「LOVEGREEN編集部」が監修している植物|植物図鑑1081-1090件 / 全1474件

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ユーフォルビア・ローデシアカ(白雲巒岳)

  • ローデシアカは中柱種の多肉系ユーフォルビアで、ジンバブエ原産です。和名は白雲巒岳(しらくもらんがく)と言い、鋭いトゲと枝の模様が美しく、非常に観賞価値の高いユーフォルビアです。

オジギソウ(おじぎそう・おじぎ草)

  • オジギソウは多年草ですが日本の環境では冬の寒さに耐えられないので一年草として扱われています。オジギソウの草丈は30cm~50cmで暑さには強い植物です。種はサヤ状になっています。オジギソウの花はポンポンのような形のかわいいピンク色です。葉は小さい葉がたくさん集まって一つの葉の形になっています。オジギソウは触ると葉の一つ一つが閉じる特徴があります。 オジギソウは日当たりと暖かい気候を好みますので沖縄では自生していますが、その他の地域では寒さに耐えられないようです。地震を予知する草ともいわれて、地震の前に葉が閉じる現象が起こるといわれていますが真偽のほどはわかっていません。おじぎをするのは鳥や虫から葉を守ったり、風や雨で弱るのを防いだり、夏の暑さに耐えるため光合成の必要がない夜にできるだけ水分の蒸発を防ぐ役割があるといわれています。

筑紫カラマツ

  • シベ咲きの花が美しい多年草の筑紫カラマツは正確な分布が分かっておらず、ムラサキカラマツと屋久島カラマツの交配種ではないかと言われています。軽い雰囲気を持った葉と小さな花が可愛らしく、良く増えるため盆栽の下草に使われることもあります。

アネモネ・シルベストリス

  • アネモネ・シルベストリスは、キンポウゲ科の初夏に咲く原種のアネモネのひとつです。アネモネというと球根の花が一般的ですが、シルベストリスは宿根草の草花です。花の咲く時期以外は下葉だけなので丈は低めですが、春になると株元から花茎が立ち上がり、晩春から初夏に白い花が開花します。白い花は可憐でやさしい雰囲気で、大株になるととても見事な景観になります。 アネモネ・シルベストリスは、とても丈夫でこぼれ種でも増えるほどです。

ルエリア・ブラックビューティー

  • ルエリア・ブラックビューティーは、暑さに強い多年草です。熱帯地域原産の草花なので、夏の暑さには強く生長は旺盛です。 ただし耐寒性が8℃位なので露地での越冬は難しい草花です。ルエリア・ブラックビューティーの魅力は黒に近いダークカラーの葉の色で、カラーリーフとしても利用できます。花は夏に薄紫色の花がたくさん開花しますが、それぞれの花は一日花です。

ユーフォルビア・レシニフェラ(白角キリン)

  • レシニフェラは地味な見た目をした多肉系ユーフォルビアです。トゲも短く色も緑色と特に特徴という特徴のないレシニフェラですが、実は見た目では分からない特徴があります。ユーフォルビアは樹液が有毒なものが多く、レシニフェラも例に漏れず有毒の樹液を持っています。そしてその樹液が最大のポイントで、レシニフェラトキシンという物質を含んでいます。純粋なレシニフェラトキシンは自然界に存在するもので最も辛い物質と言われており、160億スコヴィルという鷹の爪(約5,000スコヴィル)の32万倍の辛さに匹敵します。 ただしこれはあくまで純粋なレシニフェラトキシンの話であって、レシニフェラの樹液自体のスコヴィル値ではないのですが、割と高濃度でレシニフェラトキシンが含まれているという話もありますので、素手で触るのは避けた方が無難でしょう。 また、マカレンシス(Euphorbia makallensis)に類似していますが、レシニフェラとマカレンシスではトゲの付け根の形状が違うため、比較的容易に判別できるかと思います。枝の真ん中に線が入っているかいないかでも判別可能ですので、迷ったときは合わせてご確認ください。枝に線が入っていない方がレシニフェラで、入っている方がマカレンシスです。 ※1スコヴィル=辛さの単位。 ※2下記の育て方はあくまで筆者の一例です。

ハイブリッドジギタリス(スーパージギタリス)

  • ハイブリッドジギタリスは、ジギタリスとイソプレクシスを交配して作られた新しいタイプの宿根草のジギタリスです。 もともとのジギタリスより耐暑性にすぐれ強健、花色の発色がとてもよいのが特徴です。ジギタリスは、東京だと5月~6月が開花時期ですが、ハイブリッドジギタリスは開花時期が6月~11月で、開花期間が長く花茎が分枝する性質に優れ1株でたくさんの花を立ち上げます。 一般的なジギタリスは日本の高温多湿な夏の気候を好まないため二年草扱いをされますが、ハイブリッドジギタリスは耐暑性に優れるため、宿根草(多年草)として育てることができます。

パッションフルーツ

  • パッションフルーツはさわやかで甘い香りと心地よい酸味が特徴の果実を付ける熱帯原産のつる性の多年草です。別名はクダモノトケイソウといって時計の文字盤を思わせる独特の花が咲きます。果実は黒色の種を含む半透明のゼリー状の黄色い果肉で満たされ、種もプチプチと食べられます。 生育適温は20℃~30℃前後で栽培場所は日当たりと風通しがいい場所を好みます。耐寒性の高い品種であれば日本の無霜地帯(霜が降りない地域)では冬越しが出来ます。つるをのばして1シーズンに5m近く伸びることもあるので、あんどん仕立てかネットにはわせるように誘引するとよいでしょう。

ユーフォルビア・デュラニー

  • ユーフォルビア・デュラニーはマダガスカル原産のユーフォルビアです。同属のハナキリン(Euphorbia milii)に見た目が似ていますが、デュラニーの方が葉にワックスがかった独特の光沢があり、トゲの生え方も少し違います。 ハナキリンは長いトゲの下に短いトゲが生えますが、デュラニーはそのようなことは無く枝全体に無数のトゲが生えています。枝も白くいぶし銀がかったような肌をしており、ドライな印象を受けます。 ※以後の育て方はあくまで筆者の一例です。

ヒナソウ

  • ヒナソウは春に小さな花を無数に咲かせる常緑多年草です。弱そうに見えますが性質は丈夫な花です。花は4枚の花びらで十字のような形をしています。一株でたくさんの花が密集するように咲くので、開花中は花の絨毯のようになります。花は直径1㎝程度の小さな花ですが、葉は花よりもさらに小さなサイズをしています。花色は薄紫色から白、水色もあります。 ヒナソウは地下に匍匐枝を出しながら横に広がるように生長するので、環境があえばグランドカバーとしても利用できます。せっかくの花を踏みつぶしてしまうのは忍びないので、グランドカバーにするなら人が通らないような場所を選びましょう。

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