ドライハーブをアルコールで抽出!お家でできる「ハーブチンキ」の作り方

古幡真恵

古幡真恵

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ハーブチンキ(Herbal tinctures)

ハーブチンキとは、ドライハーブを高い度数のアルコールで抽出した液体です。ハーブティーなどのお湯で抽出することができない成分も度数の高いアルコールなら抽出することができ、海外ではお薬として認識されている薬効の高い浸剤として認知されています。

ハーブは抽出する方法によって名前が変わります。

今回ご紹介するハーブから度数の高いアルコールなどを使って抽出した浸剤を 「チンキ」 または 「ティンクチャー」 といいます。

他にハーブを植物油に浸して油に抽出することを 「インフューズ」 といいます。 

根や茎のような硬い部分のハーブを煎じて抽出する方法を 「デコクション」 といい、葉や花のような柔らかく抽出しやすい部分をお湯で蒸らす方法は「インフュージョン」といいます。いわゆるハーブティーですね。

また、「精油 (エッセンシャルオイル)」は、水蒸気で花びら、葉、木などの原料を蒸して芳香成分を抽出することを「水蒸気蒸留法」 といいます。

このようにハーブを生活に取り入れるため、様々な抽出方法があります。今回はその中でも、アルコールによって抽出する方法「ハーブチンキ」をご紹介します。ハーブの種類によって、それぞれ効き目の違うハーブチンキを作って、生活に取り入れてみませんか?

 

材料

アルコール度数40度以上のウオッカ 200ml
ドライハーブ 10g位
無水エタノール(消毒用でも可) 適量
遮光性のある保存瓶
ろ過紙(コーヒーフィルター)

 

作り方

ハーブチンキの保存瓶の消毒

保存用の瓶を煮沸消毒します。保存用瓶は完全に水気がなくなるまで乾燥させ、無水エタノールを瓶の内側に噴霧して消毒します。エタノール消毒した後も煮沸消毒とおなじように完全に乾燥させましょう。この手間を決しておろそかにしてはいけません。このプロセスが清潔なチンキ作りの基本となりますのでしっかり行いましょう。


遮光性のある保存瓶にドライハーブとアルコール度数40度以上のウオッカを入れる

保存瓶の8分目あたりまでドライハーブを入れ、ひたひたの状態になるまでアルコールを注いだのを確認してから瓶の蓋を閉めます。

注意点…ドライハーブがアルコールの水面より上に出ないように完全に浸るように気を付けましょう。(飲用にもできるようにここで使用するのはアルコール度数40度以上のウオッカをおすすめします)直射日光が当たらない冷暗所に2週間保管します。

1日1回瓶を軽く振り、ハーブが空気に触れ雑菌が繁殖しないように気を付けましょう。

2週間後コーヒーフィルターなどで漉し、引き続き冷暗所で保管します。

完成したハーブチンキの保存期間は約1年間になります。1年間を目安に使い切りましょう。

 

使い方

ハーブチンキは、漬け込んだハーブによって様々な効能があり、下記のように多様な使い方ができます。

化粧水として

ハーブチンキ・精製水・グリセリンをお好みの分量で混ぜて使用します。精製水に対しハーブチンキとグリセリンは5~10%の割合で作くるのが基本ですが、抽出の濃さによってハーブチンキの濃度も変わります。くれぐれもお肌の状態と相談しながら最初は割合を少なめに作りましょう。

飲用として

お湯・水・ハーブティー・ジュースなどの飲料水に小さじ一杯ほどを入れて飲みます。

入浴剤として

ご家庭の浴室の大きさにもよりますが、30~50mlほどを入れます。ハーブソルトのようにお好みで塩を加えてもOK。通常の生のハーブやドライハーブをお風呂に入れるより、より多くの成分がチンキに浸出していますので効果もさらにUPすることでしょう。

洗い桶にお湯をはり、ハーブチンキを10mlほど入れ足湯としても楽しめます。

うがい薬として

コップに1~3滴ほど加えてうがいをしましょう。ローズマリーやレモングラスのように抗菌・殺菌作用があるハーブチンキで風邪予防の効果もアップしそうですね。

 

 

いかがでしたか?ハーブを様々な形で生活に取り入れ、素敵なハーブ生活をお過ごしください♪

 

 

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古幡真恵
古幡真恵

結婚・出産そして育児をしながら、学童保育所で食育を2年間指導後、農業研究センターで大豆と稲の研究作物栽培及び実験業務に従事。屋上ガーデン・屋上菜園の管理業務、エディブルフラワー店勤務を経て、現在はLOVEGREEN編集部とBotapii編集部のアシスタントとして、初心者からでも手を出しやすい家庭菜園やエディブルフラワーの記事、sanagardenコンテンツを配信。日本エディブルフラワー協会事務局在籍。

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