観葉植物を上手く育てる5つのポイント
熊木健二
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観葉植物を育てたいけど、すぐ枯れてしまうと頭を抱えている方がいると思います。
管理が大変、うまく育てられないから向いてないという方も、あるいくつかの点に気をつければ観葉植物を育てることできますよ!
目次
1.観葉植物の水やり
まず、最も重要なのが水やりです。
水をどのくらいやったらいいのか?どのくらいの頻度でやったら、いいのか?という声をよく耳にします。
これは観葉植物の種類や季節にもよりますが土が乾いたら、たっぷりとです!
夏は気温が高いので土の中の水が乾きやすいのですが、冬は気温が低いので乾きにくいです。
水をあげすぎると、根腐れ(根っこが腐ってしまう)で枯れてしまいます。水をやる頻度を多くするのではなく、一回の水やりでたっぷりとあげます。
また、夏の昼間に水やりをしてしまうと蒸れてしまうことがあるので、夕方~夜の涼しい時間帯に水やりをするようにしてください。
・土の表面や中を触って、乾いているか。
・鉢の底を見て、土がカラカラなのか。
カラカラの場合は、たっぷりとあげましょう。バケツのような容器に水を張って、そこに鉢を入れて、ぽこぽこと空気が出切るまでつけると鉢の中に水が行き渡ります。また、毎日観葉植物の葉っぱを触っていつもより柔らかかったり、葉が下に下がっていると水の足りない証拠です。
2.観葉植物に必要な日光
どのくらいの日光が必要ですか?
品種にもよりますが、基本的にはレースのカーテン越し程度の日光が必要です。観葉植物は耐陰性があるものが多いですが、基本的には日光を好みます。そのため、出来るだけ日光を当ててあげるのが理想的です。
しかしながら1日中日光を当てる必要はありません。むしろ西日などは日が強く葉焼けを起こしてしまうことがあります。そのため、午前中いっぱい or 朝~午後2時過ぎあたりまで日光が当たっていれば十分です。
観葉植物の葉っぱが伸びている?
日が足りないと、日を求めて植物は伸びていきます。ひょろひょろとした姿になってしまいます。このことを徒長といいます。
徒長をしてしまうと樹形が崩れてしまい、せっかく綺麗な観葉植物が台無しになってしまいます。品種にもmよりますが、5月~10月の間ならば徒長した部分を剪定すれば新芽を出すことがあるそうです。
しかし、いくら剪定をして新芽を出したからと言って栽培環境を変えなければ堂々巡りになってしまいます。そのため、徒長の対処をした後は窓辺等の日当たりのいい場所に移動するなど、日光量を増やすようにしてください。
観葉植物の葉っぱが茶色(黄色)くなってきました
あまり日当たりが強すぎると葉っぱが茶色(黄色)くなってしまします。これは葉焼けという現象で、人間で言えば火傷をしている状態です。
一度葉焼けをしてしまった葉は元には戻らず、株の大部分が葉焼けをしてしまった場合最悪枯れてしまうこともあります。
植物の種類によりますが、薄暗い森林の湿地帯に生息する苔やシダ類は直射日光だと葉がチリチリになってしまう可能性もあります。
どんな生息地で暮らしている植物なのか頭に入れておきましょう。
3.観葉植物の温度管理
観葉植物は品種によって耐寒性も耐暑性も様々です。
そのため、一概には言えませんが、基本的には冬場は暖かい室内などに移動することをおすすめします。
また、蒸れを防ぐために夏場は水やりした後は出来るだけ涼しく風通しの良い場所に移動させてください。
4.観葉植物の置き場の風通し
風通しが悪いと、害虫がついたりカビが発生したり、病気になりやすいです。 夏場は、室内の空気が温かくなるので、風通しをよくして室内の空気を新しくしましょう。 サーキュレーターなどで風を送ってあげてもいいと思います。
5.観葉植物の”根詰まり”に注意
根詰まりとは根が鉢いっぱいに広がってしまい、ぎゅうぎゅうになっている状態のことです。
鉢底から根が出ていたり、植物体を軽く持って確認してみましょう。
他にもよく耳にするものだと、以下のものがあります。
急に葉が落ちてしまった
⇒水が足りない、風通しが悪い、寒さで落ちしてしまった
植え替えは、いつが良い?
⇒育てている観葉植物の種類にもよりますが大概、暖かい時期が多いです。
虫やカビが生えてしまった…。
⇒有機肥料ではなく化成肥料を使うようにし、植え替えましょう。
⇒風通しが悪いと発生するので、風通しをよくしましょう。
※これらの原因と対処法はあくまで可能性としてあげられるものです。
犬や猫に愛情を注ぐように、植物も毎日観察しましょう!毎日観察していると、小さな変化に気づくことができるようになります。生長したり新しい芽が出ていると、とても嬉しい気持ちになりますよ♪
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