虫は苦手だけど植物を育てたい!虫がつきにくい植物5選

LOVEGREEN編集部
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虫が苦手…でも植物を育てたい!そんな方に、育てる上で注意すること、そして虫がつきにくいといわれている植物をご紹介します。
目次
育てる上で虫がつかないようにするには?
虫をつきにくくするためには管理が大切です。
有機肥料や有機質の土は基本的に使用しない
有機肥料や有機質の土はコバエなどの害虫の産卵床や餌となり、害虫が発生しやすくなる原因になります。そのため、できるだけ避け、無機質のものを使用するようにしましょう。
有機肥料の代表的なものは油粕やたい肥などです。これらの代わりに化成肥料を使用すると、害虫の発生を予防することができると思います。
有機質の土で代表的なのは腐葉土です。腐葉土はコガネムシの幼虫や多くの虫に好まれる土なので、室内の観葉植物に使用するのは避けたほうがよいでしょう。
受け皿に溜まった水は必ず捨てる
虫たちは水が大好きです。
水が溜まったままにしておくと虫がよってきて卵を産んだりするので必ず水を捨てるようにしましょう。
また、皆さんの嫌いなゴキブリも水を飲みによってきてしまいます…。
しかし、葉っぱが乾燥し過ぎると虫や病気が発生しやすくなるので定期的に葉水をしましょう。
外に出さないこと
植物的には外にだして日の光に当てることがいいのですが、同時に虫もよってきてしまいます。
可能ならば外には出さずに部屋の中から日の光に当てるようにしてください。
虫がつきにくく育てやすい植物5選!
1.風水的にもいいガジュマル
沖縄地方では「キジムナー」と呼ばれる火の精霊が宿るといわれています。
ガジュマルは熱帯~亜熱帯地方に分布する常緑高木なので暖かくて日光のある場所を好みます。
日光にあてること、水のやり方には気を配る必要がありますが、基本的には育てやすい観葉植物です。
ガジュマルは風水の効果も期待でき、風水ではこの生命力のパワーに満ちたガジュマルを置くことで良い運気を引き寄せてくれるそうで、幸福の木とも呼ばれています。
金運アップや恋愛運アップなどにつながり、観葉植物の中でもより効果が期待できるとして人気があります。
ガジュマル
- ガジュマルは人気の観葉植物です。沖縄地方では「キジムナー」と呼ばれる精霊が宿るといわれています。ガジュマルは熱帯~亜熱帯地方に分布する常緑高木なので暖かくて日光のある場所を好みます。日光にあてること、水のやり方には気を配る必要がありますが、基本的には育てやすい観葉植物です。 また、ガジュマルは、幹の途中から気根という根を出しています。気根が地中に付くと太くなり、ガジュマルの木を支える支柱根となります。地植えにされているガジュマルはこの気根が多く、風に揺れる気根は不思議な雰囲気を醸し出しています。 ガジュマルのその太い幹とまるく厚みがある濃い緑色をしている葉は生命力を感じさせ、独特な形をしているので人気があります。鹿児島県沖永良部島の国頭小学校の校庭には樹齢100年を超える日本一のガジュマルが植えられています。 ガジュマルには尖閣ガジュマルやパンダガジュマルなどの種類があり、葉の形などが違います。
2.空気清浄をしてくれるサンスベリア
サンスベリアの主な産地はアフリカで、赤道に近い国特有の焼けるような暑さととても乾燥した自然環境という過酷な条件下でも枯れずに力強く成長するので世界一丈夫と言われるぐらいの観葉植物だそうです。
サンスベリアはアメリカのNASAが発表した、空気清浄効果のある50種のエコプランツのうち、特に空気清浄効果の高いものと評価されているようです。
風水的にも、良い気をを作り出し、悪い気を浄化する作用があるそう。
また、「虎の尾」といわれる模様の種類は、魔除けや厄除け効果があるといわれ、玄関や窓辺に飾るといいでしょう。
サンスベリア・トリファスキアタ・ローレンティ
- サンスベリア(サンセベリア)はキジカクシ科サンスベリア属に分類される熱帯アフリカが原産の観葉植物です。 和名はチトセランで、トリファスキアタ・ローレンティは覆輪斑であるためフクリンチトセランとも呼ばれています。しかし、ローレンティもフクリンチトセランもあまり一般的ではないようで、流通する場合はサンスベリアやトラノオ(虎の尾)という名前が多いようです。 トラノオはそのままの意味で、見た目が虎の尾に似ているからそう呼ばれるようになったそうです。 サンスベリアは空気清浄能力が高く、さらには金運をアップさせる開運植物として売られることもあります。 葉に水分を蓄えることが出来るため、乾燥に強く、逆に蒸れに弱いです。
3.虫を寄せつけないペパーミント
ペパーミントには、コバエや蚊が嫌いな香りが含まれているようです。
また、疲れを感じたとき、気分が乗らないときにリフレッシュしたり集中力を上げる効果があると言われています。
暑さ寒さに強く、よく増えるため地植えにはせずに鉢植えで楽しむことをおすすめします。
ペパーミント
- ペパーミントは古来から薬草や薬味として使用され、花を蒸留して精油を抽出し、香料として使うなどして愛用されてきた植物です。ニホンハッカに比べると、メントール含有量は50~60%と低めですが、それでも強いメントールの香りを楽しむことができます。清涼感が強く、ピリッとした刺激のある香りが特徴。ガムやお菓子、肉や魚の臭み消し、料理の香りづけ、ハーブティー、歯磨き粉、化粧品などに用いられます。 ペパーミントは、暗緑色の葉と茎をしたブラックペパーミントと、葉と茎が普通の緑色をしたホワイトペパーミントと呼ばれるものがあります。どちらかというと、ブラックペパーミントの方が香りが強いと言われています。 ペパーミントは非常に繁殖力が強いので、地植えにする場合は植える場所に注意が必要です。寄せ植えに使う際は、ペパーミントだけポットのまま植えるなど工夫するとよいでしょう。
4.ハイドロカルチャーで育つシェフレラ(カポック)
ハイドロカルチャーで育てることができるため、病虫害も発生しにくく育てやすいです。
暗くても育ちますが、明るい日陰にもたまに置いてあげた方がいいです。
出かける前にレースのカーテン越しなどに置いたり、明るい日陰の方がより元気に成長します。
斑入りのホンコンカポックという品種もあります。
5.マリーゴールド
マリーゴールドは「緑肥」(りょくひ)として活用できます。
緑肥とは、肥料効果のある植物を栽培したり、収穫をしないでそのまま田畑の土と一緒に耕し、そこに栽培する作物の肥料効果を高めることです。
またはそのための植物のことです。マリーゴールドの根から分泌されているαテルチエニルという物質が、地中にいる線虫の忌避剤となるようです。
※土壌環境や育成環境などにより効果の程度は変化します。
マリーゴールド
- マリーゴールドはキク科の非耐寒性一年草。暑さに強く寒さに弱い性質の、基本的に丈夫で育てやすい植物です。5月~11月頃、独特な香りがする花を咲かせます。花色は黄、オレンジ、白、赤、複色など様々で、花の大きさは小輪から大輪まであります。咲き方も一重咲き、八重咲き、クレスト咲きなど多様です。 大きく分けて、フレンチとアフリカンの系統に分けられます。その他には、メキシカンの系統もあります。 フレンチマリーゴールド 開花期は5月~7月、9月~11月。一重咲き、八重咲き、クレスト咲きがあります。花色は黄、オレンジ、赤、複色などで、草丈は20~30cmほど。 暑さには強いものの、猛暑にはあまり強くないため真夏に花が咲きにくくなります。 アフリカンマリーゴールド 開花期は5月~11月。ボール咲き・大輪のものが多いです。花色は黄、オレンジ、白などで、草丈は30~100cmほど。猛暑にはフレンチ系より強い特徴があります。 メキシカンマリーゴールド 開花期は5月~10月。一重咲きで小さな花をたくさんつけるものが多く見られます。花色は黄、オレンジなどで、葉は細く、たくさん茂ります。草丈は40cmほど。
いかがでしたか?
ご紹介した植物は比較的虫がつきにくいものなので、虫が苦手方は参考にしてくださいね!
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