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「LOVEGREEN編集部」が監修している植物|植物図鑑

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カマシア

  • カマシアは北アメリカ原産の球根植物です。秋に球根を植え付けると、春から初夏に6枚の花弁の星型の花が開花します。丈夫で育てやすく数年間は植えっぱなしにでき、日向から半日陰程度までで栽培可能です。 春になると花茎を長く立ち上げ、1本の花茎に30~50程度の花をつけ、下から順に咲き進みます。花色は青、紫、白などがあります。 派手さはありませんが清楚な花は、周囲を引き立ててくれる存在になります。庭や花壇に「まとめて植える」「点在させる」……など、植え付け方の違いでも雰囲気が変わります。いくつか品種があり、それぞれ草丈が違い、矮性種もあります。品種に応じた場所に植え付けるとよいでしょう。

リキュウバイ

  • リキュウバイは中国原産のバラ科の落葉低木で、春に美しい純白の花が開花します。清楚な雰囲気の花は、古くから茶花としても愛されてきました。耐寒性に優れ育てやすいため、庭木のほか、公園樹としても植栽されています。 桜(ソメイヨシノ)の見ごろが過ぎたころに開花し、枝一面が純白の花で覆われます。若葉の緑色との色合いも美しく、和風、洋風、どちらの庭にもマッチします。低木で管理しやすいことから、シンボルツリーとしても好まれています。

ガーデンシクラメン

  • ガーデンシクラメンとは、名前からもわかるようにシクラメンを改良した品種です。シクラメンは冬に室内で楽しむ鉢花の代表ですが、ガーデンシクラメンは、耐寒性があり寒い冬も屋外で楽しむことができます。寄せ植えなどに使う冬のガーデニング植物の定番としてよく用いられます。 寒さに弱いシクラメンのウィークポイントを克服するため、ミニシクラメンの中から特に耐寒性の強い系統を選抜し、冬に屋外でも育てられるように改良されたものがガーデンシクラメンです。冬から春にかけて次々に花を咲かせ、花の少ない時期のお庭を明るく盛り上げてくれます。花の色はシクラメンとほぼ変わらず、赤や白、ピンク、紫などがあります。花の形もバリエーションが豊富です。 購入する際、「ガーデンシクラメン」という表記がなく、「ミニシクラメン」とだけ書かれているような場合は、耐寒性が弱く、強い霜に当たると枯れてしまうことがあるため、買う前に耐寒性の強さを確認することが大切です。寒さにそれほど強くないタイプの場合は、株元にマルチングをしたり軒下で育てるなど寒さ対策を行いましょう。

サザンカ

  • サザンカは、ツバキ科ツバキ属の常緑低木。本州から沖縄まで自生している日本固有種で、学名の種小名である sasanqua は、和名に由来しています。サザンカの花が咲く時期は10月~4月、秋から春まで長く咲き続けます。耐寒性が強く常緑で、日向から半日陰まで植え付け可能、花付きも良く、あまり手がかからないなどの理由から、昔から庭木として利用されてきました。 サザンカは、花や葉の特徴がツバキによく似ているため、間違えられることの多い花木ですが、花びらやしべ類の付き方、葉の特徴などに違いがあります。サザンカの花びらは1枚ずつ平たく広がるように開き、ツバキのようにつながっていません。雄しべは、ツバキのように筒状にならず、1本ずつ付いています。サザンカの葉はツバキに比べて小さく厚みがあり、葉の縁にはギザギザとした鋸歯があり、細毛が生えています。 また、ツバキの花は、花首からぽとりと落ちるのに対し、サザンカ は、花びらが1枚ずつ散っていく様子も違います。

ジュウガツザクラ

  • ジュウガツザクラは、バラ科サクラ属の落葉高木。コヒガンザクラとマメザクラの交配種だといわれています。名前の由来は、10月頃から咲き始めるから。10月~12月にかけて少しずつ開花し、厳寒期を休んで春にたくさんの花を咲かせます。秋から冬に咲く花は、春に咲く花に比べて小ぶりな印象です。秋から冬の花が少ない景色のなかで白い花を枝にちらちらと咲かせる姿は、雪が舞っているようで美しく、目を引きます。 花色は白、あるいは淡いピンクで花びらは10枚程度、花が終わる頃に出てくる葉は赤みを帯びたグリーンから明るいグリーンに変化していきます。

オオシマザクラ

  • オオシマザクラは、伊豆諸島に分布する日本固有の野生のサクラの一種。花色は白、花径は3~4cmと大きめです。花と葉が同時に出て、萼片の色も緑なので、花が咲いたあとに葉が出てくるタイプのサクラとは満開時の趣きが異なります。葉にはサクラ独特の芳香があり、桜餅を包むための葉としても利用されています。 オオシマザクラは、多くの園芸品種(サトザクラ)の母種となっており、街路樹や公園など身近な場所で見かけるソメイヨシノは、エドヒガンザクラとオオシマザクラの交雑種と言われています。 青空を背景に純白のオオシマザクラが咲き誇る姿は、思わず足を止めてしまいたくなるほど美しい光景です。

ウメ

  • ウメは、初春のまだ寒い時期に香りのよい花を咲かせる落葉高木。日本には中国からかなり古い時代に薬用として渡来しました。樹高は10mに達しますが、3~5m程度で管理され、古くから花、香り、果実の3拍子揃った春を告げる落葉花木として全国各地で植栽され広く親しまれています。 ウメの枝は広く横に張り、葉は長さ5~8cm程度で二重鋸歯があります。2年枝の細く短い枝に2.5センチ程度の花をつけます。園芸上は花を観賞するウメと果実の収穫を目的とするウメに分けられるので、育てる目的に合った品種を選ぶようにしましょう。 果樹として各地に産地があり、観賞樹として庭や公園に春を告げる木として好んで植えられます。また、ウメは花もの盆栽の代表格です。

キンギョソウ

  • キンギョソウは地中海沿岸地方原産の宿根草ですが、夏の暑さや蒸れに弱いため、日本では耐寒性~半耐寒性の一年草として扱われることが多い花です。近年では、夏越ししやすいように品種改良され、宿根草として翌年も楽しめるタイプも出てきています。 花穂を大きく伸ばし金魚に似た色鮮やかな花を咲かせることからキンギョソウという名前がつきました。また、ドラゴンの口にも見えることから別名ではスナップドラゴンとも呼ばれます。旧分類ではゴマノハグサ科でしたが、オオバコ科に分類されるようになりました。最近ではペンステモン咲きや八重咲きの品種も人気があります。花期は主に4月~6月頃ですが、四季咲き品種もあります。 キンギョソウの花色は、白、黄、桃、赤、紅紫、橙、複色など豊富にあります。また、花の色だけでなく、最近ではダークカラーの葉や斑入り葉のキンギョソウも登場し、カラーリーフとしても楽しめる品種も増えています。 草丈は20cm~1mほどで品種によって異なります。切り花用の高性種や後方に配置すれば奥行き感のある花壇を演出できる中高性種、草丈20cmほどで寄せ植えや花壇の手前に向く矮性種(わいせいしゅ)など用途に応じて使い分けます。

センリョウ

  • センリョウは、山林の湿った半日陰地に自生し、晩秋に赤い実をつけるセンリョウ科の常緑低木です。極端な乾燥には注意が必要ですが、丈夫で育てやすい樹木です。 初夏に新梢の先端に穂状に小さく黄緑色の花が咲いたあと、直径5~6mmのツヤツヤした実をつけ、晩秋に赤く熟します。別名「草珊瑚(クササンゴ)」と呼ばれるほど鮮やかな色合いの実は、花が少なくなる冬に、庭木として明るい彩りを添えてくれます。 古くからナンテンやマンリョウとともに縁起の良い木として親しまれ、お正月用の生け花の花材にも使われてきました。全国の花の卸売市場では、12月の半ばごろ、年に一度「千両市」というセリが行われ、そこで仕入れたセンリョウが12月後半から店先に並びます。 センリョウは、もともと仙蓼という漢字が当てられていましたが、江戸時代に千両へと変わりました。理由は、同じ赤い実をつける縁起の良いマンリョウに似ているものの、マンリョウより実つきが少ないためセンリョウと呼ばれるようになったと言われています。

シャクヤク

  • シャクヤクは、アジア原産のボタン科の多年草。春になると地面から新芽を出し、伸びた茎から大きな花を咲かせるのが特徴です。 シャクヤクは、中国北部、シベリア南東部、朝鮮半島などに自生し、中国では古くから栽培されてました。薬用植物としても知られ、花から根まで余すことなく使用され、江戸時代からは「茶花」として観賞用としても親しまれてきました。その後、改良され、現在では数多くの品種が作られ、初夏の切り花としても人気の高い植物です。 球状のつぼみはさほど大きくありませんが、開くと手のひらより大きな大輪の花になります。 見分けがつきにくい、よく似た花を咲かせるボタンとは全く違う植物です。ボタンは落葉低木で「木」、シャクヤクは「草」として分類されます。   左:ハイブリッドシャクヤク 右:シャクヤク 最近では、シャクヤクとボタンを掛け合わせたハイブリッドシャクヤクも登場し、以前はなかった黄色のシャクヤクも流通しています。

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