ノカンゾウ
- ノカンゾウは、ワスレグサ科ワスレグサ属の多年草。夏にオレンジ色のユリに似た花を咲かせる野草で、野原、河原、田畑の畔など、身近な場所で見られます。 ノカンゾウは、草丈70~100cm、花は直径7cm程度の一重咲き、花色の濃淡は個体差があります。花は夕方には萎れていく一日花で、茎の先に数個のつぼみをつけ、次々と花を咲かせます。一日花である特性から、英名は Daylily、属名の Hemerocallis も「一日の美しさ」という意味のラテン語が名付けられています。よく似た花にヤブカンゾウがありますが、ノカンゾウは一重咲き、ヤブカンゾウは八重咲きなので、花を見れば見分けがつきます。 ノカンゾウの花は食用にされていて、おひたし、ぬた、塩漬けなどにして食べられます。中華料理に登場する金針菜はノカンゾウや、その仲間のつぼみです。


































