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オダマキと風鈴オダマキ~4月から初夏に咲く宿根草

金子三保子

金子三保子

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オダマキと風鈴オダマキは、うつむくような花姿がかわいい春に咲く宿根草です。オダマキと風鈴オダマキの魅力と特徴、育て方をご紹介します。

園芸種として出回っているオダマキは、毎年のように新しい種類が作り出されるので、ついつい毎年購入してしまう宿根草のひとつです。今年の春のガーデニングにいかがですか?

目次

オダマキと風鈴オダマキの違い

オダマキの生長の様子

園芸種のオダマキ、風鈴オダマキの育て方

種類が豊富なオダマキ、風鈴オダマキ

宿根草としてのオダマキの特徴

オダマキと風鈴オダマキの違い

オダマキ

オダマキ

学名 Aquilegia
科・属 キンポウゲ科 オダマキ属
和名 セイヨウオダマキ
開花期 4月~6月(苗の流通は3月ごろ~)

 

風鈴オダマキ

風鈴オダマキ

学名 Semiaquilegia
科・属 キンボウゲ科 ヒメウズ属
和名 風鈴オダマキ
開花期 4月~6月(苗の流通は3月ごろ~)


オダマキと風鈴オダマキは4月ごろから初夏の間に咲く宿根草です。

両方とも「オダマキ」の名前がついていますが、オダマキはキンポウゲ科オダマキ属、風鈴オダマキはキンボウゲ科ヒメウズ属で植物分類としては違う植物です。

オダマキと風鈴オダマキの見た目の違い

オダマキと風鈴オダマキには見た目の違いがあります。  写真右はオダマキ。オダマキは5枚のガクの後ろがとんがっていて横から見ると王冠のような形をしています。このとんがった部分は、距(キョ)と呼ばれていて、品種によってキョは写真のように長いものもあれば、短いものもあります。一方、写真左の風鈴オダマキにはキョがないので一目で見分けることができます。オダマキも風鈴オダマキも見れば見るほど不思議な形、自然の創り出す形はすごいですね。

オダマキと風鈴オダマキには見た目の違いがあります。

写真右はオダマキ。オダマキは5枚のガクの後ろがとんがっていて横から見ると王冠のような形をしています。このとんがった部分は、距(キョ)と呼ばれていて、品種によってキョは写真のように長いものもあれば、短いものもあります。一方、写真左の風鈴オダマキにはキョがないので一目で見分けることができます。オダマキも風鈴オダマキも見れば見るほど不思議な形、自然の創り出す形はすごいですね。

なお、園芸店で風鈴オダマキとして売られているものは、「二色風鈴オダマキ」や「乙女風鈴オダマキ」で、花色が単色でなく二色のものが多く、ミヤマオダマキとの交配種が多いようです。

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オダマキの生長の様子

初冬のオダマキ  オダマキ、風鈴オダマキは宿根草です。東京で11~12月ごろになると写真のように葉っぱが黄色くなり、最終的には冬場は葉っぱがなくなります。

初冬のオダマキ

オダマキ、風鈴オダマキは宿根草です。東京で11~12月ごろになると写真のように葉っぱが黄色くなり、最終的には冬場は葉っぱがなくなります。

 

3月初めのオダマキ  花もかわいいですが、新芽の芽吹きもとてもかわいいオダマキ

3月初めのオダマキ

花もかわいいですが、新芽の芽吹きもとてもかわいいオダマキ

 

株元から花茎が立ち上がって一番花のつぼみができるのが3月終わりごろ

株元から花茎が立ち上がって一番花のつぼみができるのが3月終わりごろ

 

開花

開花!

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園芸種のオダマキ、風鈴オダマキの育て方

風鈴オダマキ

風鈴オダマキ

苗の流通

オダマキ、風鈴オダマキの苗は3月ごろから流通します。オダマキ、風鈴オダマキは種から育てることもできます。園芸種として流通している風鈴オダマキは、二色風鈴オダマキで、風鈴オダマキとミヤマオダマキとの交配種であることが多いようです。

オダマキを植えるのに適した環境

オダマキ、風鈴オダマキは、日当たりがよい場所から明るめの半日陰くらいまでなら問題なく育ちます。

オダマキ、風鈴オダマキは耐寒性は強いのですが、高温多湿、蒸れには弱いので、夏場の日差しがきつすぎない場所の方が夏を越しやすくなります。蒸れに弱いので、土は水はけのよい土が適しています。オダマキ、風鈴オダマキは鉢植えでも地植えでも育てることができます。

植え付け

オダマキは直根性のため、植え替えの時は根をいじらないようにポット苗からそっと苗を抜いて植え付けます。

水やり

地植えのオダマキ、風鈴オダマキは根付いてからは特に水やりの必要はありませんが、鉢植えのオダマキ、風鈴オダマキは乾いたらたっぷりとを目安に水やりをします。

肥料

鉢植えのオダマキ、風鈴オダマキは元肥を入れて植え付けてから、花の開花中は定期的に追肥します。

花がら摘み

終わった花をそのままにしておくと種をつけてしまうので、花がらはカットします。オダマキは最初に咲いた花の下にもつぼみをつけます。終わった花がらのみ摘んで、つぼみまで摘み取らないように注意します。

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種類が豊富なオダマキ、風鈴オダマキ

オダマキ・チョコレートソルジャー  毎年新しい品種が出てくるオダマキと風鈴オダマキ。色のバリエーションもとても豊富です。ガクと花びらの色合いが違う複色カラーのものもあるので好みの品種を探すのも楽しみのひとつです。咲き方もうつむいていうように咲く花姿であることは共通していますが、キョの長さや花自体の大きさも様々。また、花丈も矮性から高性までいろいろとあります。

オダマキ・チョコレートソルジャー

毎年新しい品種が出てくるオダマキと風鈴オダマキ。色のバリエーションもとても豊富です。ガクと花びらの色合いが違う複色カラーのものもあるので好みの品種を探すのも楽しみのひとつです。咲き方もうつむくように咲く花姿であることは共通していますが、キョの長さや花自体の大きさも様々。また、花丈も矮性から高性までいろいろとあります。

 

矮性と高性のオダマキの丈の違い

矮性と高性のオダマキの丈の違い

 

八重咲きの高性タイプのオダマキ

八重咲きの高性タイプのオダマキ

 

風鈴オダマキ

風鈴オダマキ

霜降りのような白~ピンク色

 

ガクと花びらの色合いが違う2色咲き。つぼみから開花した時の色の変化が美しいです。

風鈴オダマキ

ガクと花びらの色合いが違う2色咲き。つぼみから開花した時の色の変化が美しいです。

 

風鈴オダマキ

風鈴オダマキ

後ろ姿もかわいらしい姿形をしています。

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宿根草としてのオダマキの特徴

宿根草の中には植えると年々株が大きくなり長い年月同じ株から開花するものもありますが、オダマキや風鈴オダマキは、比較的寿命の短い宿根草です。気に入った品種は種で更新していくことが一般的です。ただしオダマキは交雑しやすいので、いろいろなオダマキを近くに植えていると、種が混ざりやすい特徴があります。種まきして咲いたら色や咲き方がちょっと違うということもあります。

宿根草の中には植えると年々株が大きくなり長い年月同じ株から開花するものもありますが、オダマキや風鈴オダマキは、比較的寿命の短い宿根草です。

気に入った品種は種で更新していくことが一般的です。ただしオダマキは交雑しやすいので、いろいろなオダマキを近くに植えていると、種が混ざりやすい特徴があります。種まきして咲いたら色や咲き方がちょっと違うということもあります。

 

春の初めに地面から新芽の芽吹きを発見した時はとても嬉しい瞬間です。オダマキ、風鈴オダマキは高温多湿の夏さえ越せば、育て方はとても簡単な草花です。春のガーデニングに取り入れてみませんか?

春の初めに地面から新芽の芽吹きを発見した時はとても嬉しい瞬間です。

オダマキ、風鈴オダマキは高温多湿の夏さえ越せば、育て方はとても簡単な草花です。オダマキを春のガーデニングに取り入れてみませんか?

 

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オダマキ(苧環)

  • オダマキ属は北半球の温帯に分布する宿根草で日本にも数種自生しています。オダマキは交配が盛んで、たくさんの園芸品種が存在しています。ここではセイヨウオダマキを含む、オダマキ属について紹介しています。

    オダマキは古くから栽培されている多年草で、春から初夏に独特の形の花を俯くように咲かせます。日本に昔から自生するミヤマオダマキは本州中部の高山地帯から北部に分布し、直径3cmほどの青紫色で花弁の先が白色を帯びた花をつけます。同じく日本在来種のヤマオダマキは北海道から九州の山野に自生します。セイヨウオダマキと呼ばれている品種は北ヨーロッパ原産のオダマキの交配種で、花色も紫の他にピンク、白、黄色など花色が豊富です。咲き方も一重咲きから八重咲きや、茎の先に複数輪花を咲かせるタイプまでバリエーション豊富です。

 

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金子三保子
金子三保子

フラワーコーディネーター、フォトグラファー。1997年よりフラワースクールにてスタッフを経験後、2001年に花屋・レコルトを設立。 花のギフトや装花・コーディネート、自身でスタイリングした花の撮影など、幅広く活動中。受け手が心地よい気分になれるような、ナチュラルでさりげない花や写真を提案している。 好きな植物は、草花、ハーブ、原種のクレマチスなど。ビオラは交配して自分の好みの色あいを作ったりもしている。色合わせがとにかく好き。

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