ぶら~んと伸びるユニークなお花!アマランサスの生け方や楽しみ方

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金子三保子

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世の中には不思議なカタチの植物がたくさんあるものです。今回ご紹介するのは、ぶら~んと垂れるユニークな咲き方をする花、名前をアマランサスと言います。

アマランサスの種が最近ヘルシーフードとして人気なので、花より種の方が認知されているかもしれませんね。

 

目次

アマランサス・Amaranthus

切り花のアマランサス

アマランサスはスワッグの花材としてもおすすめ!

 

アマランサス・Amaranthus

アマランサスは、ヒユ科ヒユ属(アマランサス属)の夏から秋に開花する一年草です。花の形は、だら~んと垂れるように咲くユニークな形をしています。アマランサスと言ってもたくさんの品種があり、今回ご紹介する種ほど垂れない品種もあります。品種にもよりますが、背丈が高い花なので、自然に咲いている姿はとてもワイルドです。

アマランサスは、別名「ヒモゲイトウ」とも言いますが、ケイトウはヒユ科ケイトウ属なので、細かいことを言うと植物的には違う分類となります。

 

アマランサスは、ヒユ科ヒユ属(アマランサス属)

アマランサスは、ヒユ科ヒユ属(アマランサス属)

 

長い花穂のひとつひとつは、かわいいモコモコしたユニークな形です。

長い花穂のひとつひとつは、かわいいモコモコしたユニークな形です。

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切り花のアマランサス

切り花として出回っているアマランサスは、赤やグリーンなどたくさんの品種があります。

自然の表情を生かしたいのなら、その流れを生かして垂れるように生けます。品種によって花丈は様々ですが、垂れるように咲くので、垂れる花穂の丈より長さのある高めの花瓶をセレクトするのがポイントです。低い花瓶だとテーブルに花穂がついてしまいます。

茎が柔らかめなので、アマランサス、ケイトウ類をお水に生ける時は「浅水」で生けます。

茎が柔らかめなので、アマランサス、ケイトウ類をお水に生ける時は「浅水」で生けます。

柔らかい茎の切り花は、水に使っている茎の部分が腐りやすいため、できるだけ浅めの水の方が長持ちします。水替えの時に、茎を数ミリずつ切り戻していくと、なおさら日持ちがします。

 

アマランサスを使ったアレンジ。

アマランサスを使ったアレンジ。

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アマランサスはスワッグの花材としてもおすすめ!

もともと垂れるように咲いている花姿なので、最近流行りのスワッグの花材にもとても向く花材です。スワッグとは、ドイツ語で「壁飾り」を意味します。花束を逆さにしたようにして飾るのが一般的です。

アマランサスは、花穂がかなり長い花材なので、ダイナミックなスワッグを作りたい時に適しています。

 

アマランサスは、乾燥させても色が残りやすいので、ドライフラワーにもおすすめの花材です。

アマランサスは、乾燥させても色が残りやすいので、ドライフラワーにもおすすめの花材です。

 

 

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いかがでしたか?

秋ならではの花材なので、お花屋さんで生のアマランサスを捜してみてください!

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金子三保子

フラワーコーディネーター、フォトグラファー、ライター。 2022年6月、日東書院本社より「植物のきもち ~がんばりすぎないガーデニング」出版。 ギフトや装花などのフラワーコーディネート、自身でコーディネートした作品の撮影、雑誌や会員情報誌への提案など幅広く活動中。現在は植物に関する記事の執筆にも携わる。庭仕事はライフワーク。映画「余命1ヶ月の花嫁」ブーケ製作。

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