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「LOVEGREEN編集部」が監修している植物|植物図鑑

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LOVEGREEN編集部アカウントです。編集部のスタッフが監修をしています。

トクサ(とくさ)

  • トクサ(とくさ)はヨーロッパや北アジアに分布し、日本では中部地方よりも以北の山間に自生しています。草丈が30cm~100㎝くらいに生育するシダ植物です。スギナ(つくし)と同属の植物で生命力が強く、地中に地下茎を伸ばして、そこから明るい緑色をした茎を直立に地上に伸ばし群生します。茎の表面はザラザラしていて固く、その内側は空洞になっています。茎には節があり、引っ張ると節からスポッと抜けます。    

ソテツ(蘇鉄・そてつ)

  • ソテツ(蘇鉄)は沖縄の南西諸島に自生し、5mほどになる常緑低木です。株元や幹の途中から芽を吹きますが、枝分かれは殆どありません。幹の先には束上になった長さ1mほどの厚くて艶のある羽状の葉をつけ、幹肌には葉が落ちた跡が模様となって残ります。雌雄異株で生長は極めて遅く、春に新葉を展開して1年にわずか2~4㎝の幹を伸ばします。雌花は幹の先につき長さ4㎝ほどの赤い種子が出来ます。雄花は葉の上に抜き出て50~70㎝ほど伸び、花粉を散らした後に枯れて折れてしまいます。暖地では庭木や公園、街路だけでなく記念樹として学校や寺院、官公庁などにもよく植えられます。

コルジリネ(コルディリネ)

  • コルジリネ(コルディリネ)は葉模様が美しい観葉植物で、園芸品種が多く作り出されています。ドラセナ属と見た目が似ているため、園芸的にはコルジリネ(コルディリネ)もドラセナとして流通する場合がありますが、別種になります。見分ける違いは根で、コルジリネ(コルディリネ)は匍匐性の根茎が形成されますが、ドラセナは形成されません。 また、フラダンスで着用されるスカートの原材料としてティーリーフがありますが、こちらはコルジリネ(コルディリネ)の葉のことを指す場合が多いようです。 分類体系によりキジカクシ科に属するかリュウゼツラン科・リュウケツジュ科に属するかが変わってきますが、この植物図鑑ではAPG体系を基にキジカクシ科にしています。

幸福の木(ドラセナ・マッサンゲアナ)

  • 幸福の木はドラセナ・フラグランスの枝変わりによって生まれたマッサンゲアナという種類の観葉植物で、祝い事の贈答品として胡蝶蘭と共に親しまれています。また、幸福の木は愛知県渥美半島にあるナーセリーが日本で初めて輸入し、国内に流通させたと言われており強健な性質も相まって現在も人気の高い観葉植物です。 コルジリネ(コルディリネ)と見た目が似ていますが、幸福の木(ドラセナ・マッサンゲアナ)はコルジリネ(コルディリネ)と違って根茎を形成しません。 一般的に流通している幸福の木(ドラセナ・マッサンゲアナ)は生長点が切られて、防腐用に黒や茶色の薬品が塗られています。横から出ているのが脇芽でになります。

パンノキ

  • パンノキは、ポリネシア原産のクワ科の常緑高木で、パンノキ属に属している珍しい木です。雌雄異花という特徴を持っている熱帯果樹で、同じ木に球形の穂状の雌花と棒状の花穂の雄花の、両方がつきます。 名前の由来は、食用である果実を焼くと白パンのようにふわふわした食感がするから、というところから来ています。樹木は最大で10メートルまで育ちますが、小さなものであれば、観賞用として日本でも親しまれています。 パンノキを食べる場合は、実を輪切りにして焼いたり炒めたりして調理するようです。

クロトン

  • クロトンはマレー半島~太平洋諸島が原産の常緑低木で、葉の模様に富んでいます。現在観葉植物として流通しているクロトンは園芸品種がほとんどです。クロトンの別名に変葉木(ヘンヨウボク)というものがあり、葉の形や色が変化に富んでいて葉色は鮮やかな緑色をもとに黄、赤、白、紫などが混じり、葉形には広葉系、長葉系、らせん系、細葉系、鉾葉系、有角系、飛び葉系などがあり観賞価値が高いです。 クロトンは雌雄同株ですが花にはあまり観賞価値はありません。光が不足すると葉色があせたように悪くなるため、できるだけ光の良く当たる場所に置きましょう。繁殖は挿し木かとり木で行います。 暖かい地域であれば屋外で越冬することができ、沖縄などでは路肩に挿し木で増やされていたり、生垣からクロトンが生えたりしています。

ディフェンバキア

  • ディフェンバキアはサトイモ科ディフェンバキア属に分類される植物の総称で、熱帯アメリカ原産になります。ディフェンバキアは約30種あると言われており、葉の模様が美しく耐陰性があるため室内に置く観葉植物の定番となっています。また、ディフェンバキアの樹液にはシュウ酸カルシウムが多くむくまれており、誤って口などに入ってしまうと体質によっては痛みに襲われることがあるため、注意が必要です。英名の「ダムプラント」「ダムケーン」はともに「口がきけなくなる植物」という意味を持っており、ディフェンバキアの樹液の特徴を表しています。また、ケーンはサトウキビなど節のある茎を持った植物を指します。

トックリラン(ノリナ)

  • トックリラン(ノリナ)はテキサス~メキシコが原産の観葉植物です。株元が大きく肥大し徳利のように見えることからトックリランという和名が付いています。また、旧学名であるノリナの名で呼ばれることもあります。英名のポニーテールは長く伸びた葉がポニーテールの様に見えることが由来です。 トックリランは乾燥に強く育てやすい観葉植物なため、贈り物などに選ばれることもあります。小さなトックリランでも堅作りで育てることで形の良い株に仕立てることが可能です。

カラテア

  • カラテアはクズウコン科カラテア属に分類される熱帯アメリカ原産の観葉植物の総称です。約100種あると言われており、葉の模様が美しい種類が多いです。人気なのはカラテア・マコヤナという種類で、ブラジル原産のカラテアになります。葉が薄くビロード感があり、生長が早いため新しい葉を次々と展開させます。 カラテアの近縁種にマランタ属とモノタグマ属がありますが、葉模様による区別は困難でモノタグマがカラテアとして流通していることも多いです。

フォーチュンベゴニア

  • フォーチュンベゴニアは、華やかでつやがある大輪の花が魅力の球根ベゴニアです。春にも出回りますが、夏の高温多湿を嫌うので、温暖地では秋に植えるのがおすすめです。秋の低温・短日期にも花が咲きやすい特徴があり、気温が下がり始める秋から育てることで、秋から冬まで存分にその美しさを楽しむことができます。 フォーチュンベゴニアの花は、気温が高い時期は少し小さく咲き、開花期間も短めなのですが、気温が下がる秋に花は大きくなり、花色もより美しく、花持ちも良くなります。秋が深まるにつれてこんもりと生長し、どんどん花芽をつけてたくさんの花を咲かせます。温暖地で9月に植え付けた株は12月には3倍程度に生長します。 フォーチュンベゴニアは、1ポットの中に八重咲きの雄花と一重咲きの雌花が咲き、1ポットで2種類の花形が楽しめることが魅力です。シンプルで可愛い一重のピコティ(縁取り)咲きの虹色フォーチュンベゴニアは、雄花は大輪で花びらの縁取りが美しい一重咲きで、雌花も一重咲きです。 フォーチュンベゴニアはどのような花とも相性が良く、寄せ植えのメインとなります。花色のバリエーションも咲き方も豊富なので様々なイメージを楽しむことができます。 軽い霜程度には耐えますが株が凍ると枯れてしまいます。球根を凍らないように管理をすると、春には芽が出て初夏に花が咲きます。

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