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「LOVEGREEN編集部」が監修している植物|植物図鑑

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LOVEGREEN編集部アカウントです。編集部のスタッフが監修をしています。

ユーフォルビア・レシニフェラ(白角キリン)

  • レシニフェラは地味な見た目をした多肉系ユーフォルビアです。トゲも短く色も緑色と特に特徴という特徴のないレシニフェラですが、実は見た目では分からない特徴があります。ユーフォルビアは樹液が有毒なものが多く、レシニフェラも例に漏れず有毒の樹液を持っています。そしてその樹液が最大のポイントで、レシニフェラトキシンという物質を含んでいます。純粋なレシニフェラトキシンは自然界に存在するもので最も辛い物質と言われており、160億スコヴィルという鷹の爪(約5,000スコヴィル)の32万倍の辛さに匹敵します。 ただしこれはあくまで純粋なレシニフェラトキシンの話であって、レシニフェラの樹液自体のスコヴィル値ではないのですが、割と高濃度でレシニフェラトキシンが含まれているという話もありますので、素手で触るのは避けた方が無難でしょう。 また、マカレンシス(Euphorbia makallensis)に類似していますが、レシニフェラとマカレンシスではトゲの付け根の形状が違うため、比較的容易に判別できるかと思います。枝の真ん中に線が入っているかいないかでも判別可能ですので、迷ったときは合わせてご確認ください。枝に線が入っていない方がレシニフェラで、入っている方がマカレンシスです。 ※1スコヴィル=辛さの単位。 ※2下記の育て方はあくまで筆者の一例です。

ハイブリッドジギタリス(スーパージギタリス)

  • ハイブリッドジギタリスは、ジギタリスとイソプレクシスを交配して作られた新しいタイプの宿根草のジギタリスです。 もともとのジギタリスより耐暑性にすぐれ強健、花色の発色がとてもよいのが特徴です。ジギタリスは、東京だと5月~6月が開花時期ですが、ハイブリッドジギタリスは開花時期が6月~11月で、開花期間が長く花茎が分枝する性質に優れ1株でたくさんの花を立ち上げます。 一般的なジギタリスは日本の高温多湿な夏の気候を好まないため二年草扱いをされますが、ハイブリッドジギタリスは耐暑性に優れるため、宿根草(多年草)として育てることができます。

パッションフルーツ

  • パッションフルーツはさわやかで甘い香りと心地よい酸味が特徴の果実を付ける熱帯原産のつる性の多年草です。別名はクダモノトケイソウといって時計の文字盤を思わせる独特の花が咲きます。果実は黒色の種を含む半透明のゼリー状の黄色い果肉で満たされ、種もプチプチと食べられます。 生育適温は20℃~30℃前後で栽培場所は日当たりと風通しがいい場所を好みます。耐寒性の高い品種であれば日本の無霜地帯(霜が降りない地域)では冬越しが出来ます。つるをのばして1シーズンに5m近く伸びることもあるので、あんどん仕立てかネットにはわせるように誘引するとよいでしょう。

ユーフォルビア・デュラニー

  • ユーフォルビア・デュラニーはマダガスカル原産のユーフォルビアです。同属のハナキリン(Euphorbia milii)に見た目が似ていますが、デュラニーの方が葉にワックスがかった独特の光沢があり、トゲの生え方も少し違います。 ハナキリンは長いトゲの下に短いトゲが生えますが、デュラニーはそのようなことは無く枝全体に無数のトゲが生えています。枝も白くいぶし銀がかったような肌をしており、ドライな印象を受けます。 ※以後の育て方はあくまで筆者の一例です。

ヒナソウ

  • ヒナソウは春に小さな花を無数に咲かせる常緑多年草です。弱そうに見えますが性質は丈夫な花です。花は4枚の花びらで十字のような形をしています。一株でたくさんの花が密集するように咲くので、開花中は花の絨毯のようになります。花は直径1㎝程度の小さな花ですが、葉は花よりもさらに小さなサイズをしています。花色は薄紫色から白、水色もあります。 ヒナソウは地下に匍匐枝を出しながら横に広がるように生長するので、環境があえばグランドカバーとしても利用できます。せっかくの花を踏みつぶしてしまうのは忍びないので、グランドカバーにするなら人が通らないような場所を選びましょう。

ユーフォルビア・オベサ

  • ユーフォルビア・オベサはサボテンの様に見えますが、実はユーフォルビア属に分類される多肉植物です。ユーフォルビア属は種類がとても多く、中でも多肉質な構造をしたものを多肉系ユーフォルビアと言い表すことがあります。サボテンとユーフォルビアの違いは、見た目ではトゲの付け根にあるアレオーレ(刺座)と呼ばれる毛のようなものがあるか無いかです。サボテンは文字通りトゲですが、ユーフォルビアの場合は花茎が残ったものになります。 また、株を傷つけた際にユーフォルビアは特有の乳液を出します。この乳液は触れるとべた付き感があり、体質によっては皮膚が荒れることがあるため注意が必要です。ユーフォルビア属の中にはこの乳液を矢じりに塗り、狩りの際に毒矢として使っていたもの(矢毒キリン)などがあるため、植え替えの時などはゴム手袋などで防御をすると効果的です。オベサに関してはそこまで強い毒性は無く、過剰に心配する必要はありませんが、ペットや乳幼児が口に入れないように注意しましょう。また、皮膚に付いた場合はすぐに洗い流し、必要と判断した場合は医療機関へ相談することをお勧めします。 ※以後の育て方はあくまで筆者の一例です。

トラディスカンティア・ゼブリナ

  • トラディスカンティア・ゼブリナは葉の光沢と紫色が派手で美しいツユクサの仲間になります。花屋や園芸店、ホームセンターなど幅広く流通しています。日当たりが良いと紫色が強くなり、非常に美しい姿を見せてくれますが、日光が足りなかったり環境があっていないと葉が小さくなり茎が間延びすることがあります。非常に強健な植物のため初心者の方にもおすすめの植物です。

シェフレラ・アンガスティフォリア

  • シェフレラ・アンガスティフォリアはフィリピンが原産のシェフレラの仲間で、カポックなどと比べると葉が細長いのが特徴です。性質は強健で非常に育てやすく、観葉植物初心者の方にもおすすめです。斑入りの品種も流通しており、そちらもまた観賞価値が高い人気の観葉植物です。 ※下記の育て方はあくまで筆者の一例に過ぎません。

ルリオダマキ

  • ルリオダマキはオダマキ属の一種で主に学名の由来にもなっている通りシベリア地方に分布しています。花色や草丈に変異が多くいのが特徴です。日本の千島列島由来のルリオダマキはミヤマオダマキよりも小型の草丈で、濃い瑠璃色もしくは赤紫色の花が咲きます。高山植物ではありますが、昔から親しまれている山野草の一つで、他の高山植物と比べて比較的育てやすく、あまりに気温が高い地域でなければ育てることが可能です。

ランポー玉(鸞鳳玉)

  • ランポー玉(鸞鳳玉・らんぽうぎょく)とは、サボテン科アストロフィツム属のサボテンで、トゲがなく縦に稜線が入った丸みを帯びた幹をしており、幹全体に白く細かい斑点を持ちます。一般的なものは5本の稜線があり、白い斑点が幹肌を密に覆って全体に白っぽく見えるタイプです。稜線の数や白い斑点の見た目・有無などでさらに様々な種が存在し、熱烈なファンが多いサボテンです。比較的丈夫で育てやすく、花をつけやすい種でもあります。花は、黄色くつややかな花をつけます。

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