【4月~5月に花が咲く庭木】花も紅葉も素敵な落葉樹、ニシキギ(錦木)
金子三保子
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ニシキギ(錦木)
今日ご紹介するのは「ニシキギ(錦木)」。ニシキギ(錦木)と言えば、秋の紅葉が美しいのが有名なニシキギ科の落葉低木です。でも、今日ご紹介したいのはニシキギ(錦木)の花。
ニシキギ(錦木)の花は、4月~5月の春、枝一面にご覧のような黄緑色の小さな花を枝一面に咲かせます。春は、桜を始め、ツツジ、ハナミズキ…とたくさんの華やかな花が開花する時期なので、このニシキギ(錦木)の花は正直地味。でも見つけた時には思わず駆け寄ってしまいたくなる愛らしい花です。ニシキギ(錦木)は、刈り込みにも耐える丈夫な木のため、公園や川沿いの植栽などの公共空間にもたくさん植栽されています。
こちらはニシキギ(錦木)の紅葉。錦木の名は、紅葉の美しさを「錦」に例えて錦木と命名されたそうです。それはそれは美しく色づいて目を引きます。
もうひとつのニシキギ(錦木)の特徴と言えば枝。翼(よく)と呼ばれるコルク質の羽が枝についていて、落葉中の姿も存在感があります。落葉中も枝もの花材として流通していて、生け花やフラワーアレンジの花材として使われます。落葉中の枝は、見た目がちょっとユニークで、オブジェのような趣も。
秋の紅葉は、ひときわ目立つ存在ですが、春の花もぜひ見ていただきたいかわいらしさのニシキギ(錦木)。お散歩される時に花を探してみてくださいね。
▼ニシキギ(錦木)の育て方
▼ニシキギ(錦木)の花言葉
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