ナスの育て方 〜仕立て方編〜
LOVEGREEN編集部
このライターの記事一覧
ナスを植え付けてから、苗の先端の葉の紫色が一段と濃くなりましたか?
それはナスが新しく植え付けられた環境に順応し、土に活着したしるしです(品種にもよります)。これからグングン大きくなっていきますね。
次は上手に植え付けたナスの苗を仕立ていきましょう。
目次
ナスのわき芽とは
まずは、仕立て方をご紹介するうえでナスの「わき芽」からご説明します。
わき芽とは、上の画像のように「葉や茎の付け根から出てくる芽」の部分をいいます。
このわき芽を放置してしまうと、いろんな部分から枝が伸び主枝の栄養分も奪ってしまい、充実した実が収穫できません。そのため、不要なわき芽を取り除きナスの苗を3本仕立てにしていきましょう。
ナスの仕立て方
「秋茄子は嫁に食わすな」ということわざにもあるように、ナスは上手に育てると、秋まで長く収穫できます。長く元気に育てるために、しっかり仕立てていきましょう。
ナスの苗を植えて1週間以上たちました。上の画像のようにナスの一番花を起点にナスを3本に仕立てにしていきます。
3本仕立て
illustration:小野寺 葉月
一番花の下のわき芽を2本伸ばし、それより下のわき芽はカットします。
ナスの一番花の下に生えるわき芽は、比較的旺盛に生育する特徴があるため、この部分を生かして育てていきます。
ナスの支柱の仕方
ナスは主茎1本と側枝2本合わせて3本に仕立てにしますので、支柱も3本使用します。
スペースが狭い場合は、主茎とわき芽を1本だけ伸ばす「2本仕立て」にすると少しコンパクトにまとまります。
ナスの誘引
苗を支柱に誘引するときは、節の下に麻ひもを固定します。交差させることでズレずに固定することができます。
また、苗を痛めつけないように緩く結び、支柱の方で結びましょう。
▼ナスの関連記事
関連ワード
今月のおすすめコンテンツ
「ナスの育て方 〜仕立て方編〜」の記事をみんなにも教えてあげよう♪