小玉スイカの育て方 〜お手入れ編(病害虫チェックや追肥、支柱立てまで)〜
LOVEGREEN編集部
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みなさんが育てている小玉スイカは順調に育っていますか?
今回は小玉スイカの日頃のお手入れの方法についてご紹介します。しっかりお手入れポイントを把握することで、小玉スイカは元気に育ってくれますよ。
目次
小玉スイカの病害虫チェック
新芽の先にアブラムシはいませんか?ハダニやうどん粉病になっていませんか?
日頃から小玉スイカの苗をよく見て確認しましょう。
予防策として、ニーム・木酢液などの希釈液を小玉スイカの苗にスプレーしましょう。スプレーすることで害虫を防ぐだけでなく、葉に栄養も与えることができます。
スプレー後希釈液が余ったら、土にそのまま与えても肥料代わりとなります。
▼木酢液について
▼ニームオイルについて
▼虫よけスプレーの有効活用方法
小玉スイカの追肥・水やりなど
小玉スイカの追肥と水やりの方法は他の野菜とちょっと違います。小玉スイカならではの追肥と水やりのポイントをおさえましょう。
追肥
小玉スイカの追肥の時期は、一番果が鶏卵大になってから与えます。小玉スイカの実が大きくなる時は、株に大きな負担がかかるため、このタイミングで追肥をして草勢を保ちましょう。
反対に追肥を与えすぎるとつるボケといって、葉ばかり茂って小玉スイカの実がなかなか付かなくなりますので注意しましょうね。
水やり
スイカといえば、果肉がジューシーな真夏に食べたい果実の代表格です。この瑞々しさのイメージがあるため、水分を多く与えなきゃと思っていませんか?
スイカの原産地は熱帯アフリカサバンナ、砂漠地帯です。つまり水が不足しやすい土地で生育していますので、高温と乾燥を好みます。逆に多湿には弱い性質がありますので、家庭菜園でスイカを育てるときは、くれぐれも水の与えすぎには注意しましょう。
小玉スイカの水やりは、プランターの土が乾いたら鉢底から水が流れるまでたっぷり与えます。
収穫時期が近付く頃の小玉スイカは、大雨の影響で水分を一気に吸収することにより実が割れることがあります。この時期の水分量には注意が必要です。
また、梅雨時期は雨による泥はねが病気を引き起こす原因になります。バーク堆肥などをプランターの土の表面に敷くことでいくぶんか泥はねを防ぐことができます。
小玉スイカの支柱の立て方
整枝した小玉スイカのつるが順調に伸びてきましたので、しっかり支柱を立てていきます。
行燈型といって、朝顔の栽培でみられるような形の支柱を立てます。
行燈型の支柱の立て方
プランターの四隅に長めの支柱を立てます。4本の支柱をつなぐように麻ひもでくくります。
支柱の周りを麻ひもで巻きます。滑り落ちないように1本ずつ巻きつけるようにしていきましょう。
下まで麻ひもを巻きつけたら、小玉スイカのつるを支柱の周りに固定していきます。小玉スイカのつるをできるだけ傷つけないように、結び目は支柱側に。
はい、完成です!
小玉スイカ用のハンモックの作り方
実が大きくなったら小玉スイカ用のハンモックを作って、支柱に括り付けてあげます。スイカの赤ちゃんのゆりかごみたいで可愛いですよ♪
材料
・麻テープ 幅10cm~
・麻ひも
・ホッチキス
・ハサミ
作り方
小玉スイカを包み込むくらいの長さの麻テープを用意します。
麻テープの両側につける麻ひもを2本用意します。
小玉スイカの重みに耐えられるように、麻ひもを二重にして麻テープの端に巻き込みます。
両側とも麻ひもが外れないように、ホッチキスでしっかり留めます。
先ほど立てた支柱にしばり付けて完成です!
いかがでしたか?
一般的に、小玉スイカは受粉から30日~40日程度で収穫時期になります。甘いスイカになるまでハンモッグで大事に育てていきましょう!
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