パクチー(コリアンダー) 育て方のコツ|長くたくさん収穫する裏技!

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山田智美

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パクチー(コリアンダー)を自宅で栽培して長く楽しむための驚きの裏技をご紹介します!

タイ語で「パクチー」、英語で「コリアンダー」、ポルトガル語では「コエントロ」、フランス語では「コリアンドル」と色んな名前を持っています。エスニック料理の印象が強くなっているパクチー(コリアンダー)ですが、実は世界中で昔から使われてきたハーブです。

自宅でパクチー(コリアンダー)を育てて、楽しんでみませんか。

目次

パクチーは1年草というのがポイント!

 パクチー(コリアンダー)はセリ科の1年草です。パクチーが大好きで大好きで、毎日根っこまでしゃぶるほどパクチーを食べたいという熱意からパクチーを植えたのに、うまくいかなかったという方は多いのではないでしょうか。その「うまくいかなかった理由」は、実はパクチー(コリアンダー)が一年草だというところにあったかもしれません。

パクチー(コリアンダー)

  • 学名:Coriandrum sativun
  • 科名:セリ科
  • 分類:1年草

パクチー(コリアンダー)はセリ科の1年草です。パクチーが大好きで大好きで、毎日根っこまでしゃぶるほどパクチーを食べたいという熱意からパクチーを植えたのに、うまくいかなかったという方は多いのではないでしょうか。その「うまくいかなかった理由」は、実はパクチー(コリアンダー)が一年草だというところにあったかもしれません。

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1年草とは?

パクチー(コリアンダー)を育てていてうまくいかなかった理由として、パクチーが花芽をつけてしまったので枯れてしまったということが考えられます。花芽をつけ、花を咲かせるために、1年草はびっくりするくらいのエネルギーを使って頑張るのです。その後は結実までにエネルギーを使い果たしてしまって、枯れていくというパターンが1年草のサイクルです。

1年草とは、文字通り一年で枯れてしまう植物のことです。1年で花を咲かせ結実し、新しい種子に翌年の発芽を託して枯れていきます。つまり、1年で枯れてしまうので開花から結実までに全力を使用します。

パクチー(コリアンダー)を育てていてうまくいかなかった理由として、パクチー(コリアンダー)が花芽をつけてしまったので枯れてしまったということが考えられます。花芽をつけ、花を咲かせるために、1年草はびっくりするくらいのエネルギーを使って頑張るのです。その後は結実までにエネルギーを使い果たしてしまって、枯れていくというパターンが1年草のサイクルです。

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パクチー(コリアンダー)|栽培の鍵はお花!

パクチー(コリアンダー)は全力で花を咲かせる為、開花後は株ごと弱ってきます。この時に早めに花芽を見つけて摘み取ることで、パクチー(コリアンダー)がエネルギーを使い果たすことを防げます。よって、長く香りの良い葉が楽しめるというわけです。

パクチー(コリアンダー)は全力で花を咲かせる為、開花後は株ごと弱ってきます。この時に早めに花芽を見つけて摘み取ることで、パクチー(コリアンダー)がエネルギーを使い果たすことを防げます。よって、長く香りの良い葉が楽しめるというわけです。

パクチー(コリアンダー)の花芽は注意していればすぐにわかります。通常のパクチー(コリアンダー)の葉とは違ったセリのような葉をつけ始めるからです。さらに花芽をつけた茎は、通常の葉を付けた茎よりも太くしっかりしています。このセリのような葉をつけた茎が、他を圧倒するようににゅいーんと伸びてきたら、要注意です。早めに摘み取るようにしましょう。パクチー(コリアンダー)の香り良い葉を長く楽しむコツです。

パクチー(コリアンダー)の花芽は注意していればすぐにわかります。通常のパクチー(コリアンダー)の葉とは違ったセリのような葉をつけ始めるからです。さらに花芽をつけた茎は、通常の葉を付けた茎よりも太くしっかりしています。このセリのような葉をつけた茎が、他を圧倒するようににゅいーんと伸びてきたら、要注意です。早めに摘み取るようにしましょう。パクチー(コリアンダー)の香り良い葉を長く楽しむ裏技です。

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パクチー(コリアンダー)|栽培のヤマは夏?

パクチー(コリアンダー)は耐寒性がないので冬が苦手で、夏が得意な植物です。とは言っても、乾燥していて高温である環境を好みますので、日本の高温多湿な夏は苦手です。パクチー(コリアンダー)を育てていて夏に枯らしてしまった経験はありませんか。夏は風通しの良い場所で、水やりは控えめに乾燥気味に管理してあげてください。夏を上手に越すことはパクチー(コリアンダー)を長く楽しむためのコツです。

パクチー(コリアンダー)は耐寒性がないので、冬が苦手で夏が得意な植物です。とは言っても、乾燥していて高温である環境を好みますので、日本の高温多湿な夏は苦手です。パクチー(コリアンダー)を育てていて夏に枯らしてしまった経験はありませんか。夏は風通しの良い場所で、水やりは控えめに乾燥気味に管理してあげてください。夏を上手に越すことはパクチー(コリアンダー)を長く楽しむためのコツです。

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パクチー(コリアンダー)|栽培して長く収穫するコツ!

花を咲かせないように管理 パクチー(コリアンダー)は、花芽が上がったら早めに摘み取るようにします。花を咲かせてしまうと周囲の葉が枯れてしまうので、花芽が上がってきたら花が咲く前に摘み取るようにしてください。パクチー(コリアンダー)の種を収穫したい場合は、花を咲かせて最後まで育ててあげましょう。

花を咲かせないように管理

パクチー(コリアンダー)は、花芽が上がったら早めに摘み取るようにします。花を咲かせてしまうと周囲の葉が枯れてしまうので、花芽が上がってきたら花が咲く前に摘み取るようにしてください。パクチー(コリアンダー)の種を収穫したい場合は、花を咲かせて最後まで育ててあげましょう。

夏越しは乾燥気味に

多湿が苦手なパクチー(コリアンダー)。日本の高温多湿な夏が苦手です。夏場は風通し良く蒸れにくい環境で管理してあげましょう。くれぐれも水のやり過ぎには注意です。

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パクチー(コリアンダー)|名前の由来や使い方

パクチー(コリアンダー)名前の由来 パクチー(コリアンダー)は特有の香りを持つセリ科一年草で、主な原産地は中東、地中海沿岸、北アフリカ、南西アジアなどです。  コリアンダーという名前の由来は、ギリシャ語で虫を意味する「Koris」からきました。虫のような悪臭を持つというのがその由来です。パクチーのことを「カメムシの匂い」という人がいますが、昔から世界的に「虫の匂い」だと思われていたんですね。

パクチー(コリアンダー)名前の由来

パクチー(コリアンダー)は特有の香りを持つセリ科一年草で、主な原産地は中東、地中海沿岸、北アフリカ、南西アジアなどです。

コリアンダーという名前の由来は、ギリシャ語で虫を意味する「Koris」からきました。虫のような悪臭を持つというのがその由来です。パクチーのことを「カメムシの匂い」という人がいますが、昔から世界的に「虫の匂い」だと思われていたんですね。

パクチー(コリアンダー)の使い方

収穫したパクチー(コリアンダー)の葉っぱを刻んでサラダやスープ、お肉やお魚料理にトッピングしたり、刻んだパクチー(コリアンダー)の葉とみじん切りのニンニク、レモン、塩、オリーブオイルで野菜を和えるだけでもおいしいマリネになります。ここにパプリカパウダーを加えると、突然中東の味になりますよ。

パクチー(コリアンダー)は、根っこも美味しいんです。捨てずに刻んでスープに入れると、しっかりした野菜のお出汁が取れます。種子は乾燥させて料理に使うことがほとんどですが、生で食べてもナッツのような風味があります。

せっかく自宅でパクチー(コリアンダー)を育てているのなら、余すところなく食べたいですよね。パクチー(コリアンダー)のいろいろな楽しみ方を、ぜひ試してみてください。

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\初めての人はハーブの土を使うのがおすすめ!/

  

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植物が好きで好きで、植栽設計、ガーデナー、生花店勤務を経て現在は、フリーランスの花屋「花や蜜」として活動中。「てのひらに森を」がテーマの花屋です。森の中にいるような、見ているだけで力が抜けていくようなお花を作り続けたいと思ってます。街中で突然お花を配る、「花ゲリラ棘」というゲリラ的花配り活動も不定期決行しています。

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