「LOVEGREEN編集部」が監修している植物|植物図鑑1061-1070件 / 全1474件

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カリン

  • カリンは山野に自生する落葉高木です。少し前までバラ科ボケ属とされていましたが、現在はバラ科カリン属に分類されています。似ている植物にマルメロという落葉樹があります。カリンとの違いは、マルメロの果皮には産毛が生えていて、果実にはガクが残ります。カリンの果実は生食はもちろん、ジャムや甘露煮にすることも出来ません。マルメロは柔らかく煮込んだジャムが有名です。カリンの果実は生食には出来ませんが、芳香があり、果実酒として人気です。春、桜より少し遅れてカリンの花は咲きます。色はピンクでリンゴの花に似ています。

ヘクソカズラ(屁糞葛)

  • ヘクソカズラ(屁糞葛)は日本の山野に自生するつる性多年草です。名前の由来は文字通り、花や葉茎を切断すると屁糞のような悪臭がする為です。同じように英名もstinkvine(悪臭のするツル)や、chicken excrement plant(鶏糞の匂いがする植物)と、散々な名前が付いています。 酷い名前を付けられてしまった可哀そうなヘクソカズラ(屁糞葛)ですが、とても可愛らしい花を咲かせます。1~1.5cmほどの釣鐘型の小さな花は外側は光沢のある白、中心部はボルドーカラーのような紫色をしています。その質感もふわふわとした砂糖菓子のようです。さらに秋から冬にかけて黄金色に色づく種子は、リースやドライフラワーの花材としても人気です。最近ではヘクソカズラという名前のイメージの悪さからか、「カズラ」と言う名前で流通しています。ヘクソカズラ(屁糞葛)の特有の悪臭はフレッシュの状態では悪臭を放ちますが、乾燥させると匂わなくなります。

オンタデ

  • オンタデは日本の中部以北から北海道の大雪山まで生息する絶滅危惧種の指定を受けている多年草です。火山などの荒れた痩せた地でも育つ、先駆植物で富士山では標高1300m~3000mの植物臨界にも多く生息しています。2500mを超える標高からは他の植物は姿を見られずオンタデだけが目立って生息しています。 オンタデは雄雌異株で雄花には8本の雌蕊と1本の雄蕊があります。 葉は大きく卵型で波打つようにカーブし、細かく硬い毛が葉の裏側を覆っています。花は3mm程の小さな花が縦長に密集するように咲いています。花の色は少しグリーンがかったライトイエローをしていて、一つ一つは花びらが5枚に深裂していて星形をしています。 オンタデの花期は6~8月、生息する地域にもよりますが、関東以南では6~7月、関東では7~8月に開花します。  

屋久島ショウマ

  • 屋久島ショウマは屋久島に自生しているアスチルベの固有種です。本州に自生しているアカショウマが花丈80cm近くになるのに対し、屋久島ショウマは5~10cm前後と非常に小型です。花序がよく分岐して非常に可愛らしい姿をしている夏の山野草です。

ラスティセージ

  • ラスティセージは、ピンク~グリーン色のアンティークな色合いの花色とシルバーグリーンの葉が特徴の南アフリカ原産のセージです。 ラスティセージの花は、初夏から秋まで長く咲き続けます。花が散った後も、微妙な色合いのガクが残るので、ひとつの花を長い期間楽しむことができます。

ユーフォルビア・ゴールデンレインボー

  • ユーフォルビア・ゴールデンレインボーは、明るい黄緑色の斑入りの葉をした、戸外で育てられる草花系のユーフォルビアです。花の期間以外はカラーリーフとしても存在感があり、新芽の芽吹きや紅葉もとても美しい色あいになります。耐暑性・耐寒性ともに優れとても丈夫で管理が楽で、冬場も常緑の多年草です。 ユーフォルビアは茎を剪定すると茎先から乳液のような液体が出るのが特徴です。体質によってはかぶれることがあるので、肌の弱い方は注意しましょう。

ペンステモン

  • ペンステモンは原種だけでも250種以上あるオオバコ科ペンステモン属の常緑多年草です。釣鐘のような花が穂状についている花が多く、立性から匍匐性など性質は様々、花丈も品種によって矮性のものから高性のものまで色々あり、花丈によって寄せ植えや花壇などに使われています。 ペンステモンは本来は多年草ですが、日本のようなムシムシした高温多湿の夏は苦手なため、一部の品種は秋まきの一年草として扱われています。 園芸種として流通している品種もとても多く、品種によって開花している期間が違うのでプランツタグなどで確認が必要です。

カリブラコア

  • カリブラコアは1990年にペチュニアから分かれて独立した新しい属です。それまで「小さなペチュニア」「枝が垂れるタイプの小輪ペチュニア」といった呼び名しかありませんでしたが、近年はすっかりカリブラコアの名前が定着しました。 花もペチュニアによく似ていますが、オレンジやチョコレートなどカリブラコアだけにしかない花色が魅力です。花の大きさだけでなく、茎や葉も全体的に細く、小さくなり、繊細な雰囲気がアップしました。 ペチュニアより多年草の傾向が強く、低木のように育つ品種もあります。カリブラコアは耐寒性、耐暑性が増しているのも特長です。ペチュニアのように茎に粘着性がないので、世話しやすいのもうれしいポイントです。

セントランサス

  • セントランサスは、別名レッドバレリアン、ホワイトバレリアンと呼ばれるハーブの仲間の多年草です。赤や白の小さな小花が集合したような花が春から秋まで長期間開花し、花には香りがあります。セントランサスは性質が強く、環境に合えばこぼれ種で増殖します。

モノプシス

  • モノプシスはキキョウ科の耐寒性多年草です。5月~10月に小さくて可憐な花が無数に開花します。細かい茎、小さな葉の株がふんわりと広がるように生長し、グランドカバーにもなります。

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