季節の生花、ひまわりの様々な種類と扱い方
金子三保子
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夏の花の代表花、ひまわり。切り花のひまわりは、中心が茶系で花びらが黄色の一般的なひまわりの他、毎年、新品種が作り出され、たくさんの品種がただいま出回り中です。定番のひまわりから、ちょっとユニークなひまわりまで、色々な品種とひまわりの扱い方、管理方法をご紹介します。
目次
ひまわりの生け方
ひまわりを花瓶に生ける時は「浅水」で生けます。浅水とは、花瓶に水を少なく入れて花を生けることです。ひまわりは、深い水に入れて生けると水が浸かっている部分の茎の途中が腐ってしまう可能性があるので、水は最小限にして生ける方が長持ちします。
また、夏は水が腐りやすい時期です。花瓶の水はまめに変えて、その際に茎を少しずつ切り戻して新鮮な切り口にすると、より長持ちします。水替えができない場合は、切り花延命剤などを利用しましょう。
ひまわりは、花より葉っぱの方が先にダメになることがあります。傷んだ葉は、つけっぱなしにしないでその都度取り除くと見栄えが違います。
浅水…少なめの水に生けましょう
*写真はひまわりの茎ではありません。「浅水」のイメージになります。
いろんな種類のひまわり
ひまわりとひとくちに言っても、最近では種類がとても豊富な花のひとつとなりました。色、咲き方、小輪から大輪まで大きさもいろいろ。中にはこれがひまわり?というものもあります。たくさんの品種の中からいくつかご紹介します。
黄色いひまわりも中心の色やフォルムが違うと印象はがらりと変わりますね。
中心がグリーンのひまわり。ガーベラにも似ています。
モネのひまわり
ひまわり・東北八重
八重咲のひまわり。花びらは何枚あるのでしょう?
ひまわり・テディベア
ひまわり・ジェイド
白に近い黄色で上品な雰囲気もあるひまわりです。
赤系やブラウン系のひまわりも最近人気です。
ひまわりと言えば、明るいイメージですが、レッド~ブラウン系はシックな雰囲気。
ご紹介したのはほんの一部。毎年のように新しい新品種のひまわりが登場しています。
ひまわりの出回り時期
ひまわりが市場に出回るのは、初夏あたりから出回り始め、一番品種が多くみられるのは7月~8月です。8月はお盆を過ぎた頃から夏の花から秋の花へと少しずつシフトしていくので、たくさんの品種、変わった品種のひまわりが見たいなら、7月~8月中旬の頃に花屋さんに行ってみてください!
これがひまわり?と思ってしまうような咲き方、色のひまわりもあるので、ぜひ生で見ていていただきたいです。ひまわりは暑い時期の花なので、暑くてもある程度日持ちします。おうちにひまわりを飾って、夏らしい花あしらいをしてみてはいかがでしょうか。
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