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「LOVEGREEN編集部」が監修している植物|植物図鑑

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ワイヤープランツ

  • ワイヤープランツは小さなグリーンの葉が可愛らしい、匍匐性常緑小低木です。ワイヤープランツという名前の通り、細いワイヤー(針金)の様な茎が特徴的です。ある程度耐寒性があり、地域によって差はありますが冬でもグリーンの葉を絶やしません。生育旺盛で、露地植えにするとどんどん広がっていきます。華奢なワイヤーのような茎はツルのように見えますが、ツル性ではありません。 環境が合えば、春から夏にかけて小さな花とその後に種子ができます。とても小さく見つけにくい花と実ですが、光沢のあるグリーンの葉よりも明るい黄緑色の花が咲くので、注意深く観察してみましょう。 ワイヤープランツは霜に当たると葉が落ちてしまうことがありますが、根が生きていれば春の暖かくなったころにまた新芽を出し始めます。葉が落ちたら短く刈り込んで軒下に移動するなどの寒さ対策を行いましょう。また、剪定のときに切った枝は水に挿しておくことで発根するので、水耕栽培で楽しむことができます。

ユーフォルビア・ダイアモンドフロスト

  • ユーフォルビア・ダイアモンドフロストは、非耐寒性の低木。夏の暑さに強く、4月~11月頃に白い繊細な小花を次々と咲かせます。花に見える部分は苞(ほう)と呼ばれる花のすぐ下の葉で、本当の花は目立ちません。低木でありながら寒さに弱いので一年草扱いされていることが多いですが、暖地では屋外で冬越しできることもあります。真夏の高温期には、半日陰になるくらいの場所で管理すると状態良く育ちます。茎を切ると白い液が出るので、触ったときはすぐに手を洗いましょう。かぶれやすい人はビニール手袋などをして作業します。 ユーフォルビア・ダイアモンドフロストは、切り花で言えばカスミソウのような存在です。どんな花とも合うので、寄せ植えに使うとメインの花を引き立たせ、爽やかさを演出してくれる名わき役です。

黒松(クロマツ)

  • 黒松は、葉は細長く、葉や樹皮が他の松に比べて硬いところが特徴です。4月から5月ごろにかけて、黒松の新芽は出てきます。この新芽はつくしに似ています。幹肌は荒々しい感じがあるので、若木でも古木感が出やすいです。庭木に植えてある黒松は、松の葉が密集しやすくなってしまいます。 黒松は、日本全国の沿岸にはほとんど自生している常緑針葉高木であることです。海の潮風や夏の暑さにも比較的強く大気汚染や公害にも強いので、防風林や街路樹としても活用されています。また、黒松は本の盆栽の代表的な存在です。黒松は樹勢も強いので針金掛けがしやすいため、盆栽の樹形がつくりやすい樹木です。

セネシオ エンジェルウィングス

  • セネシオ エンジェルウィングスは、シロタエギクの仲間で、最近出回り始めた品種。シロタエギクに比べて葉が大きく厚みがあり、天使の羽のようなふわふわした感触が魅力的です。 丈夫で寒さにも強く、一年中美しい葉色が楽しめます。花壇植えやハンギングバスケット、寄せ植えのアクセントに使うカラーリーフとしてぴったりです。日当たりを好みますが、真夏は半日陰くらいの場所の方が適しています。水はけと風通しの良い環境で育てましょう。

ガジュマル

  • ガジュマルは人気の観葉植物です。沖縄地方では「キジムナー」と呼ばれる精霊が宿るといわれています。ガジュマルは熱帯~亜熱帯地方に分布する常緑高木なので暖かくて日光のある場所を好みます。日光にあてること、水のやり方には気を配る必要がありますが、基本的には育てやすい観葉植物です。 また、ガジュマルは、幹の途中から気根という根を出しています。気根が地中に付くと太くなり、ガジュマルの木を支える支柱根となります。地植えにされているガジュマルはこの気根が多く、風に揺れる気根は不思議な雰囲気を醸し出しています。 ガジュマルのその太い幹とまるく厚みがある濃い緑色をしている葉は生命力を感じさせ、独特な形をしているので人気があります。鹿児島県沖永良部島の国頭小学校の校庭には樹齢100年を超える日本一のガジュマルが植えられています。 ガジュマルには尖閣ガジュマルやパンダガジュマルなどの種類があり、葉の形などが違います。

ゴヨウツツジ

  • ゴヨウツツジは、落葉性のツツジです。本州の岩手県以南の主に太平洋側や四国に自生している他、公園樹としても植栽されています。生長すると5m以上になります。 ゴヨウツツジはツツジの仲間ですが、一般的なツツジの葉と違い、5枚の葉が車輪状に生えていることから、五葉(ゴヨウ)ツツジと呼ばれています。 ゴヨウツツジの老木の木肌は、樹皮が松のように剝がれるため、松肌とも呼ばれています。 ゴヨウツツジの花の開花時期は、4月下旬~6月です。葉の下から、純白の花がうつむきがちに開花します。生長は比較的遅い樹木ですが、長年経過すると人の身長より背丈が高くなるため、見上げた木の下から見える明るい緑色の葉と純白の花、青空のカラーハーモニーがとても美しく、見ごたえがあります。 春から初夏の花の時期が美しいゴヨウツツジですが、秋の紅葉もとても美しく、季節の移り変わりを楽しめるシンボルツリーとしても人気です。

紫えんどう(ツタンカーメンえんどう)

  • 紫えんどう(ツタンカーメンのえんどう豆)は、エジプトの有名なツタンカーメンの古墳から出土したと言われているえんどう豆で、実だけを加熱調理して食べる実えんどうです。さやの色は、濃い紫色~緑色まで色幅があります。 紫えんどう(ツタンカーメンのえんどう豆)を始めとしたえんどう豆の育て方は、種まきの時期が最大のポイントです。幼苗は寒さには比較的強く、しっかり冬越えしますが、種を早くまきすぎて株が大きくなりすぎてしまうと、寒気で傷みやすくなります。小さく育てて寒さの冬を乗りきり、4月から収穫を開始します。

アイビーゼラニウム

  • アイビーゼラニウムは、アイビーに似た形のやや厚肉で光沢がある葉を持つゼラニウム。ゼラニウムは茎が上に伸びるのに対し、アイビーゼラニウムは、半蔓性で茎が下垂します。ツタバゼラニウム、ツタバテンジクアオイと呼ばれることもあります。ハンギングバスケットなど、目線の高い位置に飾ると、あふれるように枝垂れ咲く姿を楽しめます。ヨーロッパでは、窓辺のフラワーボックスに主役として植えている光景がよく見られます。 アイビーゼラニウムは四季咲き性で、4月~11月頃まで長い期間花を咲かせます。高温多湿をやや苦手とするため真夏は一度、花が休みます。暖かい場所では冬も開花する多年草です。花期になると、上部の茎の葉の付け根から花序を出し、花径3~5㎝ほどの花を咲かせます。暑くなる前に切り戻して涼しい半日陰に移動し、乾かし気味に水やりを続けると、秋から再び開花します。花色や咲き方も様々あり、一重咲きの他、八重咲きやバラ咲きなどもあります。 ▼アイビーゼラニウムを使った寄せ植えはこちら 花の寄せ植えレッスン | 初心者さんのためのアイビーゼラニウムの寄せ植え 春にはたくさんの花があるけれど、どれを選んだら良いか分からない、というビギナーさんにおすすめしたいのがゼラニ… LOVEGREEN編集部 2018.04.11 寄せ植え

千日小坊(センニチコボウ)

  • 千日小坊は千日紅の花穂を小さくしたような、可愛い花をたくさん咲かせます。花穂の大きさは、5~10mmほど。千日紅に似ている小さな花をつけることから、千日小坊という名が付けられました。確かに千日小坊と千日紅は同じヒユ科で花が似ているのですが、千日紅はセンニチコウ属なので千日小坊とは属が異なります。千日紅が非耐寒性一年草なのに対して、千日小坊は半耐寒性の多年草という点も異なります。 千日小坊は花持ちが良く、寄せ植えに使うとメインの花を引き立てる花として活躍します。ふんわりとした優しい風情が感じられる花です。 千日小坊の開花期は10月~12月頃。半耐寒性の多年草なので、寒くなったら室内に取り込めば2月頃まで咲きます。また、短日性植物なので街灯の下など夜に明るい場所ではなかなか咲きません。8月下旬~9月に流通している開花株は、短日処理を行って早く花を咲かせています。自然の状態では、晩秋からの開花になります。 千日小坊は、日当たりが良く、温暖な気候を好みます。日陰では徒長してひょろひょろと育ち、花も咲きにくくなります。日なたで育てると株がしっかりと育ち、花つきも良くなります。立ち性で、環境が合うと草丈100cmほどまで大きくなります。暑さには強いですが、耐寒性はそれほど高くありません。温暖地で、強い霜に当たらなければ屋外での冬越しが可能です。病害虫の心配はほとんどなく、育てやすい植物です。挿し木で増やすことができます。 ▼千日小坊を使った寄せ植えはこちら 9月におすすめ!育てる秋色リースの寄せ植え作りをはじめよう 9月のおすすめは秋色のリース型寄せ植え。リースの丸い形を見ると、心がほっとしませんか?リースは平和や永遠の象… とまつあつこ 2020.08.15 寄せ植え  

イチョウ(銀杏)

  • 扇型の葉をしている落葉高木のイチョウ(銀杏)は、全国で街路樹としてよく使われています。黄色く色づく紅葉の景色はとても見事で、イチョウ(銀杏)の街路樹は秋の観光スポットとしても人気があります。イチョウ(銀杏)の実であるギンナンは料理の素材として人気がありますが、実がなる季節はなんとも言えない匂いが発生するため、街路樹として植栽されるのは雄株のイチョウ(銀杏)が多いようです。 東京の木は、都民投票で「イチョウ(銀杏)」に決定し、 昭和41年11月14日発表されました。 大正12年に発生した関東大震災では、一面焼け野原となった東京で奇跡的に生き残ったとして、今も大手濠緑地で大切に育てられているイチョウ(銀杏)の木があります。

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