バジルの増やし方|水挿しでバジルを増やしてみよう!
金子三保子
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人気のハーブ、バジル。切り戻しや摘芯で出た茎を使って水挿しで増やしてみました。増やし方をご紹介します。
目次
バジルとは?
バジルはシソ科の爽やかな香りのするハーブ。原産地では多年草として扱われている種類もありますが、寒さに弱いため露地で冬越しが難しいため、日本では一年草として扱われていることが多いようです。
年々バジルの流通量が増え、八百屋さんやスーパーでも葉もの野菜として販売されているのを見かけます。爽やかな香りが食欲をそそり、肉や魚料理の風味付け、サラダ、パスタ、ピザの彩り、ジェノベーゼソースなど様々な料理に使え、おうちで育てたい人気のハーブのひとつです。
▼代表的なバジルの品種の特徴をご紹介
バジルの増やし方
バジルには主に3つの増やし方があります。
種
花が咲いた後の種を収穫する最もスタンダードな増やし方です。種を収穫したい場合、シソ科のバジルは交雑しやすいので近くで種類の違うバジルを育てない方が無難です。
挿し木
バジルは挿し木で増やすことが可能です。枝や茎を切って挿し穂を作って土に挿し、小さな苗をたくさん増やすことができます。
▼バジルの挿し木のやり方
水挿し
バジルを水に入れて発根させる増やし方です。根が出たら土に植え付けます。根が出ているので確実に増やしやすい方法です。
バジルの増やし方|水挿し
水挿しでの増やし方は簡単です!まずは増やしたいバジルを剪定しましょう。
必ず節を残して剪定するのがポイントです。水に入れると節の部分から発根します。
入れる器はガラス状のコップやボトルだと発根がわかりやすいのでおすすめ。水は定期的に交換して清潔を保ちましょう。
今回使ったのはシナモンバジル。ほのかにシナモンの香りもするバジルです。
1~2週間後。こんなに根が伸びました!
発根したバジルは、ポット苗に土を入れて根がかぶるように植え付けます。水分の蒸発を防ぐため、新しい芽が出ている節を残してその上はカットします。植え付けたらたっぷりと水やりをしましょう。
しばらくは風通しの良い半日陰程度の戸外で管理し、新芽が出てきたら挿し木成功のサインです!バジルが好む日当たりの良い場所に苗を移動して育てましょう。
たくさんのバジルを収穫するためのコツ
一部の新品種を除いて、バジルは花を咲かせると葉が固くなり味が落ちます。花を咲かせない方が長い期間収穫ができるので、葉を収穫することを目的とする場合は、花は早めに摘み取り、摘芯や切り戻しすることが必要です。切り戻しのタイミングで切り取った茎を挿し木に利用すると効率よく数を増やせます。
▼バジルの性質をチェックしてたくさん収穫しましょう!
とっても簡単なのでぜひお試しください!
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