ベビーサンローズ(アプテニア)とは?育て方・栽培方法|植物図鑑
- 植物名
- ベビーサンローズ(アプテニア)
- 学名
Aptenia cordifolia
- 科名
- ツルナ(ハマミズナ)
- 属名
- アプテニア
- 原産地
- 南アフリカ東部
ベビーサンローズ(アプテニア)の特徴
肉厚の葉っぱに直径3センチほどの濃いピンクの花を咲かせます。地面を這うように伸びていくので、ハンギングや段差のある花壇に植えると垂れ下がって伸びていきます。
常緑の品種と斑入りの品種があり、斑入りの品種は気温が秋以降の涼しい時期に、葉の縁がピンクに紅葉します。寒さにも意外に耐え、南関東であれば越冬することができます。
ベビーサンローズ(アプテニア)の詳細情報
園芸分類 | 多肉植物、ツルナ |
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耐寒性 | やや強い |
耐暑性 | 強い |
花色 | 濃いピンク |
開花時期 | 5月~7月,9月~11月 |
ベビーサンローズ(アプテニア)の栽培環境
日当たり・置き場所
日当たり風通しが良いところを好みます。日陰だと花が咲かなくなりますので日向で管理しましょう。地植えにするときは長雨に注意します。
温度
暑さに強く、寒さにもやや強いので、強い霜に当たらなければ耐えることができます。
用土
水はけの良い土を好みます。水やりの回数を少なくすれば培養土でも育てることができます。
ベビーサンローズ(アプテニア)の育て方のポイント
水やり
乾かし気味に管理をしましょう。1週間に1度程度で十分でしょう。地植えの場合はさほど気にしなくても大丈夫です。
肥料
規定より薄めた液体肥料や緩効性肥料を1~2か月に一度与えてもよいでしょう。与えなくても十分に育ちます。
ベビーサンローズ(アプテニア)の詳しい育て方
選び方
株元まで葉が付いてるもの、伸びすぎていないしっかりとした株を選ぶとよいでしょう。
剪定・切り戻し
どんどん伸びるので、株元に葉がなくなり淋しい状態になります。こまめな剪定を行う事で、枝数が増え、花もたくさん咲かすことができるので、伸びすぎたと感じた時はすぐにカットしましょう。3本以上根元から枝分かれしている場合は、1本を株元から10~15㎝位のところでカットします。花は枝の先端に付くので、咲いてほしいところより少し短めにカットするとよいでしょう。
植え替え・鉢替え
鉢植えの場合は、根がパンパンに張っていれば植え替えをしましょう。伸びて他の植物に侵食してしまいそうな場合も株分けを兼ねて植え替えします。生長が早いので放っておくとどんどん伸びていきます。時期は春か秋がよいでしょう。
花
真夏は花の勢いが落ちます。少し涼しくなると再び咲き始めます。
夏越し
なるべく風通し良くし、水やりするときは朝方にします。枝が混んでいると蒸れてしまうので短めにカットするとよいでしょう。
冬越し
なるべく乾かし気味に管理をすると越冬することができます。水やりは1か月に1度程度でよいでしょう。
増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)
株分けと挿し芽で増やすことができます。挿し芽は新芽を乾いた土に挿します。挿してから3日後に水を与え、そのあとは土がカラカラに乾いたら与えるようにし、乾かし気味で管理をします。