バジルの花が咲いたらどうする?花の時期や扱い方
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料理に大活躍のバジルは、7月~8月にかわいい花が開花します。花についての取り扱いやいろいろな品種の花を写真付きでご紹介します。
目次
バジルの花の時期
バジルは、晩春から初夏に種をまくと、7月~8月の真夏が花の時期。それぞれの茎の頂点に穂状の花が開花します。
花が咲いたらどうする?バジルの花の扱い
葉を収穫するために育てている場合
バジルの葉をたくさん収穫したいなら、できるだけ花は咲かせずに栽培します。頂点に花芽が付いてきたら摘心し、次々に脇芽を増やしていくと、しっかりとした株になり、たくさんの葉を収穫することができます。
花をそのまま咲かせると、種を実らせることにエネルギーが集中します。また、花を咲かせると、葉や茎が固くなり食味も落ちるため、収穫するために育てているなら、花が咲く前に花芽をどんどん摘んでいくとよいでしょう。
そんなに神経質にならなくても大丈夫なので、咲いてしまった花は刈り取って、エディブルフラワーとしてサラダや飲み物の飾りつけに使いましょう。
観賞用に育てている場合
ダークオパールバジル
観賞用に育てているなら、花が咲き終わったころに剪定しましょう。花がらをそのままにしていると種を実らせることにエネルギーが集中し、次の花が咲きにくくなります。
種を採りたい場合
花芽は摘まず、株が元気なうちの開花初期に種を実らせ、種を採ります。種類が違うバジルが近くにあると交雑してしまうことがあるので注意しましょう。
バジルは、水差しや挿し木でも簡単に増やせます。この増やし方だと、確実に同じ香りのバジルを増やすことができます。
品種によって違うバジルの花
最も流通量の多いスイートバジルの花は白ですが、品種によって花の色が少しずつ違います。
シナモンバジル
ブッシュバジル
レモンバジル
ダークオパールバジル
花もかわいいバジル。目的に応じて取り扱ってみてください。
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