カランコエ・ウェンディとは?育て方・栽培方法|植物図鑑
- 植物名
- カランコエ・ウェンディ
- 学名
Kalanchoe ‘Wendy’
- 別名・流通名
- カルパーウェンディ
- 科名
- ベンケイソウ科
- 属名
- リュウキュウベンケイ属(カランコエ属)
- 原産地
- 園芸品種
カランコエ・ウェンディの特徴
カランコエ・ウェンディは、オランダの大学で育成された園芸品種で、花を楽しむタイプのカランコエです。
シックな赤でフチが黄色の釣鐘形の花が、冬から春にかけて枝垂れるようにたくさん開花します。性質は強健で、梅雨や夏に株を蒸らさないように注意すれば栽培は容易です。
カランコエ・ウェンディの詳細情報
園芸分類 | 多肉植物、カランコエ |
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草丈・樹高 | 30~60cm |
耐寒性 | やや弱い |
耐暑性 | 普通 |
花色 | 赤×黄色 |
開花時期 | 3月~5月 |
カランコエ・ウェンディの育て方カレンダー
時期 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
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開花 | ||||||||||||
植え替え |
カランコエ・ウェンディの栽培環境
日当たり・置き場所
日当たりと風通しが良い場所を好みます。真夏は強い直射日光を長時間当てると葉焼けをおこすため、明るい半日陰に移動させましょう。
冬は室内に取り込み、日当たりの良い場所で管理します。(0℃くらいまでの耐寒はありますが、寒風や霜に当たると弱ります)
用土
水はけの良い土を好みます。市販の園芸用培養土に赤玉土小粒などを混ぜて水はけを良くするか、多肉植物用の培養土でも栽培可能です。
カランコエ・ウェンディの育て方のポイント
水やり
土が乾いたら鉢底から水が流れるくらいたっぷりと与えましょう。高温多湿を嫌い、乾燥気味を好みます。過湿にすると根腐れするので注意しましょう。
肥料
初夏と秋に液体肥料もしくは緩効性肥料を施しましょう。
病害虫
目立った病害虫の害はありません。
カランコエ・ウェンディの詳しい育て方
選び方
苗や鉢ものの流通は、冬ごろから出回ります。葉に傷みがなく株元まで葉がついた花数の多いものを選びましょう。
植え付け
0℃程度までの耐寒なので、鉢植え栽培が一般的です。
剪定・切り戻し
花が終わったら株元で花茎をカットし、株を全体的に短く切り戻します。蒸れに弱いため、梅雨から夏にかけて風通しの良い株に仕立てると夏越しがしやすくなります。
植え替え・鉢替え
植え替え適期は、初夏と秋です。1~2年に1度、一回り大きな鉢に植え替えます。
花
春から初夏にかけてが開花時期です。えんじ色のつぼみが開花とともに赤みを増し、縁が黄色くなり、釣鐘形になります。
収穫
花持ちが良いため、切り花として楽しむことができます。
夏越し
乾燥に強く高温多湿に弱いため、土が常に湿っているような状態にすると株が弱ります。梅雨や長雨の時期は、鉢の置き場所に工夫が必要です。
強い日差しが長時間当たると葉焼けを起こします。真夏は半日陰程度の場所に移動させましょう。
冬越し
冬前に室内に取り込み、日当たりの良い場所で管理しましょう。
増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)
挿し木で増やすことができます。花後に切り戻した茎を使うとよいでしょう。