百寿祝いのプレゼント! 喜ばれる花言葉を持つお花5選
三原広美
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百寿祝いに贈るプレゼントに迷っていたら、相手に喜ばれそうなお花を贈ってみませんか? 長寿を祝う気持ちをお花に添えて贈ってみましょう!
目次
■まとめ
百寿祝いとは
百寿祝の由来
百寿は、その漢字が表す通り、100歳を記念した長寿のお祝いです。読み方は「ひゃくじゅ」あるいは「ももじゅ」です。
100年は1世紀に当たることから、「紀寿(きじゅ)」と表すこともあります。
百寿祝いの時期
百寿の年齢は100歳です。長寿のお祝いをする時期は、満年齢の100歳か、数え年の99歳かで悩まれる人も多いでしょう。
数え年とは、生まれた時を1歳とし、1月1日で歳を数えます。つまり、お正月を迎えると年齢が1歳増えるという計算方法です。
満年齢とは、生まれた時を0歳とし、お誕生日を迎えると年齢が1歳増えます。「満〇〇歳」というように表記します。日頃、年齢を聞かれて答える際には、満年齢で答えています。
本来、長寿祝いは数え年でお祝いしていましたが、最近では、満年齢でお祝いをすることが一般的になっているようです。
決まりはありませんので、お祝いをする時期は、誕生日や敬老の日など、家族や友人、親戚が集まりやすい日程で決めるといいでしょう。
百寿祝いの場所
やはり100歳という年齢ですから、ご本人が無理をされないように計画しましょう。
お元気であれば、どこか自宅の外で場所を選んで集まってもいいでしょう。遠出をしないでも、ご自宅でご本人のお好きな食べ物でお祝いするのも、きっと楽しい時間が過ごせて、相手にも喜んでいただけます。
百寿祝いの表書き
ご祝儀袋は、紅白または金銀の蝶結びの熨斗(のし)を使用しましょう。
のしの上段には、「御祝」「敬寿」「祝百寿」「寿福」などと書き、下段には、フルネームを書きます。連名の場合は縦書きで連名や、子ども一同、孫一同などと書くのが一般的です。
百寿祝いの相場
贈る相手が両親の場合は2~5万円、祖父母の場合は1~3万円、親戚などの場合は1万円前後、それ以外の場合は数千円程度とされています。
ここに挙げた金額は、あくまでも一般的な相場で、金額自体に決まりがあるわけではないため、他の親族の方と相談したり、少し高価なプレゼントを贈りたい場合は、家族や兄弟などと共同購入するとよいでしょう。
百寿祝いのカラー
百寿のテーマカラーは「白色」です。百寿は「ももじゅ」と呼ばれることから、「桃色」のものを贈るのも良いとされています。
百寿祝いのプレゼント
よく選ばれるギフト
百寿祝いによく選ばれるプレゼントとしては、次のようなものがあります。
- お祝いの席で一緒に楽しめるケーキなどのスイーツ
- 座椅子やお箸などの実用品
- 名入れしたお酒や食器などの記念品
- 思い出の写真アルバム、色紙やお手紙といった、子供や孫からの手作りプレゼント
また、ピンク色や白色のちゃんちゃんこや座布団、扇子、頭巾などを用意して身に付けてもらいお祝いをするという慣習もあります。
普段は着る機会のないものなので、お祝いの席で記念撮影をしても楽しい時間になるでしょう。
お花のギフト
日本では、100歳以上の高齢者を意味する「百寿者」と呼ばれる人の数も、厚生労働省の2017年の調査では、全国で6万人以上に上り、50年後には50万~80万人になるという推計があるそうです。
百寿者になった100歳という年齢には見えないほど元気にされている方も、きっといらっしゃることでしょう。これからも元気でいてほしいと、健康を願う気持ちを伝えたいですね。
皆で集まって顔を見せながら、お花のプレゼントを直接手渡しすれば、相手の方も喜ばれ、お祝いの席も華やぐに違いありません。
百寿祝いのお花の注意点
フラワーアレンジメントを贈る際は、お祝いごとに避けるべき色や花を選ばないよう注意してください。
青と白、紫と白など、不祝儀の際に使われやすい色を主体としたフラワーアレンジメントは避けたほうが無難です。
朱赤、濃紫、濃黄色のような縁起の良い色や、オレンジ、赤紫などの明るく華やかな色を取り入れましょう。
主に仏花として使用される輪菊や小菊、花首が落ちることから縁起が悪いとされる椿など、一般的に祝事にふさわしくないとされる花は避けてください。
テーマカラーの黄金色のお花だけでなく、オレンジ色など、明るい色で温かみのある華やかなお花を選びましょう。
また、贈る相手をイメージした色合いのお花も喜ばれるでしょう。気持ちも明るく、前向きにもなれる、見ているだけで幸せになれるようなお花がいいですね!
百寿祝いにおすすめの花を5選まとめてみました!尊敬の念を込めて、長寿のお祝いに相応しい花言葉のお花を贈れば、素適なプレゼントにもなります。
百寿祝いにおすすめの花 1:コチョウラン
ランの中でもひときわ優雅なコチョウラン。色も多彩で、お祝いに贈るお花として、定番のイメージが定着しています。
蝶々が飛ぶ様子を思い起こさせることから、「幸せが飛んでくる」という花言葉を持ちます。
シックな白色、落ち着きのある紫色、優しい様子のクリーム色、どの色を贈っても、コチョウランは華やかさで気品もあり、贈った相手に喜ばれます。
▼コチョウランの花言葉詳細
百寿祝いにおすすめの花 2:バラ
ピンク色のバラの花言葉は、「上品」「温かい心」。白い色は「尊敬」「清純」、黄色は「献身」「美」というように色別に花言葉があります。
バラには存在感も人を惹きつける魅力もあるため、バラだけをまとめても、他の花と合わせても、華やかな印象のプレゼントになります。
▼バラの花言葉詳細
百寿祝いにおすすめの花 3:グロリオサ
英名の「Glory Lily(栄光のユリ)」が象徴するように、花の赤い色は力強さを感じさせます。
グロリオサという名前は、ラテン語で「見事な」という意味もあり、大胆さと繊細さをあわせ持つお花です。
花言葉は「栄光に満ちた世界」。個性的な花の姿は性別を問わず喜ばれるでしょう。
▼グロリオサの花言葉詳細
百寿祝いにおすすめの花 4:トルコキキョウ
トルコキキョウの花言葉は「希望」「清々しい美しさ」です。光沢のある絹織物を思い起こすような華やかで気品あふれる花の姿は、見ているだけで、花言葉のように前向きな気持ちになれます。
一重咲き、八重咲き、花の色もたくさんのバリエーションがあるので、白色はもちろんのこと、贈る相手の方のお好きな色も合わせてプレゼントしても素敵です。
▼トルコキキョウの花言葉詳細
百寿祝いにおすすめの花 5:ダリア
ふわっとして一輪だけでも存在感もあるダリアは、切り花でも鉢物でも人気のあるお花です。花言葉は「華麗」「優雅」。
18世紀にメキシコからスペイン経由でフランスに入り、ナポレオン妃のジョセフィーヌも愛した花と言われています。
ダリアには、たくさんの形や花の色があるので、選んだ人の個性が浮かぶような心に残るプレゼントができそうです。
▼ダリアの花言葉詳細
百寿祝いにおすすめの花 6:ガーベラ
色も豊富なガーベラは、花の姿も華やかで生命力を感じさせてくれ、百寿お祝いに贈るお花にぴったりです。丸い形が明るい気分にさせてくれて、魅力的なお花です。
赤色がガーベラ本来の色でしたが、ヨーロッパの品種改良の後で、いろいろな明るいガーベラの花色が生まれました。
花言葉は「希望」「前進」です。色別にも花言葉があり、ピンク色は「崇高な愛」「思いやり」です。
▼ガーベラの花言葉詳細
百寿祝いにおすすめの花 7:カサブランカ
大輪の花は「ユリの女王」とも呼ばれるカサブランカ。1970年代にオランダから世界に広がり、現在もプレゼントとして人気の高いオリエンタルユリです。
真っ白で大きな花びらが気品も華やかさもあり、目を惹きつけられます。美しくカールした花びらは神秘的でもあり、神様からの贈り物のようで「祝福」という花言葉がぴったりです。特別な記念日のプレゼントとして喜ばれるでしょう。
▼カサブランカの花言葉詳細
百寿祝いにおすすめの花 8:クレマチス
世界のあちらこちらに分布しているクレマチスですが、日本の野生種は「カザグルマ」と呼ばれる真っ白なクレマチス。大きな花を、細いツルの先で咲かせるクレマチスの花言葉は「高潔」。
大輪種も幻想的ですが、釣鐘状の小さな花を下向き咲かせるクレマチスの品種も奥ゆかしく、魅力的なお花です。
▼クレマチスの花言葉詳細
百寿祝いにおすすめの花 9:カーネーション
世界で古くから栽培されている花カーネーション。キリスト教文化では、聖母マリアがイエス・キリストのために流した涙から地上に生まれたと信じられています。
カーネーションは色別に花言葉を持っています。ピンク色のカーネーションは、「感謝の心」「温かな愛情」。白色のカーネーションの花言葉は「純粋な愛」。
母の日にカーネションを贈るようになったのは、20世紀の初めに、アメリカの南北戦争で献身的な活動をした母親をしのび、その娘が白いカーネションを教会に捧げたのが始まりと言われています。
身近な花でもありますが、百寿を迎えるいつまでも母である女性に感謝の気持ちを込めてプレゼントしても喜ばれるでしょう。
フリルが美しく、クローブのような甘い香りがします。花持ちも良く、長い間楽しめるお花です。
▼カーネーションの花言葉詳細
百寿祝いにおすすめの花 10:ユリ
世界中で愛されているユリは、日本に多く自生する花です。シャクヤクやボタンと同様に、美しい女性を形容する花でもあります。
品種も豊富で、色も白だけでなく、ピンク色や明るいオレンジ色などがあります。
花言葉は「純粋」「威厳」。ヨーロッパでは古くから紋章や装飾のモチーフになっていて、キリスト教では聖母マリアを象徴する花です。
▼ユリの花言葉詳細
まとめ
100歳という人生の節目を迎えるということは、言葉では言い表せないほど、感慨深いものがあるでしょう。
100歳といえば、お孫さんはもとよりひ孫さんがいてもおかしくない年齢です。特別な節目だからこそ、家族や心許せる人と一緒にお祝いすれば、相手の方もきっと喜んでくれるでしょう。
祝福の気持ちを込めたお花と共に、一緒に過ごす時間と楽しい思い出がまた増えるはず! 百寿のお祝いの良き日に、素敵な一日をお過ごしください♪
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