テマリソウ
- テマリソウは、緑色のマリモに似た形の花(総苞)をもつ耐寒性多年草。花に見えるボール状の部分は総苞です。テマリソウは美女ナデシコの改良品種で、花弁が出ず緑の総苞が丸いボール状になります。緑のポンポンのような可愛い総苞は長い期間鑑賞することができ、切り花によく使われます。以前は切り花としての流通のみでしたが、苗としての販売も行われるようになりました。ユニークな形と爽やかな色が人気で、庭植えや鉢植え、寄せ植えやハンギングバスケットなどに用いられます。 テマリソウは、日当たりと水はけの良い場所を好みます。花がらを摘んで軽くピンチしながら育てると、枝数が増えてこんもり生長し、たくさんの花が咲きます。テマリソウは四季咲き性があり、夏越しが上手にできれば、春から晩秋まで花を楽しむことができます。 テマリソウは梅雨や夏の高温多湿に弱いので、夏は切り戻しをして半日陰の涼しい場所に置き、風通し良く管理して休ませましょう。寒さには強いので、根が凍ってしまわなければ春に再び勢いよく芽吹きます。植え付けてから2年目になると草丈も高くなり、切り花として飾りやすくなります。 ▼テマリソウを使った寄せ植えはこちら 花の寄せ植えレッスン!|夏から秋を楽しめる寄せ植え 暑さに強く、今から秋まで花を楽しめる種類で作る寄せ植え。水もち良くするため深さのあるコンテナを使って作ります… LOVEGREEN編集部 2017.09.11 DIY・ガーデニング