初心者にもできる!小さな秋の寄せ植えづくり
Botapii編集部
このライターの記事一覧
秋ならではの植物をベースに、実ものやカラーリーフをプラスして寄せ植えを作りました。オータムカラーとして、ジニアやトウガラシのオレンジ色に相性がピッタリの赤と、落ち着きのあるグリーンのブリキ鉢を合わせて秋を先取りし、寒くなるまで長く楽しめるように組み合わせています。今回は、プロトリーフガーデンアイランド玉川店スタッフの垂井愛さんに教わりました。
目次
秋におすすめの寄せ植え植物6種
今回使った植物の色は、オレンジ、赤、白、グリーンです。このように、色をたくさん使い過ぎずにまとめるとオシャレな寄せ植えができるのでおすすめです。
ジニア~キク科 非耐寒性一年草~
トウガラシ~ナス科 非耐寒性一年草~
テイカカズラ~キョウチクトウ科 耐寒性つる性低木~
センニチコウ~ヒユ科 非耐寒性一年草~
ニチニチソウ~キョウチクトウ科 非耐寒性一年草~
ウンシニア~カヤツリグサ科 耐寒性多年草~
小さな秋の寄せ植えを教えてくれた垂井愛さん
垂井愛さんプロフィール
地域花壇のボランティアがきっかけでガーデニングにはまる。プロトリーフガーデンアイランド玉川店に勤務し、お客様に寄り添った寄せ植え作りやワークショップの開催に力を入れている。ハンギングバスケットマスター、グリーンアドバイザーを保有。
▼プロトリーフ ガーデンアイランド玉川店は、2024年11月9日より「プロトリーフ二子玉川本店」として玉川髙島屋S・C本館へ移転・リニューアルオープンしました。
▼垂井 愛さんにインタビューした記事はこちら
小さな秋の寄せ植えの作り方
プロトリーフを訪れ、垂井愛さんに秋にぴったりな寄せ植えを教えていただきました。
先生が正面をこちら側に向けて作ってくれたので、ぜひ、自分で作っているイメージでご覧になってみてください。
まず、どのように植えるか、配置を考えます。基本的に背の高いものは後ろへ、低いものを前へ植えます。
鉢に鉢底ネットを敷き、鉢底石を器の底がしっかり隠れるくらい入れます。
水やりの際に土が流れ出ないように、ウォータースペース2cmを確保できる高さまで土を入れます。
ジニアとセンニチコウを後方へ植えます。
苗の根がまわっている場合は、底の部分の根をはがし、根鉢を少し崩してから植えます。そうすることで、根が活性化されて根の生長が良くなるのですが、真夏の高温期にはあまり根をいじらない方が良い場合があります。植え付け後に半日陰でしばらく養生することができる場合は、少し崩す程度なら問題ありません。
隣り合う苗の株元が蒸れてしまうことを防ぐため、株元の下葉を数枚取って風通しを良くしましょう。
ニチニチソウとトウガラシを鉢の前方に植えます。トウガラシは根を崩すと株がいたみやすいので、あまり根を崩さないで植えます。
テイカカズラは株分けをして使います。根が絡まっているところを優しくほぐすように分けていきましょう。
今回は2つに株分けしました。
テイカカズラのツルは、花と被らないように、グリーンとグリーンの間に入れると色の対比がきれいに見えます。
最後にウンシニアをトウガラシの後ろに植えます。
仕上げの土入れは、苗と苗の間に入れ忘れがないか、根を傷つけないように気を付けながら指で押してチェックします。
\次は、植え付けや管理のポイントを紹介します!/
関連ワード
今月のおすすめコンテンツ
「初心者にもできる!小さな秋の寄せ植えづくり」の記事をみんなにも教えてあげよう♪