5月に咲くポピー! シャーレーポピーの魅力と育て方
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シャーレーポピーは薄紙のような繊細な花びらを持ち、一見か弱そうに見えますが、実は性質がとても丈夫な植物で、咲き方や色合いが豊富な一年草です。シャーレーポピーの魅力と育て方をご紹介します。
目次
シャーレーポピーとは?

シャーレーポピーは、ケシ科の一年草。ヒナゲシ、グビジンソウ(虞美人草)、コクリコ(フランス語)などの別名があり、5月から7月ごろが開花時期です。
赤などの華やかな色をはじめ、パステルカラー、シック系などカラーバリエーションが豊富で、群生させると見事なことから花畑の素材としてもよく使われています。
アイスランドポピーとシャーレーポピーの見分け方

アイスランドポピー
シャーレーポピーと似ている一年草のポピーにアイスランドポピーがあります。切り花で多く流通しているポピーは、アイスランドポピーです。花はとても似ていますが、見分け方がいくつかあります。
まず開花時期についてです。アイスランドポピーは早春(3月〜4月)から咲き始め、シャーレーポピーはその後、初夏にバトンタッチするように咲き始めます。

シャーレーポピー
花茎は、アイスランドポピーは株元から一本ずつ伸ばし、頂点にひとつの花が開花するのに対して、シャーレーポピーは葉がついた花茎が枝分かれしていくつものつぼみをつけます。
シャーレーポピーの育て方
種まき
とても細かい種なので、作業は風のない場所で行いましょう。まく時期は9月~10月。光発芽種子といい、発芽するために光が必要なので、まいたら覆土はせず、土を乾燥させないようにして発芽を待ちます。
また、直根性で移植を嫌う性質のため、直まきにするか、ポットに種をまいて状態の良い芽を残しながら育てるのが、失敗の少ない方法です。

左・数か月後のポピー 右・発芽してまもないポピー
植え付け

直根性で移植を嫌う性質なので、根をいじらないようにして植え付けます。伸びてきたら支柱などで保護してやると、風で倒れるのを防ぐことができます。
水やり
乾燥気味を好む草花です。鉢植えは、鉢の表面の土が乾いたらたっぷりと水やりをします。地植えは、根付いてからの水やりは必要ありません。
肥料
過肥にする必要はありませんが、肥料が切れると葉が黄色くなります。元肥以降は、使用している肥料の持続期間を確認しながら追肥しましょう。
その他のポイント
密に植えすぎると蒸れやすくなります。株間は余裕をもって植え付けましょう。蒸れて黄色くなってしまった葉は、早めに取り去ります。
ひとつひとつのシャーレーポピーの花の寿命は、3~4日です。花がらをそのままにしておくと種をつけてしまうので、早めに花がらを剪定します。こまめに花がらを摘み取ると開花期間が延びます。
シャーレーポピーのつぼみから開花まで

ポピーは花だけでなく、つぼみの時期から花の後にも魅力がいっぱいの草花。
つぼみの時は、逆Uの字にうなだれているような姿をしています。まるで水切れを起こしているかのように見える、ユニークな姿です。

開花間近のシャーレーポピー
開花が近づくと、うなだれていたつぼみが力強く上を向き、殻を脱ぎ捨てるようにして花を咲かせます。

開花

ポピーシード
花びらが落ちると中心部分が膨らみ、ボタンのような形のサヤができ、この中に無数の小さな種が入っています。とても細かい種なので、収穫する際は風のない場所で取り出しましょう。
シャーレーポピーの豊富な花色

シャーレーポピーの元々の色は赤ですが、園芸種には様々な花色があります。

シックな紫色

白系のしぼりカラー

パステルカラー

シャーレーポピーとヤグルマギク
一面に咲き誇るシャーレーポピーの花畑は、全国各地で初夏の訪れを告げる風物詩となっています。爽やかな風に揺れる繊細な花を、ぜひ体感してみてください。
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