バジル
- バジルは、爽やかな香りのするシソ科のハーブ。原産地では多年草として扱われている種類もありますが、耐寒性がないため日本では一年草として扱われるのが一般的です。 薬草としての主な効用は、胃腸機能の促進として使われています。年々野菜としての流通量が増え、肉や魚料理の風味付け、サラダ、パスタ、ピザの彩り、ジェノベーゼソースなど様々な料理の香りづけとして活用されています。乾燥させても香りが残るので、ドライハーブとしても人気があります。 バジルにはたくさんの種類があり、新品種も続々と登場しています。最も一般的なスイートバジルをはじめ、カラーリーフとしても見栄えがするダークカラー系や葉が小さい品種、斑入り種などもあります。最近の新品種は、シナモンバジルのような本来のバジル以外の香りがするものもあります。 摘心のやり方次第で、一株でたくさんの葉を収穫することができるハーブです。初夏から夏の間はフレッシュ、晩秋以降はドライハーブにすると、一年中利用することができます。