キュウリの育て方 〜収穫編〜
LOVEGREEN編集部
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さて、お待ちかねのキュウリの収穫です!
と思ったら…「キュウリが曲がってる…?」ということはありませんか?
収穫するときに、曲がったキュウリと、真っすぐなキュウリがありますが、どうして曲がったきゅうりができるのでしょうか?
そんな収穫時期にありがちな、曲がりキュウリの謎を解きながら、キュウリの収穫方法をご紹介します。
目次
曲がりキュウリ
お店で売っているようなまっずぐなキュウリは、本当に美しいですね。
でも、こんなふうに曲がったキュウリも、味があり、自分で育てているだけに、とても愛おしくなります。そもそも、どうしてこんなに曲がってしまったのでしょうか?
原因①
・水分と日照不足
対策
➡日当たりの良い場所に移し、水分を与えましょう。
曲がりキュウリは開花の段階で曲がっているので、花が咲いた時に観察してみてください。
上の画像は、真っすぐなキュウリですが…
曲がりキュウリは、こんな小さい段階から曲がっています。
原因②
・草勢の低下
見極め方
草勢〇
・開花後の雌花から、先端までの葉の数が4~6枚ほどある。
・巻きひげが、ピンとはりがある。
草勢✖
・枝の先端の葉が、黄色く巻きひげが貧弱。
・葉に艶がない。
対策
➡追肥をして、草勢を高めましょう。
「しかし、ここが落とし穴!!」
たくさん追肥をしてしまえば、うどんこ病などが発生し、逆に草勢を低下させてしまいます。肥料の容量はしっかり守りましょう。
キュウリの収穫適期
開花してから1週間くらいで、キュウリの実はだいたい18cm以上になります。
収穫最盛期になるとお天気にもよりますが、キュウリは1日に3cm前後も大きくなります。そのため、ちょっと目を離したすきに、あっという間に収穫適期が過ぎてしまい、オバケきゅうりになってしまいます。苗にも余計な負担がかかってしまいますね。
キュウリは、もともと未熟な状態で食べますので、少し小さめでも早めの収穫を心がけましょう。
キュウリの収穫
さあ、キュウリをハサミで収穫しましょう!
毎日キュウリを観察できない場合は、だいたい1日3cmほど生長すると見積もって、次に収穫できる日にちとキュウリの生長予想を考えていつ収穫するか決めましょう。
オバケキュウリになってしまったら
一番に伝えたいことは「捨てないで!」ということです。
大きくなってしまうと、キュウリの種が大きくなり、食べると口の中に種が残ってしまう食感になります。その場合は、種の部分をスプーンで取り除きましょう。
大きくなったオバケキュウリは、きんぴらにして炒めたり、カレーに入れて煮込んだりすると美味しく食べられます。
大事に育てたキュウリを余すところなく、味わってくださいね。
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