浴室の環境に向いている観葉植物10選と管理で気をつけたいこと
LOVEGREEN編集部
このライターの記事一覧
浴室の環境でも比較的育てやすい観葉植物と、浴室に置く上で気をつけたい管理のこともまとめてご紹介します。浴室に観葉植物を置いてみませんか。
スペースがない場合でも、ゆっくり入浴するタイミングに、その時だけ観葉植物を持ち込んでリラックスタイムを楽しんでみるのもいいかもしれないです。
目次
まずはお風呂チェック!
この2点はお風呂で観葉植物を楽しむためには重要になります。
・窓はありますか?
・日当たり、風通しはどんな感じ?
観葉植物には日光と風通しが大事
日当たり
上記のチェックポイントで、窓がなかったり、日当たり、風通しが悪かったりするお風呂場は、観葉植物を育てるには好ましくはありません。 日当たりが悪く、窓がないお風呂場に観葉植物を飾りたい場合は、ずっとお風呂場に置くことは避けて、日当たりと風通しの良い環境に移動するように。レースのカーテン越しの明るい日陰や半日陰で日に当てて育てることが望ましいです。朝、出かける前に日当たりの良い場所へ移動させるのもよいでしょう。
風通し
窓がある場合は、日頃から窓を開けて換気をしましょう。観葉植物にとって、窓の閉めっぱなしはお風呂場に限らず好ましくありません。 特に浴室内は湿気もこもりがち。この状態が続くと観葉植物は蒸れて、葉を落としたり、病害虫への抵抗力を失ってしまったりと、観葉植物の傷みや枯れる原因になります。
耐寒管理
浴室は気温が低くなりやすい環境です。これからご紹介する浴室に向いている観葉植物は、高温多湿を好みますが、寒さには弱い植物が多いです。
秋以降、窓際に置いている場合は、気温の変化に要注意。夜に急激に温度が下がるので、いつの間にか枯れてしまう可能性があります。 寒くなってきたら植物の様子を見て、浴室から室内の部屋に移動した方がよい場合もあります。
窓がない浴室の場合など、温度があまり下がらない環境もありますので植物の様子を観察しながら調整しましょう。
浴室に向く観葉植物
ここで紹介する観葉植物は、日当たりの悪い場所でも育てることができる「耐陰性」のある種類をピックアップしています。いくら耐陰性が強くても、あまり長期間暗い場所に置き続けると、さすがに弱ってしまいます。日当たりが悪い場合は、お気をつけください。
アジアンタム
ライトグリーンの細かい葉が空間を明るく演出してくれるアジアンタム。寒さには弱いため、冬場、10℃程度になったら暖かい室内に取り込むようにしてください。冬は生長が緩慢になります。水やりの回数は減らし表面の土が乾燥してから2~3日経ってから水やりをしてください。
▼アジアンタムの詳しい育て方
フレボディウム
青みがかった色と、マットな質感の葉が特徴のシダ植物です。 高温多湿に強く、耐陰性もあるため、日光が入る浴室で育てやすい観葉植物です。 株の中心から広がるように生長し、光が当たると細く繊細な葉脈が透けて見えるところもオススメポイントです。
▼フレボディウムの詳しい育て方
アスプレニウム
黄緑色の葉がさわやかな印象のアスプレニウムは、湿気のある環境を好みます。そのため浴室など湿度の高い場所でも育てやすいです。風通しの良い明るい日陰のような場所で管理してください。寒さには弱いので冬は暖かい場所で管理し、こまめに葉水をするのがよいでしょう。
▼アスプレニウムの詳しい育て方
オリヅルラン
耐陰性だけではなく、耐寒性も優れ、丈夫で育てやすいことで昔から人気の定番観葉植物です。子株で増やすことができたり、水耕栽培もできたりといろいろ楽しめます。浴室の窓辺に吊るして飾ってもよさそう。
▼オリヅルランの詳しい育て方
セローム
水を好み、強い日光が苦手なセロームも観葉植物の中ではお風呂での管理はしやすいほうです。水を好むとは言え、常に濡れっぱなしはNG。土が乾いてから水やりをしてください。
▼セロームの詳しい育て方
モンステラ
切れ込みの入った大きな葉っぱが特徴のモンステラ。熱帯雨林に自生する植物なので耐陰性があり、日の入る多少暗めの場所や窓から離れた場所でも育てることは可能です。半日影、高温多湿を好むためお風呂に飾るには向いています。
▼モンステラの詳しい育て方
コウモリラン(ビカクシダ)
コウモリランは東南アジア、オセアニア、アフリカ・マダガスカル、南アメリカに分布していて、「ビカクシダ」とも呼ばれるシダ植物です。高温多湿に強いので、浴室に飾って楽しむことはできます。コウモリランの名前でも流通しています。株元に張りつくように出た「貯水葉(ちょすいよう)」と鹿の角のような形をしている「胞子葉(ほうしよう)」二つの生長が楽しめます。寒さには弱いので、冬は浴室に置きっぱなしにしないで、暖かい室内で管理しましょう。
▼コウモリラン(ビカクシダ)の詳しい育て方
ポトス
熱帯地域原産のポトス。日当たりの悪い環境でも育ちますが、日光に当たっているほうが葉色も美しく、間延びしないで締まった株に育ちます。つる性なので吊るして飾るのもおすすめです。
▼ポトスの詳しい育て方
セネギネラ
高い湿度を好みます。半日陰、寒さに強く、這うように広がる性質があります。
クサソテツ
日陰や半日陰で育ちます。乾燥に弱く葉が枯れてしまうので、水を切らさないようにしましょう!
浴室に観葉植物を飾る時に気をつけたいこと
最後にお風呂に観葉植物を飾る時に気をつけたいことをまとめました。
熱いシャワーはNG
私たちもいきなり熱々のお湯をかけられたらびっくり!それどころか火傷することだってあります。熱いシャワーが直接植物にかかることは避けてください。
シャンプー、ボディーソープの泡からは守ろう
無意識にシャンプーやボディーソープの泡などがはねて植物にかかっていることもあります。できれば泡などがかからないよう意識するほうが望ましいでしょう。
気になる観葉植物はありましたか。
植物と一緒に、身も心もリラックスできるバスタイムをお過ごしください。
関連ワード
今月のおすすめコンテンツ
「浴室の環境に向いている観葉植物10選と管理で気をつけたいこと」の記事をみんなにも教えてあげよう♪