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雨、猛暑でもきれいな庭を作るには?|頑張らない夏のガーデニング

中旬までは雨や曇りが多く、梅雨があけると一気に気温上昇……、7月はひと月の中で気温や天候の変化がもっとも激しい時期です。

近年の最高気温の上昇に伴って、長時間のガーデニングが難しい日本の夏。でも、いつでも庭はきれいに維持したいもの。

「雨の中でも美しく見える花」「暑さに強く、長く咲く花」「ほったらかしで育つ花」「雑草対策のグランドカバー」などを上手に取り入れ、最小限の労力で美しい夏の庭を作りましょう。

2025特集夏庭 雨に強い花

梅雨や長雨など、夏は雨が多い季節。雨に強い花や光が強くないほうが生き生きと育つ草花を植え付けてみませんか。晴れた日だけでなく、雨の庭を眺めるのも楽しくなるような植栽にしてみましょう。

2025特集夏庭 暑さに強い花

「強い日差しに負けず、真夏も休むことなく開花し続ける花」や「一度植え付ければ最低限の手入れだけで毎年咲く花」を夏の庭には多めに取り入れてみませんか。

花がら摘みなどの手入れが必要な植物を少なめに、最小限の手間でも長くたくさん咲く草花に頼りましょう。夏の作業は水やり中心にすると、毎日の負担は軽減します。水やりのあとに自分への水分補給も忘れずに♪

酷暑に負けない最強夏花

年々厳しくなる酷暑に、人も植物もへとへと。今求められているのは、ローメンテナンスで酷暑を乗り切れる最強の夏花たちです。そこで種苗各社からイチオシの暑さに強い花を紹介していただきました。ぜひ夏の植栽の参考にしてくださいね。

2025特集夏庭

開花期間が初夏から秋の草花の中には、本格的な暑さがやってくる梅雨のころに「切り戻し」を行い、株をすっきり風通し良くリフレッシュしたほうがよいものがあります。タイミングよく切り戻しを行い、夏の間は株を休ませると、秋に見事に返り咲きますよ。

2025特集夏庭 グランドカバー

ちょっと目を離すと、あっという間に通り抜けができなくなるほど伸びる雑草たち……。毎年、夏の雑草に手を焼いている方も多いのでは。

雑草は、むき出しの土があると猛スピードで繁殖します。「草は草で制す!」の考えから、むき出しになっている場所にグランドカバープランツを植えてみませんか。根付いて広がっていくと、雑草は最小限しか生えなくなります。植える場所に合ったお気に入りのグランドカバーを探しましょう。

バイオスティミュラント資材

近年、農家さんの間で定番となっているのが「バイオスティミュラント資材」。植物が受ける高温や多湿などのストレスに対する耐性を向上させ、植物が本来持っている抵抗力や免疫力などを引き出す、新分野の資材をご紹介します。

2025特集夏庭 カッティングガーデン

カッティングガーデンとは、切り花用の庭や花壇のこと。剪定や切り戻しでカットした花をお部屋に飾ってみませんか。あまりにも高温になると、外だと1~2日で咲き終わってしまう花は、切り花にした方が長く楽しめることもありますよ。

夏の庭づくり まとめ

canva 夏の庭

植物選び

梅雨の時期から真夏へ、上手にバトンタッチできるような植物選びが大切です。「雨に強い花」「暑さに強い花」「手入れいらずの花」「長く咲く花」……庭の広さに合わせて、最小限の手間でも見栄えがする植物をうまく取り入れて、時間をかけていないのにいつでもきれいを目指しましょう。

小さな鉢植えや寄せ植えの水切れ対策

水の渇きが早い夏。小さな鉢植えや寄せ植えは、土が少ない分、渇きが早くなり、水切れを起こす確率が高くなります。なるべく水やりの手間が省けるような工夫をしましょう。場合によっては、真夏だけ鉢の置き場所を変えてみるのもよいかもしれません。

切り戻しは7月のうちに

どんな草花でも、切り戻すと次の開花までは、1か月~1か月半程度はかかります。9月頃から再び開花させるには、切り戻しのタイミングが大切です。おすすめは、梅雨前半のころ。株をリフレッシュさせるほか、風通しが良くなるので蒸れの防止にもなります。

雑草を抜くのは雨上がりがおすすめ

夏本番の雑草は、あっという間に生い茂ります。できれば春から初夏の芽が若く、草丈が低いうちに目立つものを引き抜いておくと夏がとても楽になります。特に雨上がりは、土が緩んでいるので、晴れ続きの日より引き抜くのが簡単なのでおすすめです。

 

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