コーヒーの木(コーヒーノキ)の植え替えなどの管理方法と増やし方(株分け)

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部屋にちょっとしたグリーンが欲しいな~、と思って小さなコーヒーの木(コーヒーノキ)を購入された方もいらっしゃると思います。綺麗な緑色でツヤのある葉はとっても綺麗ですよね。今回は100均でも購入できるメジャーな観葉植物、コーヒーの木(コーヒーノキ)の管理方法と増やし方(株分け)をご紹介します!

目次

コーヒーの木(コーヒーノキ)って何?

コーヒーの木(コーヒーノキ)はアカネ科コーヒーノキ属に分類されるアフリカと熱帯アジア原産の植物です。お手軽な観葉植物としてよく知られていますが、ブルーマウンテン(ジャマイカ)などで栽培されているコーヒーの木(コーヒーノキ)と同じものになります。

大きい株になればコーヒーの実がしっかり実ります。自分で育てたコーヒーの味を楽しむことができるかもしれません。それなりの大きさの株になれば乾燥に強いので、初めて観葉植物を育てる方にもオススメです。根の生長が早いので、毎年~2年に一度植え替えをする必要があります。

LOVEGREEN内の植物図鑑でもコーヒーの木を記載しているので、ぜひご覧下さい。

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コーヒーの木(コーヒーノキ)の増やし方(株分け)

コーヒーの木(コーヒーノキ)は株分けや挿し木、実生などで増やすことが出来ますが、小さい株を購入される方が多いと思うので、今回は株分けでの増やし方をご紹介します。

 

コーヒーの木 全体像

今回株分けするのはこちらです。

 

コーヒーの木 枝

鉢から4株出ており、このまま生長するとキツキツになりそうなので株分けします。

 

コーヒーの木 株分け

鉢から抜き出して古い土を優しく落としていきます。

 

コーヒーの木の株分け

手で半分に分けます。根が固い場合はナイフやハサミで切れ目を入れて手で引っ張ると分ける事が出来ます。

 

コーヒーの木 株分け

水で古い土を軽く洗い流します。このとき根を傷つけないように注意してください。手で株分けをした時点で土が落とせていれば水で洗う必要はありません。もし株が小さくて根張りが弱い場合は土は落とさずに株分けしましょう。

株分けの適期

コーヒーの木(コーヒーノキ)の株分けは5月~7月に植え替えといっしょに行うのがベストですが、暖かい室内で管理しているのであれば、真冬以外であれば問題ないことが多いです。

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コーヒーの木(コーヒーノキ)の植え付け・植え替え方法

観葉植物を良く枯らしてしまう人にありがちなのが過度に水をやりすぎたことによる根腐れです。そのため、初心者の人ほど水はけの良い土を使うようにすると良いでしょう。また、水持ちの良い土を使ってしまうとコバエが発生したりする原因にもなります。

今回は観葉植物の土2に赤玉土1、鹿沼土1を混ぜたものを使用します。

コーヒーの木の植え替え用の土

まず、観葉植物の土を用意します。量は大体で構いません。

コーヒーの木の植え替え用の土

次に赤玉土を加えます。観葉植物の土の半分程度の量を入れます。

コーヒーの木の植え替え用の土

最後に、鹿沼土を赤玉土と同じ量入れます。

コーヒーの木の植え替え用の土

よく混ぜ合わせ、水はけが良すぎるかなと感じたら観葉植物の土を追加します。

コーヒーの木 植え替え

今まで使ってきた鉢よりも一回り大きい鉢を用意します。一回り以上大きい鉢を使ってしまうと、土の乾燥が遅くなり根腐れの原因となる場合があるので、必ず一回り大きいサイズにしてください。鉢に鉢底石を入れます。通気性と水はけを良くするためですので、必ず入れてください。

コーヒーの木の植え付け

土を少量入れ、コーヒーの木(コーヒーノキ)のバランスがよくなるように配置し、周りに土を入れれば完成です。

コーヒーの木の植え付け 水やり後

植え付け後はたっぷりと水をかけて、直射日光の当たらない場所に移動します。植え替え直後のコーヒーの木(コーヒーノキ)は水が下がりやすくなっています。そのため、植え替え後は発根を促進させるような活力剤を与え、一週間程度は腰水などで水切れを起こさないように管理すると良いでしょう。

これで植え付けは終了です!

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コーヒーの木(コーヒーノキ)の管理方法

ここではコーヒーの木(コーヒーノキ)の管理方法をご紹介します!

目次

日光

【屋外】

春~秋にかけて屋外で管理することができますが、直射日光を当ててしまうと刺激が強すぎて葉焼けを起こしてしまうので、30%~50%の遮光をしてください。

遮光するときに遮光ネットや寒冷紗を使用すると簡単に遮光することができます。遮光ネットと寒冷紗はホームセンターや園芸店だけでなく、100均でも購入することが出来ます。

【屋内】

耐陰性があるので、屋内でも大丈夫です。しかし、日光が当たった方が健康な株になるので、なるべく日光が当たる場所に置いてください。

室内だからと言って直射日光を当ててしまうと葉焼けを起こしてしまうので、レースのカーテン越し程度の日光を当てて下さい。

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置き場所

乾燥に比較的強く、耐陰性もあるため、室内の日光が入る場所なら大丈夫です。ただし、エアコンなどの風が直接当たると葉が傷んでしまうので、直接当たらない場所に移動してください。

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水やりの仕方

土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをしてください。乾燥してくると葉先が丸まったり葉が萎れてくるので、そうなる前に水をあげてください。霧吹きなどで葉水をするのも害虫対策におすすめです。

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肥料のやり方

肥料はなくても育ちますが、施肥をした方が生長がはやいです。1000~3000倍に希釈した液体肥料を10日に1回のペースで与えるか、緩効性の置き肥を与えてください。

施肥するときの注意点

適切な希釈倍率を守らないと肥料焼けをしてしまうので、しっかりと濃度測定を行ってください!

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病害虫の種類と対策

コーヒーの木が被害に遭いやすい害虫の種類と対策方法をご紹介します。

ハダニ、アブラムシ、カイガラムシ、ナメクジ、ダンゴムシについてはLOVEGREEN内で対策方法が詳しく書かれているので、そちらを参考にしてみてください。

ハダニ

黄緑や赤い体色をした0.5mmほどの小さな害虫です。葉の裏側に潜み吸汁します。ハダニに吸汁された箇所は白い斑点状になるのですぐ分かります。そのまま放置しておくと最悪の場合枯れてしまいます。

アブラムシ

アブラムシは2~4mmほどの小さな害虫です。幼虫、成虫ともに葉や蕾を吸汁します。群生していることが多く、早めに対処しないと手遅れになる場合があります。アブラムシはスス病などのウイルス病の媒介者で、吸汁されてしまうとそこからウイルスがコーヒーの木の中に侵入し、病気を発症させます。また、発症しなくても吸汁されたことで体力がなくなり、そのまま枯れてしまう場合があります。

カイガラムシ

3mmほどの小さな虫で、白い綿毛のようなものを背負っています。吸汁して生長していくと、身体からワックスなどを分泌し、身体を守ろうとします。カイガラムシに吸汁されると株が弱ってしまい、そのまま枯れてしまうことがあります。

ナメクジ

葉や花芽など、食べれる場所ならどこでも食害する性質の悪い害虫です。外に出していると寄ってくる場合があるので、注意してください。大食漢でもあるので、梅雨時などナメクジが発生しやすい時期は夜に見回りをしてください。少し食害された程度なら生長に問題はありませんが、葉の大半を食害されたり、生長点を食害されると枯れてしまう可能性があります。

ダンゴムシ

柔らかい花芽や新葉、発芽したての株を食害します。ナメクジより食害される可能性は低いですが、外で管理しており地面の近くにコーヒーの木を置いている場合は注意が必要です。

【バッタ】

イナゴなどのバッタは葉の硬さに関係なく食害します。また、食害する量も多いので気付かないでいると手遅れになっていることがあります。割り箸などで見つけ次第捕殺してください。防虫ネットも有効です。

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夏越しと冬越し

【夏越し】

屋外で、気温が40℃以上になった場合は日陰に移動してください。30~50%程度の遮光をすると葉焼けを防止することが出来ます。

水やりは土の表面が乾いたら夕方~夜にたっぷり与えてください。

午前中に行うと暑くなり煮えてしまいます。 活力剤を1000倍に希釈して水やりの2~3回に一度のペースで行うと夏バテを防止できます。

【冬越し】

気温が低くなってくると生長が止まるので、水やりを2週間に1度に減らします。

霜に当たると枯れてきてしまうので、切らないように室内に入れるか、温室内でファンヒーターなどを使って保温してください。ファンヒーターなど暖房器具を使う場合は火事に注意してください。

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観葉植物ってなに?

観葉植物という言葉はみなさんご存知ですよね。雑誌やテレビでも色々な観葉植物が紹介されています。しかし、観葉植物って具体的に何なのか分かりませんよね。観葉植物とは読んで字のごとく、葉を観賞する植物のことです! そうなるとある意味すべての植物が観葉植物になってしまうのですが、一般的には耐陰性があり、室内で育てる事ができる植物が観葉植物となります。

たしかに、イロハモミジも葉を観賞しますが観葉植物とは言わず、庭木やシンボルツリーと言いますよね。

まとめ

観葉植物とは、耐陰性があり室内で育てる事ができる植物の総称です! いかがでしたでしょうか。コーヒーの木は100均でも購入できるメジャーな観葉植物なので是非育ててみて下さい!

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