの方法で結実することは少ないと言えます。春の開花期を過ぎた夏から秋、環境がよければ冬でも、閉鎖花と言って蕾の段階で自家受精して結実します。スミレが花を咲かせていないのに、種を作っているのを見かけるのはこのためです。

ストレリチア(極楽鳥花)

  • ストレリチア属は花が極楽鳥に似ていることから極楽鳥花属とも呼ばれています。極楽鳥花と呼ばれる種は主にストレリチア・レギナエ(レギネー)ですが、ストレリチア(極楽鳥花)属には他にも葉身がないストレリチア・ジュンセア、有茎で大型になるストレリチア・ニコライなどがあります。また、レギネーとジュンセアの自然交配種も確認されています。 さらに一般的にオーガスタと呼ばれて流通しているものは大型のストレリチア・ニコライとなりますが、これは誤りで本来オーガスタと呼ぶのはニコライに非常に似た品種のアルバになります。こちらは流通量が少なく、花冠の色も異なるようです。

ティランジア・ストラミネア

  • ストラミネアは古い葉っぱがスカートの様に下に垂れ下がる見た目をしたティランジア(エアプランツ)です。葉は肉厚ながらも柔らかく、毛足の長いトリコームが生えています。花を甘い香りがあり、開花期間も長いです。

ティランジア・ストレプトフィラ

  • ストレプトフィラは乾燥しているときと潤っているときの草姿が大きく変わる大型のティランジアです。セレリアナと同様に葉と葉の間に空間があり、アリが住めるようになっています。アリと共生する理由については、アリの出す排泄物を栄養源としているためと言われています。

スズラン(鈴蘭・すずらん)

  • スズラン(鈴蘭・すずらん)は春に開花する多年草です。漢字で書くと「鈴蘭」ですが蘭の属性ではありません。自生するものでは、中部地方より北側の涼しい高原などに生えています。葉は緑色で幅5cm前後のものが2,3枚生えてきます。葉の間から真直ぐに花茎が伸びてきます。葉の長さは10cmほどですが、花茎はそれよりも長く生長します。そして、花茎から10個ほどの花を咲かせます。スズラン(鈴蘭・すずらん)というその名前の通り鈴のようなフォルムの花を下向きに咲かせます。スズラン(鈴蘭・すずらん)の花は真っ白で直径は1cmに見たない程小ぶりです。可憐で素朴なその姿が多くの人に愛されています。

スイカズラ(ハニーサックル)

  • スイカズラ(ハニーサックル)は英名をHoneysuckle(ハニーサックル)とも言い、春に香りの良い花を咲かせる半落葉性つる植物です。 スイカズラ(ハニーサックル)の花は、咲き始めは白、次第に黄色と変化します。色が変化するので1本の株に白花と黄花が咲いているようにみえることから、「金銀花」という別名を持ちます。また、冬も緑の葉を絶やさないので「忍冬(ニントウ)」という別名もあります。 スイカズラ(ハニーサックル)は花の蜜を吸うと甘いことから「吸葛(すいかずら)」という名前が付きました。花の形が特徴的で、上下に大きく分かれた花びらの真ん中から雌しべと雄しべが飛び出すように付いています。日本原産の植物ですがヨーロッパで品種改良され、香りの良さから人気が出た植物です。非常に繁殖力が強いため、一部の国では害草として指定されています。 丸みを帯びた卵型の葉が茎に対し二枚両側に付き、葉の付け根から花が咲きます。花後2つの小さな実が付きます。夏の間は濃いグリーンをしていて、熟すと光沢のある黒に変化します。

スズメノエンドウ

  • スズメノエンドウは春に開花するマメ科の越年草です。野原や田畑、河原、花壇や植え込みなど、身近なところに自生します。同じマメ科ソラマメ属のカラスノエンドウよりも小さいのでスズメノエンドウというのが名前の由来です。 葉の先の巻きひげを伸ばし、周囲の植物に絡むようにして生長します。絡むものがなくても独立します。その場合、真直ぐと上にではなく、横に倒れるように伸びていきます。 スズメノエンドウは2~3㎜程度の非常に小さな花を花茎の先に4~6個咲かせます。花色は限りなく白に近い淡い紫色をしています。葉も花と同様に非常に華奢で、雑草が生い茂っているような場所では目立ちません。目立たないながらも群生をするので、満開の時期は草むらの中でも存在感を発揮します。

ティランジア・スークレイ

  • スークレイはブラジルの固有種で、岩着生種になります。草丈が10cmにも満たない小型種で、細い葉とトリコームの生えた銀葉が繊細な印象を与えます。 また、スークレイはティランジア・ガルドネリのように古い葉が新しい葉に押し出されてスカートのように下葉が溜まっていき、水を吸収しやすくしているようです。 ピンク色の花苞に淡いピンク色の花を咲かせる美花種で、開花後は自家受粉する傾向にあるそうです。

薄(ススキ)

  • 薄(ススキ)は、日本の秋を代表するイネ科の多年草です。中秋の名月にも薄(ススキ)を飾るのが習わしとなっている他、秋の七草のひとつである尾花(オバナ)とは薄(ススキ)のことを指します。 薄(ススキ)は、草丈1~2mほどにもなります。晩夏から秋にかけてすっとした細い葉と茎の間から、穂を出します。そのまま、秋の終わりになると種子を風に乗せて周囲に飛ばします。この種子でも増えると同時に地下茎でも増えます。さらに痩せ地でも良く育つため、あまり土壌を選びません。 薄(ススキ)は、日当たりの良い場所を好み群生します。秋になると河原や線路わきの土手など日当たりの良い場所で薄(ススキ)が群になって生えているのを見かけます。秋が終わり、冬になってもそのままドライフラワーのようになるので、その姿を枯れ薄(ススキ)と呼び、季語として使われます。 園芸品種で葉に斑の入ったものや、あまり大きくならない種などもあります。

スカビオサ(松虫草)

  • スカビオサは、和名をマツムシソウという多年草です。外側の花びらは放射状に広がり、中心部には小花の集合体が咲く特徴的な花です。一輪でも複雑な表情を見せてくれます。園芸品種も多く存在し、多彩な花色と花のサイズが切り花としても人気です。

スイレン(睡蓮)

  • 世界各地の熱帯、亜熱帯、温帯に約40種類分布する水生草本で、地下茎または塊茎をもっています。葉は長い葉柄をもち円形や楕円形をして水面に浮いています。 40種のうちの多くは熱帯地域に自生する熱帯性スイレンです。これは昼咲きと夜咲きがあり、花は長い花柄をもって水面から出ています。 葉は広い楕円形で欠けている部分が温帯スイレンに比べて大きく深く、葉柄が長く水面から突き出ています。冬場でも最低15度以上の温度と水深30cm以上の水槽が必要になります。 一方、温帯性スイレンの花は昼咲きのみで水面に浮きます。葉も花と同様に円形で水面に浮かびます。全体で5~6品種ほどしかありません。

スイートピー

  • スイートピーは、マメ科の半耐寒性のつる性一年草でシチリア島が原産です。2m近くにまでなり、長い花柄の先に蝶形の花が1から4つつきます。一見野菜のさやえんどうに似ていますが花が大きく花色がカラフルで紅紫、緋赤、クリーム、桃紅など豊富です。芳香があり別名ジャコウレンリソウ(麝香連理草)とよばれています。品種数が多く開花時期によって冬咲き種、春咲き種、夏咲き種に分けられます。また矮性種もあります。家庭では秋まき春咲きの品種や矮性種が作りやすいです。スイートピーは切り花も多くインクの吸い上げで色づけされた自然界にはない青色や虹色のスイートピーも流通しています。

スプラウト

  • スプラウトとは、種が発芽してまだ間もないころの状態をさします。 これから大きく生育していくために、必要な栄養素を多く含んでいる、栄養価が高いとされている野菜です。 発芽して新芽を出し、本葉が出る以前の双葉の状態で出荷されるのがほとんどです。 スプラウトの代表的な種類として、もやし、カイワレ大根、ブロッコリースプラウトなどの種類があります。 ほとんどのスプラウトが、清潔な工場内で栽培されるために、サラダなどの生食で食べることができます。 また、スプラウトは種さえあれば、ご自宅にある材料で気軽にスプラウトを栽培できるために、キッチンガーデンとしても人気の野菜です。

スペアミント

  • ハーブと言われたらまず思い出すのが清涼なミントの香りですね。スペアミントは別名オランダハッカやチリメンハッカと言い、1000種類以上あると言われるミントの品種の中でも特に香りがきつくなく生食に向いた万人向けのミントです。ペパーミントと同様に様々な料理やお菓子、歯磨き粉などの製品に用いられます。ややしわのよった葉をつけ、夏には白~薄い桃色の穂のような花を咲かせます。非常に強健で、一株植えたら何もしなくても庭中にはびこってしまうほど。雑草すら駆逐し、一部では「ミントテロ」、「生物兵器」と呼ばれるほどの生命力があります。栽培は非常に簡単で、初心者や子どもにもおすすめのハーブですが、地植えにする際は少し気をつける必要があります。

ティランジア・スカポーサ

  • グアテマラ原産のティランジアでティランジア・イオナンタに草姿が似ています。 両者を見分けるポイントは開花時の花苞の有無で、スカポーサは花苞を形成し花を咲かせますが、イオナンタは花苞を形成しません。 また、イオナンタよりも高湿度を求める傾向があります。 コルビーという名前で流通することがありますが、T. kolbiiは流通量が非常に少なく、スカポーサとは別種です。

ティランジア・ストレプトフィラ × ティランジア・コンコロール

  • ストレプトフィラとコンコロールの交配種になります。 ティランジア・レディという名前が付いていますが、これはオリジナルの1株から栄養繁殖されたものにしか本来はつきません。 ストレプトフィラ×コンコロールは実生で増やされているため見た目の変異が多く、ストレプトフィラ寄りのものからコンコロール寄りのものまで様々です。 性質的にはとても強く、ストレプトフィラと同等の管理でも問題はないでしょう。

ステレオスペルマム

  • ステレオスペルマムは幼葉が艶やかで美しくい観葉植物になります。 一般的に流通しているものは幼い株で、成長すると幹が木質化してきます。 枝に小さな葉が展開する姿は非常に可愛らしいですが、日光が足りない薄暗い場所で管理してしまうとヒョロヒョロと徒長してしまい、だらしない姿となってしまいます。 また、日光が強すぎても葉焼けを起こしてしまうため、そのあたりの見極めが育てるうえでのポイントとなるでしょう。 大きくなってしまえば特に問題はないのですが、よく流通している幼株の状態だと乾燥に弱く空中湿度を多く求めます。 そのため葉水などでマメに加湿してあげましょう。 葉に斑が入った品種も流通しており、夏場は涼し気な姿を楽しむことが出来るでしょう。

ティランジア・スファエロセファラ

  • ボリビア原産のティランジアで、メタリックの薄い葉が美しい品種です。 葉が薄いため暑さに弱い印象がありますが、意外と強健で、根張りも良く比較的育てやすいです。 ティランジア・シュレイテリー(T. schreiteri)のシノニムという説もあります。

スパティフィラム

  • スパティフィラムは熱帯アメリカの多年草で、アンスリウムやカラーなどと同じサトイモ科に属しています。 純白の仏炎苞をもつ花が美しく、多数の花が同時に開花している様子は素晴らしいです。 小型種から大型種まで様々な品種がありますが、日本で作出されたスパティフィラム・メリーが一般的に多く流通しているようです。 寒さに弱いので鉢植えが一般的ですが、夏の間の気温が高い時期に庭の日陰に植えこみ、花を楽しむことができるようです。 肥料をよく好み、施肥が足りないと花付きが悪くなることがあるそうです。

ティランジア・ストリクタ・ピニフォルミス

  • ブラジルの固有種で、近年命名された新種のティランジアです。 ストリクタとは思えない濃いトリコームに、紡錘型の草姿が特徴です。 標高2000m近くにある岩場や崖などに着生している岩着生種で、乾燥に強いです。 管理するときも乾燥気味にしないと形が崩れてしまいます。 花はストリクタそのものですが、開花後に中々増えません。 以前は別種のカルミネアとして流通していましたが、全くの別種です。 育てやすく葉も花も綺麗な品種なので、小型銀葉種好きの方に特におすすめです。
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