タイムの花言葉|種類、花の特徴、花言葉の由来
LOVEGREEN編集部
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タイムの花言葉や種類、花の特徴や花言葉の由来をご紹介!タイムは、独特な清々しい香りがするハーブ。古くから食用や薬用として用いられ親しまれています。
目次
タイムの花言葉
タイムの花言葉は「勇気」「活動力」
タイムについて|基本情報
科・属 | シソ科・イブキジャコウソウ属 |
和名 | 立麝香草(タチジャコウソウ) |
英名 | タイム |
学名 | Thymus |
原産地 | ヨーロッパ・北アフリカ・アジア |
開花期 | 4月~6月 |
タイムとは|花の特徴と花言葉の由来
タイムは、やや厚みのある細かい葉がたくさん付き、清々しい強い芳香があるハーブです。種類が多く、大きく分けると、立ち上がって上に伸びる立性のもの(コモンタイム)、這うように生育する匍匐性のもの(クリーピングタイム)に分かれます。立性タイプは草丈30cmくらいになり、匍匐性タイプは草丈10cmくらいで花壇の縁取りやグランドカバーによく用いられます。基本的に春から初夏に小さな花を咲かせ、花色はピンク、白、薄紫などがあります。
一般的にタイムといわれているのはコモンタイムのこと。肉などの臭み消し、「ブーケガルニ」としてシチューやポトフなどの煮込み料理の風味付け、ハーブティー、防虫対策、サシェなどに使われている最も一般的なタイムです。野菜売り場のハーブのコーナーで売られているタイムもコモンタイムです。最近は、コモンタイムから選抜されてできた品種がたくさんあります。
クリーピングタイムは、食用より観賞用に使われます。這うように生長する匍匐性のタイムで、草丈は5~10cmくらい。小さな花が集まって1つの丸い花になっていて、その花がカーペットのように咲き広がる姿は圧巻です。地面を覆うように横にどんどん広がって育つので、グランドカバーとして使うと雑草対策にも役立ちます。
タイムは日なたと水はけの良い用土を好みます。生育が旺盛で栽培は容易です。高温多湿に弱いので、まめに切り戻しをしたり、込み合った茎葉をすくなどして風通しを良くしましょう。挿し木、株分けで増やせます。
料理やお茶など、食材として使うタイムを育てる場合は、品種名と用途(食用か観賞用か)がきちんと書かれている苗を選ぶと安心です。
タイムの花言葉「勇気」「活動力」は、古くからタイムの香りが勇気や活力を湧き立たせると信じられ、ローマ時代に兵士たちがタイムの香りをつけた水を浴びて勇気を奮い立たせたと言われていることや、その後の時代も女性は戦いに行く騎士にタイムの葉を添えた贈り物をしたという言い伝えがあることなどからイメージして付けられています。
タイムの種類
コモンタイム
一般的にタイムといわれているのはコモンタイムのこと。料理やお茶、サシェなどに使うことができます。立性です。
▼コモンタイムの育て方はこちら
クリーピングタイム
匍匐性で地面を覆うように横にどんどん広がって育ちます。食用より観賞用として使われることが多いタイム。
▼クリーピングタイムの育て方はこちら
レモンタイム
レモンの香りがするタイムで、料理やハーブティー、ハーバルバスなど香りづけに使われます。
レモンタイムには立性と匍匐性の両方のタイプがあり、匍匐性タイプはグランドカバーや観賞用におすすめです。
▼レモンタイムの育て方はこちら
フォックスリータイム
葉に白の斑が入る匍匐性のタイム。気温が低い季節はピンクがかった葉色に変化します。寄せ植えやハンギングバスケットに使うと美しい。
シルバータイム
葉の縁にシルバーの斑が入る品種。立性で、花壇の縁取りや料理、ハーブティーなどにも使われます。
レイタータイム
グランドカバー用に改良された匍匐性のタイム。花はピンク色です。
生長が速く、踏みしめにも強い性質です。通路沿いや石、レンガや枕木の隙間に植えたり、芝生ような使い方もできます。生長が速いタイプなので、あまり増やしたくない方にはおすすめできませんが、雑草対策として広がってほしい方にはおすすめのタイムです。
ゴールデンタイム
葉の縁に黄金色の斑が入る匍匐性のタイム。
観賞用として花壇の縁取りや寄せ植えなどによく使われます。
▼タイムの詳しい育て方はこちら
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