「LOVEGREEN編集部」が監修している植物|植物図鑑1251-1260件 / 全1474件

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ウィローモス

  • ウィローモスは、水草水槽をレイアウトするとき主に流木に巻きつけて使われる水生コケの通称です。 世界中の温帯~熱帯な地域にかけて分布しており、日本でも見ることができる水草。水を張ったバケツなどに入れ、半日陰の屋外でも育てることができますが、水槽で管理するのが望ましいです。ウィローモスは丈夫な種類なので初心者の方にもおすすめ。生育旺盛なウィローモスはよく増えるので、きれいな状態を保つにはこまめなトリミングが必要です。 飼育環境は水中か、常に湿っている状況を好み、乾燥に弱いのでテラリウムなど水上で管理する場合は気をつけましょう。

アヌビアス・ナナ

  • アヌビアス・ナナは、西アフリカが原産の厚めで濃いグリーンカラーの葉をもつ水草。 強い光やco2(二酸化炭素)をあまり必要としない丈夫な水草なので、初心者向けの水草のひとつでもあります。流木組みのレイアウトによく使用され、人気の高い水草です。

アナカリス(オオカナダモ)

  • アナカリス(オオカナダモ)は南アメリカの温暖な地域原産で、もともと生物の実験材料として日本に持ち込まれました。 金魚藻と言われている水草のひとつで、安価で入手しやすく比較的環境に適応しやすいので初心者の方でも簡単に飼育できる種類の水草です。

ティランジア・スカポーサ

  • グアテマラ原産のティランジアでティランジア・イオナンタに草姿が似ています。 両者を見分けるポイントは開花時の花苞の有無で、スカポーサは花苞を形成し花を咲かせますが、イオナンタは花苞を形成しません。 また、イオナンタよりも高湿度を求める傾向があります。 コルビーという名前で流通することがありますが、T. kolbiiは流通量が非常に少なく、スカポーサとは別種です。

ティランジア・テヌイフォリア・ディスティカ・アルバ

  • ブラジルの森林に自生しているティランジアになります。有茎種のテヌイフォリアの一種で、小型種です。繁殖力旺盛でよく増えるようです。 森林部に自生しているため多湿を好み、軽石やバークチップなどで湿度を高めに維持すると調子がいいようです。葉が細いため取り扱うときには折らないように注意しましょう。 名前のdistichaはdistichousが元となっています。distichousとは二列生(にれっせい)という意味で、花が二列に並ぶように咲くことからdistichaと命名されました。

トリカブト(鳥兜)

  • トリカブトはキンポウゲ科トリカブト属に分類される北半球の温帯~亜寒帯原産の植物です。日本には約30種類ほどのトリカブトがあり、いずれも有毒です。 トリカブトは日本三大毒草(トリカブト、ドクゼリ、ドクウツギ)の一つで、根を始めとした全草に毒があります。 このように毒を持つ植物の代表格として知られるトリカブトですが、実は生け花で広く用いられる、ポピュラーで育てやすい園芸種でもあります。 そのため、毒草と聞いて栽培できるの?と思う方もいらっしゃると思いますが、トリカブトは花や葉の美しさから園芸品種が多くあり、売買も育てるのも問題ありません。 漢方では附子(ぶし)としてトリカブトの根が使われています。 開花時期は8月~10月で、湿度が高い森に主に生えています。 多年草で、冬は地上部を枯らして越冬します。20cmほどの矮性種から1mを超えるものまで、種によって草丈は様々です。 名前の由来にもなったように、兜のように見える独特の袋状をした花を咲かせます。 これはミツバチなど虫たちが奥まで入り込むことで効率的に授粉できるようにした工夫です。 ただし、花粉にも毒があるので、トリカブトが咲く季節になると養蜂家たちはミツバチを巣箱から出さないようにするそうです。

シャクナゲ(石楠花)

  • シャクナゲはツツジ科ツツジ属のうち無鱗片シャクナゲ節というグループに属する植物の総称として用いられます。ツツジに非常に近い種類で、欧米ではツツジと同じものとして大雑把に扱われていますが、花が枝先に房状に咲くものを日本ではシャクナゲと呼んで区別しています。美しい大きな花を房状に咲かせる姿は非常に見応えがあり、花木の女王や花の王とも言われています。ツツジは葉が小さく落葉しますが、シャクナゲの葉は常緑で厚みと光沢があり、寒い冬にも耐えることができます。また、ヨーロッパのプラントハンターが中国から持ち帰ったシャクナゲはその花の美しさから品種改良が盛んにおこなわれ、現在では「西洋シャクナゲ」の名前で日本でも多く栽培されています。

ゴールドクレスト

  • コニファーの仲間のゴールドクレスト。園芸用に用いられるヒノキやマツなどの針葉樹の総称をコニファーと呼びます。近年ではヨーロッパから入ってきた園芸用の針葉樹を指すことが多いです。コニファーには、様々な種類があります。すっきりとした姿と緑の葉が特徴ですが、たくさんの品種があるため、こんもりと生い茂るものから円錐形の姿のもの、シルバーリーフと呼ばれる銀色を帯びた葉から明るい黄緑色、新緑のものまで色も樹形も千差万別です。鉢植えに適するもの、地植え向きのもの、どちらにも使えるものと用途も幅広く、寄せ植えの引き立て役や庭木、街路樹にと様々な場面で植えられています。またクリスマスシーズンのリースづくりには、材料としてコニファーは欠かせません。 ゴールドクレストは樹高20m以上になる針葉樹でスギに似た葉をもつものが本来の姿ですが中にはカイヅカイブキのような葉の個体もあります。いずれも若木は自然にろうそくの炎のような円錐形に育ちます。また刈り込みにも強くスタンダード仕立てや様々な形のトピアリーにも仕立てられます。ゴールドクレストはカリフォルニアに分布するモントレーイトスギの園芸品種でコニファー類の中でも代表的な人気品種で鉢植えとしてきわめて一般的になり、また洋風建物によく似合うので庭木としても栽培が多くなりました。最近ではクリスマスツリーに見立てたり、冬期の寄せ植えの芯としてよく使われます。

アメリカンブルー(エボルブルス)

  • アメリカンブルーは、ヒルガオ科の半耐寒性多年草です。 開花期は5~10月。半耐寒性なので暖かい土地では屋外で冬越しできますが、霜にあたると枯れてしまうため、日本では一年草として扱われています。這うように伸びながら、1~3cmのかわいらしい青い花をいくつも咲かせます。花壇の前景やグランドカバー、ハンギング仕立てなど幅広く楽しめます。 ヒルガオの仲間なので1年草として扱いますが、環境によっては越冬します。 本来は「エボルブルス」という呼び名ですが、1980年代の初輸入時には種が分からなかったため、アメリカから来たブルーの花という安直な命名で定着してしまいました。最近はようやくエボルブルスの名前も定着しつつあります。また、白い花の「アメリカン・ホワイト」も出回るようになりました。

榊(サカキ・さかき)

  • 榊の特徴は、何と言っても葉に堅くて光沢や厚みのあることです。この葉は互生しています。榊の花は白くて小さいです。花の大きさは約1cm前後で6月から7月にかけて咲きます。葉の裏側を気を付けて見ると花を見つけやすいです。11月から12月になると榊の実は黒色になってきます。 また、榊は葉が付いている枝が神事の玉串に使われる植物です。榊のように神事に使われる植物の種類は少ないです。榊は芽吹きが良く暑さに強く日陰でも育つので、生垣などに活用されます。しかし、寒さには比較的弱い植物です。関東から南の地域では自生していますが、北の地域では自生していません。

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