- 金のなる木(カネノナルキ)はベンケイソウ科クラッスラ属の多肉植物。その名から縁起の良い植物として、新築祝いなどのギフトにも用いられます。
南アフリカが原産で、低い木のように育ちます。強健で育てやすく、挿し葉や挿し芽で、簡単に増やすことも可能です。大株になると花を咲かせ、星形の白やピンクの小さな花が密集して咲きます。
金のなる木という名は、丸い葉がまるで硬貨のように見えることから付けられました。金のなる木やカゲツ(花月)という名で出回っていますが、和名では縁紅弁慶(フチベニベンケイ)と呼ばれます。
- カランコエはベンケイソウ科カランコエ属の夏型の多肉植物です。原産地は南アフリカ、東アフリカ、東南アジアなどで生息し、葉が短い毛で覆われているようなフワフワとしたものから、ギザギザしたもの、丸く艶があるもの、紅葉する品種もあり、種類が豊富にあるのも魅力です。主に花を観賞するタイプのものと葉を楽しむ観葉タイプに分けられます。
カランコエの花は、ピンクやオレンジ、赤など彩が鮮やかな品種が多くあり、花の形も一重咲き、八重咲、釣鐘型と種類が豊富です。最近では鉢ものの他、切り花としても流通しています。
- ユーフォルビア・峨眉山はユーフォルビア・鉄甲丸とユーフォルビア・瑠璃晃の交配種で、瑠璃晃の群生する性質を受け継ぎ、見た目も瑠璃晃と鉄甲丸の中間のようで非常に可愛らしい見た目をしています。単頭で育てるよりも群生させた方が本種の魅力がより出せるでしょう。大きさも小型で育てやすい初心者にもおすすめのユーフォルビアです。
- ガムケンシスはタコの様に見えることからタコモノユーフォルビアと呼ばれているグループの一種です。丸い胴体から短くて太い枝を伸ばします。ゴルゴニス(金輪際)は丹平な形でしたがガムケンシスは丸い球体のような胴体をしており、とても可愛らしい見た目をしています。
- 火星人(フォッケア・エデュリス)は、ガガイモ科フォッケア属の塊根植物で、ダイコンのような太く長い灰白色の塊根が特徴です。塊根の頭頂から、盛んにツル状の枝を伸ばします。葉はつややかな緑で、成長すると薄い緑色の変わった花を咲かせます。雌雄異体のため、種での繁殖は難しく、挿し木もうまくいかない場合があり繁殖が難しいですが、流通量は多く比較的手に入れやすい品種です。日光を好み、寒さにも比較的強く丈夫で育てやすい品種です。