芝生に生える雑草を少なくするポイントとは?
LOVEGREEN編集部
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多年生雑草・地下茎で増える雑草
種子で増える雑草とは違い、地下茎で増える種類の雑草のことをさします。そのため、 地上部が枯れても地下部は生き残り、時期が来るとに再生・発芽します。このように地上部のみ刈り取っても地下茎が残っていればすぐに再生するため、 抜いても抜いても雑草がすぐ生えてくるとても厄介な雑草の形態です。
一度発生すると長年に渡って生育するので根絶が難しいため、大発生してしまうと除草剤に頼らなければならい大変な雑草です。
セイタカアワダチソウ
適応性が高く、乾燥地から湿潤地まで生育でき、根は地下茎の先に新しい芽を作るクローン生長を行い、また種子でも繁殖できる大変優れた植物です。
スギナ
2~3月にツクシが芽生え胞子を出します。3~4月に地下茎から地上茎が伸びてスギナが発芽・生育を開始します。特に酸性の土壌を好んで生育すると言われています。
ドクダミ
白くて可愛い花ですが、独特の匂いがあり、地上部のみ刈り取っても地下茎からあちこち生長してきます。
地下茎で増える雑草の除草における注意点
地下茎はとても繁殖力旺盛です。耕すなどして細かく刻まれると、その数だけ増殖する特徴があります。耕転による雑草対策をする際は、地下茎で増える雑草の種類に気を付けて行ってください。
いかがですか?雑草のことについて少しでも知っていただけましたか?
皆さんの芝生のお手入れの参考になれば幸いです。お手入れ頑張ってください!
芝生の雑草について|まとめ
・雑草は種子で増えるものと地下茎で増えるものがある。
・種子で増えるものの刈り込み除草は、種子を拡散させないようにしましょう。
・地下茎で増えるものは、耕転による雑草対策はやめましょう。
こちらの情報を参考に、ぜひ素敵なガーデニング生活を楽しんで下さいね。
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