ミントの育て方!植え付け、切り戻し剪定、利用方法まで

金子三保子

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ミントはハーブの中では最も知っている人が多いハーブではないでしょうか。最近は八百屋さんやスーパーでもミントを販売しているお店も多くみかけます。

1苗育てておけば必要な時に必要な量だけ新鮮なミントを収穫できるので、お家で育ててみては。植え付け、日々の管理や剪定、利用法などミントの育て方をご紹介します。

目次

ミントの種類について

ひとくちにミントと言っても品種がとっても豊富です。ミントというとスカっとしたさわやかな香りを思い浮かべる方が多いと思いますが、中にはアップルミントのようにほんのり甘くすっきりとした香りや、ジンジャーの香りなど様々。また、利用の仕方もお茶などの食用としてのミントもあれば観賞向きのミントもあります。

パイナップルミント(別名斑入りアップルミント)

パイナップルミント(別名斑入りアップルミント)

 

斑入りペパーミント

斑入りペパーミント

 

たくさんある品種の中で、ミントティーなどに使う一般的なミントと言えば、「ペパーミント」と「スペアミント」です。野菜売り場に売っているミントは、このどちらかであることが一般的です。2つのミントでも葉っぱの色や香りに違いがありますので、できたら自分の鼻でどちらが好きか嗅いでみて購入してみていただけたらと思います。

たくさんある品種の中で、ミントティーなどに使う一般的なミントと言えば、「ペパーミント」「スペアミント」です。野菜売り場に売っているミントは、このどちらかであることが一般的です。2つのミントでも葉っぱの色や香りに違いがありますので、できたら自分の鼻でどちらが好きか嗅ぎくらべてみてください。

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ミントの入手方法

ミントは種からも育てることができますが、増やすことも簡単にできるので苗で購入する方が一般的です。ミントは種が交雑しやすいハーブです。育てている苗から種を採ることもできますが、その種が元の株と同じ香りでないこともあります。同じミントをもう一株欲しい場合は、挿し木や水挿しなどで増やすことをおすすめします。

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ミントの植え付け

ミントを育てる環境

日当たりが良すぎる場所だと葉焼けするので、半日陰等の風通しの良い場所が最も適しています。日陰では葉の色や香りが悪くなります。

ハーブ専用の土、もしくは野菜用の土を利用しましょう。ミントは性質はかなり強健なので、それほど土にこだわらなくても大丈夫ですが、乾燥にはそれほど強くないので、ある程度、保水性のある土がよいです。

ミントは鉢植えと地植え、どっちがおすすめ?

ミントは性質が強いので地植えでも鉢植えでもどちらでも栽培が可能です。ただし、ミントは地下茎で繁殖していく大変繁殖力の強いハーブです。増やしたい方は地植えにしても構いませんが、環境にあうと地下と地上の両方から増えていくのでものすごい勢いで増えていくのでご注意ください。

このことからミントは「爆殖植物」と表現されることもあります。ミントに限らず地下茎で増えるタイプの植物は一度地植えすると、抜くのにとても力が必要になるので増えすぎた時点で整理するのはとても大変です。

ミントを鉢植えで育てるか地植えにするかは、自分がどちらを望んでいるかによって決めましょう。

たくさんの空きスペースがあって他の植物も特に植える予定なし、雑草が生えるのでグランドカバーに何かを植えたい!
→ミントは繁殖力が強いので環境にあえばグランドカバーになります。

あまり増えると困る、他の植物と共存させたい
→限られたスペースで育てたい方は、ミントを鉢植えで育てることをおすすめします。

鉢植えで育てる場合もミントが地下茎で増えるという性質上、ひとつの鉢に1品種のミントを育てることをおすすめします。複数種のミントをひとつの鉢に植えこむと、しばらくすると鉢の中で地下茎で増えだすので、植え替えの時に手こずります。

ミントのランナー

ミントは、地下茎で増えていきますが、地上部分もランナーを出して増えていきます。ランナーとは、匍匐枝(ほふくし)と呼ばれるツルで、株元から伸びたランナーの葉っぱの下が発根して根付き、新しい株として増えていきます。ランナーは鉢の中に誘導しておかないと、鉢から外に飛び出して、地面に接地すると、しばらくすると根付いてしまいます。鉢の中に収めるか、カットします。

ミントは地下茎で増えていきますが、地上部分もランナーを出して増えていきます。ランナーとは匍匐枝(ほふくし)と呼ばれるツルで、株元から伸びたランナーの葉っぱの下が発根して根付き新しい株として増えていきます。ランナーは鉢の中に誘導しておかないと鉢から外に飛び出して、地面に接地するとしばらくすると根付いてしまいます。鉢の中に収めるかカットします。

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ミントの日々の育て方

水やり

地植えのミントは、根付いてしまえば水やりはしなくても大丈夫です。鉢植えのミントは渇いたらたっぷりを目安に乾燥させすぎないように管理します。

肥料

地植えのミントは肥料は要りません。鉢植えのミントも生長期に合わせて初春に置き肥を少し上げるだけで十分です。

植え替え

ミントは成長力が強いハーブで植えっぱなしにしておくと根が回りやすいので、1~2年に一度、植え替えをしましょう。植え替えは、一回り大きな鉢に植えるか、増やしたくない方は、株を整理して同じ鉢に植えます。株分けも簡単にできるハーブです。

ミントは生長力が強いハーブで植えっぱなしにしておくと根が回りやすいので、1~2年に一度、植え替えをしましょう。植え替えは一回り大きな鉢に植えるか、増やしたくない方は株を整理して同じ鉢に植えます。株分けも簡単にできるハーブです。

病害虫

害虫は見つけ次第捕殺しましょう。害虫を見つけた場合は割りばしやピンセットで掴んで捕殺しましょう。掴むことができない場合はついている部分の茎や葉を一緒にカットして処分しましょう。

飲食用にミントを育てる場合はできれば殺虫剤は使いたくないですよね。それには常日頃から葉っぱの様子に変化がないかチェックして、虫食いを見つけたらすぐに原因を探しましょう。虫よけスプレーなども日々の管理に効果的です。

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ミントの剪定

ミントの切り戻し

ミントを健康的な株に保つためやたくさんの葉っぱを収穫するために、定期的に茎を半分から三分の一程度、剪定する方法です。

時期に決まりがあるわけではなく茎が伸びるごとにやればよいのですが、日本は梅雨に雨と湿気で株が蒸れやすいので、一般的に梅雨入り前から梅雨の間に剪定をすることが多いです。雨が多くなってくる前にやるのが最適です。

梅雨の頃に切り戻すと、次にやってくる真夏も植物にとってはストレスになるため、植物にとって一番厳しい梅雨から夏にすっきりと風通しのよい株姿で管理をすると、健康な状態で秋を迎えることができるという利点があります。

最初は、こんなバッサリと切ってしまっていいの?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、逆にどんどん切った方がすっきりとした株になります。

5月に植えたイングリッシュスペアミント。かなり伸びて暴れた状態です。切り戻しの際には、伸びた茎を全体的に切ります。茎の半分くらいでもよいですし、もっと地際で切ってしまっても大丈夫です。剪定後、しばらくすると新しい芽がどんどん出てきます。

5月に植えたイングリッシュスペアミント。かなり伸びて暴れた状態です。

切り戻しの際には、伸びた茎を全体的に切ります。茎の半分くらいでもよいですし、もっと地際で切ってしまっても大丈夫です。剪定後、しばらくすると新しい芽がどんどん出てきます。

ミントは宿根草なので、冬に入る前の冬越しの剪定も地際で思いっきり剪定します。春になると土が割れるように新芽が芽吹いてきます。

 

すっきり!

すっきり!

 

ミントを切り戻さないと・・・

どんどん伸びて7月ごろ花が咲きます。写真は2本だけ切り戻さないでおいたミント。ミントの葉を使うために育てている方は、定期的に剪定をして、花を咲かせないようにするのがポイントです。

どんどん伸びて7月ごろ花が咲きます。写真は2本だけ切り戻さないでおいたミントミントの葉を使うために育てている方は、定期的に剪定をして花を咲かせないようにするのがポイントです。

 

品種にもよりますが、白やピンクのかわいい花が7月~8月に開花します。花を見るために育てている方は、夏前に剪定しないようにしましょう。

品種にもよりますが白やピンクのかわいい花が7月~8月に開花します。花を見るために育てている方は夏前に剪定しないようにしましょう。

ミントの切り戻し剪定の方法を詳しくご紹介しています。

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ミントの増やし方

水挿しの他、挿し木、種、など、繁殖方法は色々とあります。ただしミントは交雑しやすいので、その株から取った種を蒔いても同じ香りがしないということもありえます。特定の品種のミントの種まきをしたいという方は、種を買った方がよいかもしれません。育てているミントの香りが好きなのでもう一株増やしたい!という方は、水挿しか挿し木で繁殖することをおすすめします。今回ご紹介する水挿しによる繁殖は、根が出てから植えるので一番簡単で確実な方法です。

ミントの水挿し

水につかる部分の葉は、必ず取って最低2~3節は水につかるようにして花瓶やコップに入れておきます。これは、葉っぱが水につかっていると、水が腐りやすくなるためです。また、根が出るのは節からなので、節のある部分が水につかっていることが根を出すためのポイントです。

水につかる部分の葉は、必ず取って最低2~3節は水につかるようにして花瓶やコップに入れておきます。これは葉っぱが水につかっていると水が腐りやすくなるためです。また、根が出るのは節からなので、節のある部分が水につかっていることが根を出すためのポイントです。

ミントの根の出方

ミントは茎に節があり、その節から根や葉っぱが出てくる仕組みです。土の下の部分の節からは根、土の上の部分は葉になります。

水に入れて数日後、立派な根が出てきました!

水に入れて数日後、立派な根が出てきました!

 

残りの土を入れます。根付くまでは、土から上の部分の茎は短めにして、根付かせるためにエネルギーが回るようにします。最後に水をたっぷりと与えます。

根っこが出た茎を鉢やポット苗に植え替えます。鉢に土を少し入れた後に根が出ている部分が土の中に埋まるようにミントをセットします。

 

残りの土を入れます。根付くまでは、土から上の部分の茎は短めにして、根付かせるためにエネルギーが回るようにします。最後に水をたっぷりと与えます。

残りの土を入れます。根付くまでは、土から上の部分の茎は短めにして、根付かせるためにエネルギーが回るようにします。最後に水をたっぷりと与えます。

確実に根付くまでは、直射日光が当たらない風通しのよい場所で管理します。

また、土が水切れを起こさないように定期的に水をあげてください。根付くまでに水が切れてしまうと、せっかく出た根が枯れてしまいますのでご注意ください。

 

時期にもよりますが、1~2週間すると根付いたことがわかる、新しい新芽が芽吹いてきます。小さい葉っぱが複数でてきたので、大きな葉を取って更新してみました。新しい葉っぱが出てきたら、通常の管理の仕方と同じ方法で大丈夫です。置き場所もいつもの場所に移動させましょう。その後、順調に葉が出てきたら、切り戻しをして、好みの丈に仕立てることもできます。

時期にもよりますが、1~2週間すると根付いたことがわかる、新しい新芽が芽吹いてきます。小さい葉っぱが複数でてきたので、大きな葉を取って更新してみました。新しい葉っぱが出てきたら、通常の管理の仕方と同じ方法で大丈夫です。置き場所もいつもの場所に移動させましょう。その後、順調に葉が出てきたら切り戻しをして好みの丈に仕立てることもできます。

 

ミントの水挿しでの増やし方

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ミントの利用法

飲食用

料理やお菓子の飾りつけ、ミントティーなど飲み物として利用するのが一番多い利用法です。お茶に使うミントは、「ペパーミント」や「スペアミント」などのミントを使いましょう。

ミントを使った飲み物をご紹介しています

 

アレンジのグリーンとして

ミントは水に生けると根が出てくるくらい繁殖力の強いハーブです。ミントとお花を一緒に生けると、水が汚れにくくなるので花が長持ちします。夏場のアレンジのグリーンとして、おすすめの葉っぱです。定期的に摘み取った方が脇芽が分枝して、葉っぱの多いきれいな株姿のミントを保つことができますので、夏場はどんどん使ってみてください。

ミントは水に生けると根が出てくるくらい繁殖力の強いハーブです。ミントとお花を一緒に生けると、水が汚れにくくなるので花が長持ちします。夏場のアレンジのグリーンとしておすすめの葉っぱです。定期的に摘み取った方が脇芽が分枝して、葉っぱの多いきれいな株姿のミントを保つことができますので、夏場はどんどん使ってみてください。

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ミントはたくさんの品種があるので、品種が豊富に揃う園芸店で、自分の好みの香りのミントや、見ための色や葉の形状が視覚的に好みのミントを是非探してみてください!

 

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ミント

  • ミントはハーブの中で最もポピュラーな品種です。どの品種でも基本的に強い性質をもっています。強い香りを放ち天然虫よけ剤のハッカ油の材料になります。ミントというと、スカっとしたさわやかな香りがしますが、中にはアップルミントのようにほんのり甘くすっきりとした香りの品種もあります。ミントティーにしたり、サシェやポプリの材料にしたり、料理にも使うことができたりと様々な活用法があります。摘みたての葉を数枚コップに入れ、熱湯を注ぐだけでハーブティーになります。エスニック料理も使用され、東南アジア料理のスープやサラダなどにも利用できます。

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金子三保子
金子三保子

フラワーコーディネーター、フォトグラファー。1997年よりフラワースクールにてスタッフを経験後、2001年に花屋・レコルトを設立。 花のギフトや装花・コーディネート、自身でスタイリングした花の撮影など、幅広く活動中。受け手が心地よい気分になれるような、ナチュラルでさりげない花や写真を提案している。 好きな植物は、草花、ハーブ、原種のクレマチスなど。ビオラは交配して自分の好みの色あいを作ったりもしている。色合わせがとにかく好き。

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