寄せ植え初心者のボタピーズが挑戦!フォーチュンベゴニアの秋の寄せ植え
Botapii編集部
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フォーチュンベゴニアの寄せ植えレッスンの様子とワンポイントアドバイス
いよいよ寄せ植えレッスンスタート!まず、一方から見て美しい寄せ植え(一方見タイプ)か、どこから見ても美しい寄せ植え(四方見タイプ)のどちらを作るかを決めてから配置を考えます。今回は、ベランダに飾って部屋から眺めるイメージで一方見タイプに決定し、正面から見てフォーチュンベゴニアが映えるように苗の配置を決めました。
苗をポットからはずし、株元の枯れ葉やコケ、雑草などを取り除いて土の表面をきれいにします。
根がまわって窮屈そうな場合は、根を軽く崩して広げます。根を崩すことで根が活性化されて生長が良くなります。植物によっては根を崩すと逆に弱ってしまうものもあるので事前に調べておきましょう。今回使った苗の中では、フォーチュンベゴニアが根を崩さないで植える方が良いタイプです。
割りばしを使って、土の高さや苗が水平になっているかをチェックしました。
コプロスマの株分けは、初心者にはおすすめしていないところですが、先生のレクチャーのもとで挑戦してみることにしました!
今泉さんは緊張していましたが、丁寧に優しく根をほぐして株分けに成功しました。
ウンシニアの根を崩す時は、割りばしを使っても良いそうです!ポットまわりの根を毛羽立たせてあげると、根が新しい土になじみやすいと教わりました。
アルテナンテラの株分けも挑戦!今泉さんがどんどん上手になっていく様子に編集部メンバーも嬉しい気持ちで見守りました。
隙間に土を入れて完成です。初めから完成までずっと楽しそうで、私も一緒に作りたくなりました!
フォーチュンベゴニアの寄せ植え管理ポイント
完成後すぐの水やりは、何度かに分けて鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりとあげます。花や葉に水をかけるのではなく、株元に水やりしましょう。日当たりから半日陰の場所で育てます。
フォーチュンベゴニアの花は、咲き終わったら茎ごと取ります。ヒペリカムの実は、黒くなったらカットしましょう。
フォーチュンベゴニアとアルテルナンテラは寒さに弱いので、凍ってしまわなければ外で冬越しできます。寒くなる前に室内に取り込んで明るい窓辺で育ててもいいですね。春に霜の心配がなくなったら外に出して育てると、初夏に再び咲きます。フォーチュンベゴニアは真夏の高温多湿が苦手なので、夏は明るい日陰に置くと良いです。
寄せ植え完成後、今泉さんに感想を聞きました。
今まで寄せ植えってどんな印象でしたか?
「お庭でお母さんが楽しんでいるイメージで、自分では作ったことはありませんでした。」
寄せ植えを作ってみたら印象は変わりましたか?
「寄せ植えは切り花のアレンジメントのように、完成した時が一番きれいなものかと思っていたのですが、その後の生長の変化を楽しんだり、上手に管理すれば長く楽しむことができることを先生に聞いて知り、とてもいいなと思いました。こんなに可愛いベゴニアは見たことが無かったし、ヒペリカムは切り花では良く使っていたけれど、本来の姿はこっちだよなあ。と思ったり、カラーリーフも様々な色や形があってとっても可愛くて好きだと思いました。今回の寄せ植えはハロウィンに飾ってもいいですよね。」
作ってみて難しかった点は?
「植物の色や形に加えて、生長する姿を想像しながら配置を決めることが難しかったです。」
作ってみて楽しかった点は?
「苗を1ポットずつ植えていき、植物の色や形が徐々にプラスされてどんどん素敵な完成形に近づいていく時にとてもわくわくしました。」
また作ってみたいですか?
「はい!今回先生に教わったことを忘れないうちに早く作りたいと思います。苗の組み合わせを選べるかがちょっと心配ですが頑張ります(笑)。」
今回のレッスンをきっかけに、今泉さんにはどんどん寄せ植え作りを楽しんでもらえたら嬉しいです!
玄関やベランダに寄せ植えが一つあるだけで、その場がぐっと華やかになります。皆様もぜひ、気軽に作ってお楽しみ下さい。作り方を習いたい方は、寄せ植えのレッスンに行ってみるのもいいですね!
▼今回の取材で訪れた渋谷園芸練馬本店はこちら
Botapii紙面「季節を彩る寄せ植えづくり」もぜひご覧ください。
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