オーバルリースを作ってみよう|基本の作り方と季節ごとのおすすめの花
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定番のリースも素敵ですが、エレガントで大人っぽい雰囲気のオーバルリース作りにチャレンジしてみませんか。オーバルリースの基本の作り方から季節ごとのおすすめの花、コツやポイントを紹介します。
目次
オーバルリースの作り方

オーバルリースとは、楕円形のリースのこと。リースといえば「円形」が定番ですが、あえて形を崩すことで、スマートで洗練された印象になります。
オーバルリースのベースの作り方
最初に楕円形のリースベースを作ります。
用意するもの
- ワイヤー #20 2本
- 茶色の地巻きワイヤー #30 数本
- フローラルテープ茶色
- サンキライなどのつる
作り方

1. 強度を出すためにワイヤーを2本まとめてフローラルテープで巻きます。このワイヤーにつるを巻きつけるので、色馴染みのよい茶色のフローラルテープを使用しましょう。

2. 最初にボウルやお皿などに巻きつけて円形を作ってから手で縦に引き伸ばし、オーバル(楕円形)に整えます。

円形にしたワイヤーの両端を、こぶしを軽く握るような手つきで持ち、ゆっくりと上下に引き伸ばしましょう。指先だけで引っ張ると角ができてしまうので注意してください。

3. 楕円形に整えたら、ワイヤーに沿わせるようにつるを巻きつけ、ワイヤー#30で留めていきます。

ワイヤーが隠れるまでつるを巻いたら、オーバルリースのベースの完成です。

※手順2 のつるを巻きつける前のワイヤーだけの状態から、通常のリースと同じように花を編み込んで作っていくこともできます。その場合は、全体に均一に花が入るように意識しましょう。
▼花を編み込むリースの作り方を、細かく手順を追って紹介しています。参考までにご覧ください。
花を入れる

オーバルリースの洗練された印象と抜け感を強調するために、全体に花を入れるのではなく、アシンメトリーなデザインに仕上げました。
用意するもの
- 好きなドライフラワー数本(今回はスターチス2種を使用しました)
- 使用したいリボン
- 吊り下げようの麻紐
- ハサミ
- グルー
作り方
1. 花を2~3cmに切り分けておきます。この下準備を行うことで、均一にバランスよく仕上がります。
2. リースベースを4分割した左下辺りに、ボリュームを出すように意識しながら、花をグルーで付けていきます。アシンメトリーになるように、対称になる右上にも少量の花を付けましょう。
3. 全体を見て、好みのバランスになったら完成です。最後にリボンと吊り下げ用の輪を結んで飾りましょう。
コツとポイント
先にワイヤーで楕円形を作ってからつるを入れることで、形の整ったベースが出来上がります。
オーバルリースに使いたい。季節ごとのおすすめの花
通年
スターチス

スターチスは、枝いっぱいに咲く小花が魅力。白やクリーム、アプリコットカラー、ピンク、紫など、色の種類の豊富さも人気の理由です。ぎゅっと詰め込むよりも、ゆったりとした抜け感を意識して使用しましょう。
ペッパーベリー

ピンク色の小さな実がかわいいペッパーベリーは、ドライにされたものが通年流通しています。崩れやすいので、小さな房にカットして、少しずつ使うのがコツ。小花ばかりのリースのアクセントに使用すると全体の雰囲気を引き締めてくれる効果があります。
ユーカリ

ユーカリは冬に流通量が増えますが、一年中手に入りやすい枝ものです。くすんだグリーンの葉は柔らかい印象で、どんな花とも相性が良く、使いやすいのが魅力です。
ワイルドフラワー

リューカデンドロンやライスフラワーなど、ワイルドフラワーと呼ばれる南半球の花は、ドライフラワーにしやすく、型崩れも少ないので、リースに使用しやすい花材です。
春
ミモザ

ふわふわの黄色い花がかわいらしいミモザは、春のドライフラワーの定番。乾燥するとポロポロと崩れやすいので、生花のうちにリースに使用して、リースにしてから乾燥させていくのが上手に作るコツです。
バラ

通年流通しているバラですが、本来の開花時期は晩春から初夏です。この時期になると香りの良い国産のバラが店頭に並びます。ちょっともったいないように感じますが、ドライフラワーにするなら鮮度が良いうちに乾かすようにすると、色がきれいに残ります。
ラナンキュラス

春しか流通しないラナンキュラスは、ドライフラワーにすると乾燥してきゅっと花が小さくなるのが特徴。小ぶりなリースに使用しやすく、たっぷりとした花びらが全体の雰囲気に奥行きと深みを演出してくれます。
夏
カーネーション

初夏から夏に流通量が増えるカーネーションは、ドライフラワーにしても鮮やかな色が残りやすい花。スターチスなどの小花と合わせると、全体が締まります。
アナベル

アナベルは、グリーンに変化してからドライフラワーにしましょう。咲き始めの白い花は水分が多く、きれいに乾燥しません。ライムグリーンの花は、どんな花とも相性が良く、全体を明るい印象にしてくれます。
ラベンダー

夏のドライフラワーの定番であるラベンダーは、乾燥しても香りが良いのが魅力です。濃い紫色の花は大人っぽく、エレガントな雰囲気のリースによく合います。花のラインをオーバルリースの縦のラインに合わせるように入れていくと、きれいなフォルムに仕上がります。
ヘリクリサム(ムギワラギク)

ムギワラギクという名前でも流通しているヘリクリサムは、ピンクやオレンジ、黄色などの明るい色が特徴。きゅっと固く閉じたようなフォルムの花は、アナベルのような軽やかな小花と合わせると、お互いのテクスチャーを強調し合うことができます。
ルナリア

パラフィン紙のような透明感が魅力のルナリア。流通している白く平たい楕円形のものは、実のサヤの中にある「隔壁」という膜のような部分です。独特なテクスチャーが魅力で、繊細な印象を強調する花材です。
秋
秋色紫陽花

くすんだアンティークカラーが多くの人を魅了する秋色紫陽花は夏の終わりから秋に流通量が増えます。自然な色のグラデーションがリースに深みを与えてくれます。
センニチコウ

コロンとしたフォルムがかわいいセンニチコウは、色の変化が少なく長持ちすることから、ドライフラワーの定番。ピンクや赤、白などの色のバリエーションがあり、リースの雰囲気に合わせて選べるのも魅力です。
冬
ノバラの実

晩秋から冬に赤く色づくノバラの実は、冬のリースに欠かせないアイテム。宝石のような赤い実は他の花との相性が良く、ポイントとして使用すると見映えします。
コットンフラワー

コットンフラワーは、花ではなく実であり、コットンの原料となるもの。色は白の他に、茶色やグリーンなどがあります。ふわふわとした実は暖かな印象で、冬に使用したくなる花材です。
木の実

クリスマスが近づくと流通量が増える木の実たち。スターアニスにユーカリ、ナンキンハゼなどユニークなものが揃います。ゴールドやシルバーに色付けされたものも増えるので、アクセントに使用してみてはいかがでしょうか。
美しいオーバルリースを作るコツとポイント

アウトラインを崩さない
少し枝や葉が飛び出している方が、ナチュラルな雰囲気に仕上がります。ただし、やりすぎるとせっかくのオーバルのフォルムが台無しになってしまうことも。リースベースの曲線に添わせるように花を入れるのがコツです。
テクスチャーを活かす
秋色紫陽花とペッパーベリーや、ヘリクリサムとアナベルといったように、小花と固いものやフォルムのしっかりとしたものを合わせたり、小花ばかりを使用してふわっとした雰囲気の仕上げに、ベルベットのような重厚感のあるリボンを添えたり、テクスチャーの違うものを合わせると全体の雰囲気が引き締まります。
個性的でエレガントな雰囲気のオーバルリースで、お部屋の壁を彩ってみませんか。いつもの景色に変化が生まれます。まずは身近な花で気軽にチャレンジしてみましょう。
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