白ボタン(シロボタン)とは?育て方・栽培方法|植物図鑑
- 植物名
- 白ボタン(シロボタン)
- 学名
Echebeveria cv. ‘Shirobotan’ または Graptveria’Titubans’
- 科名
- ベンケイソウ
- 属名
- エケベリアまたはグラプトベリア
- 原産地
- 交配種のため不明
白ボタン(シロボタン)の特徴
白いブルームがかった白い葉が美しい多肉植物です。触れると指の跡が付きます。見た目によらず丈夫で育てやすいので、初心者さんにもおすすめの品種。横に広がるように大きくなるというよりは、上に伸びて成長します。
冬は紅葉してほんのり葉先がピンクになります。
以前は「エケベリア」分類されていましたが近年は「グラプトベリア」に分類されたようです。
白ボタン(シロボタン)の詳細情報
園芸分類 | 多肉植物、エケベリア、グラプトベリア |
---|---|
草丈・樹高 | ~20cm位 |
耐寒性 | 強い |
耐暑性 | やや強い |
花色 | 黄色 |
開花時期 | 春から秋 |
白ボタン(シロボタン)の栽培環境
日当たり・置き場所
日当たり・風通しの良い場所で管理をします。外で管理される場合は、雨に当たらない所に置きましょう。室内であれば窓際など日の当たる場所が適していますが、暑さ寒さに強いので外での管理をおススメします。
温度
暑さ寒さに強いので温度はあまり気にしなくて大丈夫ですが、寒冷地の冬の時期は、室内に取り込んだ方が無難です。
用土
多肉植物の土や、水やりの回数を控えれば普通の培養土でも栽培可能です。
白ボタン(シロボタン)の育て方のポイント
水やり
土が完全に乾いてから与えます。水を欲しがるサインとして、葉にシワが寄ります。それから水やりをするか、鉢を持ってみて軽いと感じたら与えましょう。水を与えな過ぎて枯れるというより、あげすぎて枯れてしまうパターンが多いので、乾燥気味に管理できていればさほど神経質にならなくても大丈夫です。
冬は断水、または1カ月に1度程度の水やりで大丈夫です。
肥料
特に必要ありません。植替え時に少量の置き肥を与える程度で大丈夫です。
病害虫
ワタ虫やカイガラムシがつくことがありますので見つけ次第ピンセットで取り除いたり、薬を散布しましょう。
白ボタン(シロボタン)の詳しい育て方
選び方
葉と葉の間が詰まってい間延びしてないもの、ぷっくりとしているものを選びましょう。
剪定・切り戻し
上にどんどん伸びていきますので、好きな位置の葉っぱがある節でカットします。
植え替え・鉢替え
鉢がパンパンになっていたり、株が大きくなりすぎて鉢が倒れてしまうのであれば植替えをします。
やり方は根を3分の1くらい切り落として、根をほぐしながら古い土をなるべく落とします。そしたら、新しい土に植え、一週間後に水を与えます。
時期は秋か春に行いましょう。
花
春から秋にかけて株から細長い茎をのばし、ベル状の黄色い花を咲かせます。
夏越し
多湿にしないように.気を付けます。水やりは涼しい時間帯に。梅雨時期は乾燥気味に、風通し良くします。
冬越し
断水または1カ月に1回程度に抑えます。乾燥気味にしたほうが耐寒性が強くなります。
増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)
挿し木、葉挿しで簡単に増やすことができます。
【挿し木】上から10cm位の位置でカットして、下葉がある場合は2~3枚取ります。そして切り口を乾かして、乾いた土に挿します。
【葉挿し】株から丁寧に葉っぱを取ったら取ってすぐに土に挿すのではなく、半日陰の場所で根っこと芽が出てくるまで放置します。
この時湿っている場所には置かないでください。土の上ではなく、網の上など風通しの良いところに置くのがおすすめです。根が出てきたら、乾いた土に置きます。少し根を埋めるように挿すといいでしょう。根が出る前に土に挿してもできますが、この方法をおススメします。