トイレに観葉植物を飾って居心地良く。おすすめの種類や管理方法

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少しの時間とはいえど、一息つけるスペースでもある「トイレ」。トイレにも観葉植物は置くことはできます。観葉植物を飾る時のポイントやおすすめの種類などをご紹介します。トイレを清潔感のある居心地の良い空間へ変えれば、トイレ掃除も楽しい時間に変わるかも?

目次

トイレの植物の管理

これからご紹介する観葉植物は、比較的耐陰性がある丈夫な植物です。耐陰性とは日光が少ない場所でも育つ性質のこと。庭やベランダ、リビングに比べたら日当たりが限られる場所でも育てることができます。

ちょっとのひと手間が、健やかに育つポイント

耐陰性があるといっても、日光に当たる方が調子良く育ちます。日光不足になると、間延びして形が崩れひょろっとした姿になることも。午前中だけ日当たりの良い場所に置いたり、出かける時はベランダに移動したり。手間かもしれないけれど、ちょっとしたことが観葉植物が健やかに育つポイントになります。

水やりは植物に合わせて。基本土が乾いてから

毎日水やりをする必要はありません。水や湿度を好む種類から、乾燥に強い種類など植物の性質によって水やりは異なります。植物のラベルやタグの裏に水やりの頻度が書いてあるものもあります。購入する前に確認してください。

トイレに観葉植物は風水的に良い?

風水は中国で生まれた環境を整え「気」の力を使う環境学とされています。観葉植物を置く、置かない関係なくクリーンな空間である方が、心地よく過ごせます。観葉植物にとって日光と風は大事な存在。こまめに換気をして、新鮮な空気を取り入れることは結果的に気の流れがよくなるのではないでしょうか。

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トイレでも育てられる観葉植物

サンスベリア

サンスベリアはアフリカが原産の多肉植物です。  トラノオ(虎の尾)という名前で流通する場合があります。空気清浄能力が高いことで有名で、数ある観葉植物の中でも安定した人気を誇っています。  品種が多いのも特徴で、サンスベリア・ロリダなど珍しい品種は高値で取引されており、サンスベリア愛好家も多いです。  耐陰性(日光不足に強い性質)があり、日光が入るトイレならば置くことが出来ます。湿潤な環境が苦手で、乾燥に強いです。  気温が10℃以下になると生長が止まるので、水やりの回数を減らします。

サンスベリアはアフリカが原産の多肉植物です。トラノオ(虎の尾)という名前で流通する場合があります。

耐陰性があり、日光が入るトイレならば置くことができます。乾燥に強いので毎日水やりをする必要はありません。気温が10℃以下になると生長が止まるので、水やりの回数を減らします。

品種が多いのも特徴で、サンスベリア・ロリダなど珍しい品種は高値で取引されており、サンスベリア愛好家も多いです。

サンスベリア・トリファスキアタ・ローレンティ

  • サンスベリア(サンセベリア)はキジカクシ科サンスベリア属に分類される熱帯アフリカが原産の観葉植物です。 和名はチトセランで、トリファスキアタ・ローレンティは覆輪斑であるためフクリンチトセランとも呼ばれています。しかし、ローレンティもフクリンチトセランもあまり一般的ではないようで、流通する場合はサンスベリアやトラノオ(虎の尾)という名前が多いようです。 トラノオはそのままの意味で、見た目が虎の尾に似ているからそう呼ばれるようになったそうです。 サンスベリアは空気清浄能力が高く、さらには金運をアップさせる開運植物として売られることもあります。 葉に水分を蓄えることが出来るため、乾燥に強く、逆に蒸れに弱いです。

 

フィカス・プミラ

フィカス・プミラ

繊細そうな見た目とは裏腹に、育てやすくタフなのがフィカス・プミラ。基本的には強い観葉植物ではありますが、15℃前後を下回ると生長が緩慢になってきます。土の表面が乾いてから2〜3日経ってから水やりしてください。

プミラはテラリウムにも使いやすい観葉植物です。そのため、鉢植えでなくテラリウムにしてトイレに置くのもおすすめです。

フィカス・プミラ

  • フィカス・プミラは、付着根を出してよじ登るつる性のフィカスです。木や岩、塀、壁などにも這ってぐんぐん生長します。その性質をいかして針金などで造った鉢物仕立てやハンギングバスケット、寄せ植えのアクセントにも使われます。緑葉のタイプに加え、緑の地に白い斑が入る斑入りタイプが観賞用に人気があります。 日なたから半日陰、湿気のある用土を好みます。多少の耐陰性はあるので、室内の明るい場所でも育てられますが、あまり暗い場所だと徒長したり弱々しくなります。一方、真夏の直射日光では葉焼けを起こして葉の状態が悪くなります。真夏は半日陰になるような場所に植えるのがよいでしょう。 地植えにすると木化して根が太くなり、塀をよじ登って覆いつくしてしまいます。こまめに切り戻しを行わないと育ちすぎてしまうので注意が必要です。

ホヤ

ホヤ・カルノーサ

半日陰を好むので、日が入る場所でならば育てやすいのがホヤ。冬は休眠期で寒さに弱いので、暖かい場所で管理し水やりの回数も少なくしてください。ホヤは種類が色々あるので好みのものを探してみては。

  • 原産地では樹木の幹や岩に張り付き育つ着生植物です。つる性のものが多く育てやすいため近年観葉植物として人気があります。厚めの葉にピンクの桜色の花が咲くホヤ・カルノーサの和名は「サクララン(桜蘭)」と呼ばれています。ランと名前につきますがランの仲間ではありません。蝋細工のような星形の可愛らしい花が咲くので英名は「ワックスプラント」とも呼ばれています。葉の形、花の色など種類も多種多様です。ハート型の多肉質の葉がかわいらしい「ホヤ・カーリー」やピンクの花が可愛い「ホヤ・カルノーサ」がよく出回っています。

ポトス

ポトスはサトイモ科に属する熱帯植物です。日本で育てるとポトスの葉は小さいですが、本来はモンステラ並みの大きな葉に育ち、葉に切れ込みが入ります。  サンスベリア同様に空気清浄能力の高い植物として知られており、お部屋に飾っているという方も多いのではないでしょうか。  また、斑入りの種類も多く、愛好家も多いです。  水挿しで育てる事もできるので、剪定したポトスを瓶やコップなどに水を入れて置いておくと発根します。

ポトスはサトイモ科に属する熱帯植物です。日本で育てるとポトスの葉は小さいですが、本来はモンステラ並みの大きな葉に育ち、葉に切れ込みが入ります。また、斑入りの種類も多く、愛好家も多いです。水挿しで育てる事もできるので、剪定したポトスを瓶やコップなどに水を入れて置いておくと発根します。

ポトス

  • ポトスは熱帯地域原産のツル性観葉植物で、モンステラなどと同じ定番の観葉植物です。日本では葉が小さくハンギング用の鉢に植えられていることが多いですが、ヘゴ棒などで上へ向かうように仕立てると葉が大きくなり、モンステラのような切れ込みが入るようになります。逆に、ポトスを下垂させるようにすると葉は小さくなり、よく見かける形状のものになります。 ポトスの名前で一般的に流通しているのはEpipremnum aureum という種類で、多くの園芸品種が作られています。また、沖縄を含む世界の亜熱帯~熱帯に帰化・定着している例が見られます。  

 

アスプレニウム

アスプレニウムはシダ植物の一種で、日本にもオオタニワタリといった品種が沖縄を始めとした温暖な地域に自生しています。  葉が特徴的なものが多く、波打った葉をもつエメラルドウェーブなどが園芸店などでよく販売されています。  シダ植物なので耐陰性が高く、トイレに置くことが出来ます。  寒さに弱い傾向があるので、冬場はなるべく暖かい環境に置きます。また、湿潤な環境を好むので、常に土が少し湿っている状態が好ましいです。

アスプレニウムはシダ植物の一種で、日本にもオオタニワタリといった品種が沖縄を始めとした温暖な地域に自生しています。葉が特徴的なものが多く、波打った葉をもつエメラルドウェーブなどが園芸店などでよく販売されています。シダ植物なので耐陰性が高く、トイレに置くことができます。

寒さに弱い傾向があるので、冬場はなるべく暖かい環境に置きます。また、湿潤な環境を好むので、常に土が少し湿っている状態が好ましいです。

アスプレニウム

  • アスプレニウムは主に熱帯~亜熱帯地域に多く分布しているシダ植物で、約700種存在すると言われています。日本ではオオタニワタリなどが沖縄などに分布しています。その他園芸品種として良く流通するものとしてエメラルドウェーブやアビスというものがあります。いずれも基本的には常緑のシダ植物で、半日陰~日陰を好みます。また、オオタニワタリなど一部のアスプレニウムは新芽を食用とする場合があります。

 

アジアンタム

アジアンタムもアスプレニウムと同じくシダ植物の仲間で世界の温帯~亜熱帯に約200種類分布しています。  乾燥と蒸れに弱いので水はけの良い土に植えて小まめに水やりをするようにします。霧吹きなどで葉水を行うと調子が良くなります。  乾燥や直射日光で葉が枯れてきてしまっても、切り戻しを行うことで復活することがあります。

アジアンタムもアスプレニウムと同じくシダ植物の仲間で世界の温帯~亜熱帯に約200種類分布しています。乾燥と蒸れに弱いので水はけの良い土に植えて小まめに水やりをするようにします。霧吹きなどで葉水を行うと調子が良くなります。乾燥や直射日光で葉が枯れてきてしまっても、切り戻しを行うことで復活することがあります。

アジアンタム

  • アジアンタムはイノモトソウ科ホウライシダ属に分類されるシダ植物の総称です。世界の温帯~亜熱帯に分布しており、その数は200種を超えるそうです。 日本でも温暖な地域にはホウライシダ属が自生しています。 アジアンタムの特徴は薄く小さい葉です。非常に繊細な雰囲気を持ったものが多く、シャワシャワとした葉は観葉植物として人気が高いです。 アジアンタムはその葉の薄さから乾燥と寒さに弱いです。しかし、耐乾燥性と耐寒性は品種によって異なり、日本に自生しているようなホウライシダは0℃程度まで耐えられます。 一般的に観葉植物として販売されているアジアンタムはそこまで耐寒性があるわけではないので、冬場は室内などに入れると良いと思います。

 

アイビー(ヘデラ)

アイビー(ヘデラ)は耐寒性も耐陰性もあり丈夫ですが、日光が足りなすぎると徒長したり斑入りの色が変化したりしてしまいます。そのため、窓があるトイレに置くか、一日に数時間日光に当ててあげてください。  アイビーは葉の模様(斑の入り方)が様々で、愛好家が多くいます。  長く伸びすぎたアイビーは剪定して水挿しにして増やすのがおすすめです。  水やりは表面の土が乾燥したらたっぷりと行ってください。

アイビー(ヘデラ)は耐寒性も耐陰性もあり丈夫ですが、日光が足りなすぎると徒長したり斑入りの色が変化したりしてしまいます。そのため、窓があるトイレに置くか、一日に数時間日光に当ててあげてください。アイビーは葉の模様(斑の入り方)が様々で、愛好家が多くいます。長く伸びすぎたアイビーは剪定して水挿しにして増やすのがおすすめです。水やりは表面の土が乾燥したらたっぷりと行ってください。

アイビー(ヘデラ)

  • アイビーはウコギ科キヅタ属に分類されるツル性植物で、属名のヘデラの名前でも流通しています。葉の模様が様々あり、白い斑が入っているものやグレーやライトグリーンなどのマーブル模様の葉などがあります。アイビーは性質も非常に強健で屋外で難なく越冬することができます。そのためグランドカバープランツとして使用されることもあります。 また、地面に植えたアイビーは家屋の壁に活着し、外壁を覆いつくしてしまうこともあります。アイビーは水耕栽培でも育てることが出来るため、いろいろな模様のアイビーを少量ずつビンやビーカーなどに水挿しにするとインテリアにもなります。アイビーは耐陰性もあるため、出窓のある洗面所などに置くこともできます。

 

オリヅルラン

オリヅルランはNASAが認めた空気清浄効果のある植物で、日本でもよく育てられています。  ランナーと呼ばれる茎のようなものを長く伸ばして増えてゆきます。  ランナーで増えた子株はそのまま土に植えて育てるだけでなく、水耕栽培することもできます。  花は白く、とても可愛らしいです。

オリヅルランはNASAが認めた空気清浄効果のある植物で、日本でもよく育てられています。ランナーと呼ばれる茎のようなものを長く伸ばして増えてゆきます。ランナーで増えた子株はそのまま土に植えて育てるだけでなく、水耕栽培することもできます。花は白く、とても可愛らしいです。

オリヅルラン

  • オリヅルランは北欧とヨーロッパ以外に広く分布しています。オリヅルランは200種以上原産しているといわれており、一般的に観葉植物として育てられているオリヅルランは数種類のみです。オリヅルランとして多く流通しているのはChlorophytum comosum という種類とその園芸品種です。中でも斑入り品種であるナカフオリヅルラン、ソトフオリヅルランが代表的なオリヅルランです。その他にアフリカ原産のシャムオリヅルラン、葉の先がカールするボニーという品種なども流通しています。 オリヅルランは春~秋にかけてランナー(匍匐茎)の節から白い花を咲かせます。耐寒性があるため関東以南の暖かい地域であれば屋外越冬することが可能です。また、根茎が生きていれば地上部が枯れても生長期になると芽を出します。

 

ビカクシダ

ビカクシダは葉がコウモリのような羽の形をしていることから、コウモリランとも呼ばれています。  高温多湿を好み、日光も好みます。そのため、窓があり、日光が入るトイレならば置くことが出来ます。  また、大型になる種類もあるので、飾るときは事前に品種をよく調べるようにしましょう。

ビカクシダは葉がコウモリのような羽の形をしていることから、コウモリランとも呼ばれています。高温多湿を好み、日光も好みます。そのため、窓があり、日光が入るトイレならば置くことができます。また、大型になる種類もあるので、飾るときは事前に品種をよく調べるようにしましょう。

ビカクシダ(コウモリラン)

  • ビカクシダは世界中の熱帯地域に分布する着生シダ植物で、「コウモリラン」とも呼ばれています。「コウモリラン」と呼ばれる由来は、垂れ下がる葉を「羽ばたくコウモリ」に例えたものだと言われています。 自生地では樹木に根を張り、くっつくように生きています。栽培する環境に合った品種を選び、育て方のコツを掴めば栽培は難しくありません。葉は着生状態の形を目指して展開するので、板、コルク、ヘゴ等の着生材に仕立てて栽培すると自然で美しい草体に仕上がります。 ビカクシダは変種や交配種などが多く存在し、愛好家も年々増えています。1株だけでもカッコいいのですが、丸く群生にしたビカクシダはとても迫力があります。自生地では樹木に着生しており、大きな群生株が1つの木に複数ついていたり、枝がビカクシダで覆われていることもあるそうです。数十年生きた大型種のビカクシダは人の背丈を超える事もあり、まさにモンスター級のシダ植物です。

 

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窓がないトイレの場合は?

フラワーベース

窓がないトイレの場合、観葉植物を飾ることはできても生長はよくないでしょう。そんな場合は花を生けたり、ドライフラワーを飾ったりするのも一つの手段です。四季を感じることができるのもいいですね。観葉植物の剪定した葉を生けるのも素敵です。

 

トイレもでも素敵なボタニカルライフをお送りください!

 

 

 

 

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