初心者におすすめ!植えっぱなしOKの植物たち

大宮栞
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ガーデニング初心者さんの第一の関門は、植物を枯らさずにお手入れをすること。
植えっぱなしでも毎年咲く植物は、手入れが簡単なだけでなく丈夫な植物が多いので、手間いらずできちんと季節になると花を咲かせてくれます。今回は、そんな植えっぱなしOKで毎年花を咲かせてくれる植物を紹介します。
目次
植えっぱなしOKの多年草
シュウメイギク
シュウメイギクはキンポウゲ科の植物で、漢字で書くと「秋明菊」です。花色は白とピンクがあり、夏から秋にかけて花を咲かせます。清楚で美しい花が人気です。大きくなってくると支柱が必要。
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シュウメイギク(秋明菊)
- シュウメイギクは漢字で書くと「秋明菊」となり、菊に似た白やピンクの花を咲かせる宿根草です。キンポウゲ科の植物で、花の形はアネモネに似ています。 シュウメイギクは「貴船菊」、「秋牡丹」などの別名でも呼ばれ、欧米ではボーダーガーデンや日本風のガーデンには欠かせない植物となっています。英名や学名も日本の植物のように表記されていますが、実は中国が原産となる帰化植物で、野山に多く自生しています。 シュウメイギク(秋明菊)は一枝でも見栄えが大変良いため、華道の素材としてや秋の茶花としても大変喜ばれます。シュウメイギク(秋明菊)の花はがくが花弁化したもので実際には花弁はありません。最近では八重咲のものや矮性のシュウメイギク(秋明菊)もあります。
マーガレット
マーガレットはキク科の植物で、晩秋から春にかけて長期間花を咲かせます。花色は白、ピンク、黄色、薄いオレンジ、赤などがあります。一重咲き、八重咲き、ポンポン咲きなど様々な種類があります。
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ランタナ
クマツヅラ科の植物で、春から秋にかけて花を咲かせます。花は白、赤、黄色、オレンジ、ピンクなど鮮やかな色が多くあります。
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ランタナ
- ランタナはクマツヅラ科の常緑低木。本来は常緑ですが冬の寒さや霜に弱く枯れてしまう事があるので一年草扱いされる場合もあります。暖かい地域では冬越しも可能で低木になっていきます。茎葉には細かいトゲがあり触るとチクチクします。葉っぱも触り心地は表面がざらついています。熱帯地方原産の花で、日本では小笠原諸島など暖かい地方に分布をしてます。鉢花や挿し木の苗が多く流通し、園芸用に楽しまれています。ランタナは、次々とわき芽を増やし、横に広がって成長していきます。花は1mm四方の小さな花が一か所にいくつもひしめき合って徐々に花が咲ます。咲き進むたびに花色が一色だけではなく、グラデーションのような花色が楽しめます。ランタナは常緑低木なため、背丈もそんなに高くなく20cm程。高くても100cmに満たないです。また横幅も30cm前後なのでコンパクトに咲く花としても知られています。
植えっぱなしOKのハーブ
ローズマリー
ローズマリーはシソ科のハーブで、抗酸化作用を持ち「若返りのハーブ」とも呼ばれています。秋から春にかけて淡い青色の花を咲かせます。香りが強く、料理に使われるだけでなくサシェなどにもよく利用されます。
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ローズマリー
- ローズマリーは、地中海沿岸地方が原産の常緑性低木です。ローズマリーは食用から化粧品まで幅広く利用されているハーブです。清々しい香りが特徴のハーブで、煮込みからグリルまで色々な料理に使われています。 ローズマリーは非常に強健で、乾燥した痩せ地でも育ちます。また強風にもよく耐える性質なので、非常に育てやすい植物です。ローズマリーには真っ直ぐ上に伸びる木立性と地面を這うように伸びるほふく性があります。ほふく性のローズマリーはグランドカバーとしても人気があります。ローズマリーは春から秋にかけて、青から青紫、またはピンクの小さな花を咲かせます。ローズマリーの花は環境さえあえば四季咲きです。
セージ
セージはシソ科のハーブで、免疫力を助ける「長寿のハーブ」とも呼ばれています。種類ごとに違いますが、主な花期は初夏から秋で、赤、ピンク、白、紫、青などの花を咲かせます。
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センテッドゼラニウム
センテッドゼラニウムはフウロソウ科の植物です。花色はピンクや赤などがあります。同じ仲間には、バラの香りのローズゼラニウムのほか、ミント、オレンジ、りんご、レモンなどの香りを持ったものがあります。
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ローズゼラニウム
- ハーブゼラニウムの中で、最も代表的な種のローズゼラニウム。バラのような香りがすることからローズゼラニウムという名前がついています。この他のハーブゼラニウムもペパーミントの香りがするペパーミントゼラニウムなど、香りがそのまま名前の由来になっている品種が多くあります。 ローズゼラニウムは、アロマオイルの他、お茶や料理などの香りづけ、クラフトなど多岐にわたって利用されていまます。ローズゼラニウムの性質は大変強く、挿し木で簡単に増やすことができます。最近はローズゼラニウムをはじめとしたゼラニウム類は、切り花の葉もの素材としても通年出回るようになりました。花は初夏にピンクのかわいい花が咲きます。
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