ドライフラワーとしても楽しめる!アナベルのリースを作ろう
金子三保子
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アジサイの仲間のアナベルは花のつき方が新枝咲きのため、剪定時期の決まりごとが西洋アジサイより自由なところがよいところです。初夏の咲き始めは白のアナベルが秋色のグリーンになるまでゆっくり楽しめます。今回は秋色グリーンのアナベルを使ったリースの作り方をご紹介します。
目次
アナベルって?
アナベルは、アメリカアジサイやアメリカノリノキの別名を持つあじさいの仲間の落葉性低木です。
初夏に20~30cmの大きな花が開花し、咲き始めはグリーン色の花が、咲き進むと白に変化し、秋になると、褪せたグリーンの秋色に変化します。性質がとても丈夫で管理も楽なので、最近とても人気があります。咲き始めから数か月間、花の色の変化を楽しめるのも魅力のひとつです。
秋色になったアナベル
花市場で仕入れたアナベル。今回は、人の頭より大きなサイズでした。一輪で生けても豪華です。
アナベルの出回りは、夏から10月くらいまでです。リースに使うのは、褪せたグリーンの秋色になったものを使います。アナベルは秋色グリーンになると、きれいなドライフラワーになりやすい状態になります。
アナベルのリース・用意するもの
・アナベル1本
褪せたグリーンの秋色になった状態のアナベルを使います。秋色になったアナベルは、きれいにドライフラワーになります。
・土台のリース
・グルーガン(木工用ボンドでも代用可)
グルーガンは、水鉄砲を持つような感じで使います。コンセントをさしてボンドを温め、溶けたボンドが出てくる仕組みです。ボンドが出る部分と溶けたボンドは高温なので取り扱いには気を付けましょう。
・グルーガンスティック
・はさみ
アナベルのリースの作り方
作り方は簡単です!
アナベルを小分けに分解して、リースの土台につけていきます。
アナベルの花の特徴
後ろから見たアナベル。無数に枝分かれして一輪の花となっています。
アナベルを分解
大輪のアナベルを、分解します。
分解したアナベルをリースにつける
・リースにグルーガンを流し込み、アナベルの茎先をグルーガンを流し込んだ部分に差し込みます。
・この作業をリース一周がアナベルで埋まるまで繰り返します。
・リースの上部分だけでなく、側面の部分にもアナベルをつけていくと、立体感のあるリースに仕上がります。
・今回は生花のアナベルを使っています。数日でドライフラワーになっていきますが、ドライフラワーになる過程でアナベルは縮みます。少なめにつけた場合、スカスカになってしまうので、たっぷりめにつけていくと、見た目がきれいに仕上がります。
アナベルのリース、完成!
グルーガンがない場合は、木工用ボンドでも代用可能です。ボンドの場合は、グルーガンよりボンドが乾くまでに時間がかかります。
今回は、シンプルにアナベルだけで作りましたが、アナベルのリースを土台に、花や葉、実などを飾り付けると、華やかなリースになります。
アナベルを育てている方は、剪定したアナベルを使って作ってもいいですね。アナベルの生花は、10月くらいまで花屋さんで販売しています。簡単に出来るので作ってみてはいかがでしょうか。
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