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「LOVEGREEN編集部」が監修している植物|植物図鑑

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LOVEGREEN編集部アカウントです。編集部のスタッフが監修をしています。

イングリッシュラベンダー

  • 多くの種類があるラベンダーですが、中でも特に香りが良く、最も知られているのがこのイングリッシュラベンダーです。他品種より寒さに強く、北海道でも栽培が可能です。一方、ラベンダー全体の傾向として高温多湿に弱い面もあります。地植えの場合は土を盛り上げて、水はけをよくしましょう。 地中海原産なのにイングリッシュラベンダーと付けられているのは、イギリスのように冷涼な気候の土地で自生しているからです。5品種に大別されるラベンダーの中で「アングスティフォリア系」に属します。 発芽率があまりよくないので、苗で購入するのが一般的です。挿し芽で増やすこともできます。  

マユハケオモト(ハエマンサス)

  • オモトという名前が付いているため、引っ越し等で贈られる万年青の仲間と思うかもしれませんが、マユハケオモトはヒガンバナ科・マユハケオモト属で、万年青(キジカクシ科・オモト属)とは違う種類の植物です。マユハケオモトは南アフリカから熱帯アフリカに分布している球根植物で、その種類は60種程あります。マユハケオモトは冬生育タイプ(夏期休眠性)と夏生育タイプ(冬季休眠性)の大きく2つに分かれます。 冬生育タイプは葉が分厚く品種によって、夏に葉をつけたまま休眠するタイプと落葉してから休眠するタイプに分かれ、いずれも9~11月に花を咲かせます。夏生育タイプは葉が薄く冬に葉をつけたまま休眠するタイプと落葉して休眠するタイプに分かれ、6~8月に開花し、葉をつけたまま休眠するタイプと落葉してから休眠するタイプがあります。どちらのタイプも葉が出ている期間に球根を生長させ、大きく育った球根は大きな花を咲かせます。  

ハエトリグサ(ハエトリソウ)

  • 食虫植物の中でもサラセニアと並んで、特に有名なハエトリグサ(ハエトリソウ)は北米原産の多年草です。茎は短く、地に這うように、あるいは少し立ち上がって、放射状に葉を広げます。二枚貝のような形状をした葉の縁には、牙のように見えるトゲが生えています。この葉に虫が触れると貝のように葉を閉じて捕まえ、消化液で溶かしてしまう興味深い生態を見せます。指で葉をつつくと、葉が閉じるのが面白いのですが、やり過ぎると植物にストレスを与えてしまうので、注意しましょう。初夏から夏に白く小さな花を咲かせます。 「ハエトリグサ(ハエトリソウ))」の名前でひとくくりにされていることが大半ですが、実は園芸品種として改良が行われており、いくつかのバリエーションがあります。原種に最も近いのは「マスシプラ」。葉に並ぶ毛の数が多いのものは「ソーティース(ノコギリの歯)」、数が少なくかぎ爪になっているものは「シャークティース(サメの歯)」と呼ばれています。白い葉の品種は「グレートホワイト」。鮮やかな赤色を持つ「レッドピラニア」もあります。

くわい(クワイ・慈姑)

  • くわいは勢いよく「芽が出る」ということから、縁起物としてお正月料理に使われます。 くわいは世界の温帯から熱帯にかけて自生していますが、欧米では主に観賞用で、野菜として栽培しているのは日本と原産地である中国のみです。 水生植物で多年生のくわいは、レンコンのように沼地のような常時水の中にいるような環境を好みます。草丈は100cm前後にまで生育し、葉は矢じりのような形で、長さ30cm位の光沢のある葉です。 塊茎(かいけい)といって、ジャガイモなどのように、地下茎の一部が塊(かたまり)のようになった種球から芽をだします。気温が上がる頃に、生育が早まり茎葉が生長します。その後、地中でランナーが伸び、また塊茎を作るというサイクルを繰り返します。 くわいの花は、白い3枚の花弁からなり、一つの茎に雌花と雄花の両方が咲く雌雄異花です。 くわいの品種は、日本国内で主に栽培されている「青クワイ」、中国の品種「白クワイ」、大阪府吹田で古くから栽培されている「吹田クワイ」があります。

タアサイ(ターサイ)

  • タアサイ(ターサイ)の葉は、へら又はスプーンのような形をしており、葉脈が深く刻まれ、肉厚で、縮れがあります。アブラナ科アブラナ属の野菜なので、とう立ちすると菜の花のような黄色い花を咲かせます。 中国原産のタアサイ(ターサイ)は、耐寒性にとても優れた野菜なので、春まきよりも秋まきの方が育てる時期として適しています。。秋に種をまいたタアサイ(ターサイ)は、寒さに当たると、濃い緑色の葉が地面を這うように、葉がロゼッタ状に広がり、甘味が増します。春に種をまいたタアサイ(ターサイ)は、生育のスピードも速く、葉や茎が上に伸びた形をしています。 タアサイ(ターサイ)は、日本では静岡県で多く生産されています。癖のない味のため、さまざまな料理に活用できます。

ヤーコン

  • ヤーコンはサツマイモに似た、キク科の多年草の植物で、塊根(かいこん)が食用部分となります。 ※塊根(かいこん)とは、根の部分で澱粉(でんぷん)などの養分を蓄えています。塊根の代表として有名なのはサツマイモです。 草丈は大きくなると、2mほどになるものもあります。地上部が大きくなると、地下の塊根(かいこん)部分もよく育ち、収穫にもつながります。収穫時に塊茎(かいけい)を採取し、苗として利用することができます。 ※塊茎(かいけい)とは、地下茎の一部が澱粉(でんぷん)などを貯蔵している部分。塊茎の代表として有名なのはジャガイモです。 主な産地は北海道や香川県で、比較的夏の涼しい中山間部が適しているようです。ヤーコンは、高温時期に生育が停滞するため、その時期の病害虫の発生には注意が必要です。  

ニューサイラン(マオラン)

  • ニューサイラン(マオラン)はニュージーランド原産の多年草で、葉の幅は10㎝くらい、草丈1m程度の多年草です。ニュージーランドでは草丈3mを超すものもあります。現地では常緑多年草ですが、寒さに弱く日本では冬には地上部がなくなったり、葉が黄色くなることがあります。 ニューサイラン(マオラン)細く扇状に伸びる葉が特徴的で、細かい葉の植物と一緒に植えると全体の雰囲気を引き締めるオーナメントプランツとして活躍してくれます。明るいグリーンのものから銅葉のもの、白斑入りや三色の斑が入るトリカラーなども種類も多様です。日本ではあまり見られませんが、その個性的な花も印象的です。

シルクジャスミン(ゲッキツ)

  • シルクジャスミン(ゲッキツ)は東南アジア原産の常緑の小高木です。葉に光沢があり、色は明るく濃いグリーンをしています。熱帯の植物なので高温を好みますが耐寒性もあり、関東以西では地植えで越冬が可能です。 日当たりが良いと、夏にジャスミンに似た真っ白な花がを咲かせます。シルクジャスミン(ゲッキツ)の花には芳香があり、遠くからでも甘い香りがしてくるくらいです。地植えでも鉢植えでも育てられますが、花を咲かせるには日照が必要な為、屋外で管理した方が良いでしょう。冬には直径1㎝程度の小さな赤い実を付けます。

カサブランカ

  • カサブランカは草丈1m~2mの耐寒性球根植物です。ジャパニーズハイブリッドとも呼ばれ、明治時代に日本から輸出されたタモトユリを1970年代にオランダで改良された栽培品種です。その真っ白で優美な姿と特徴のある香りは、世界的にもブームになるほどの人気の植物となりました。その特徴は、うつむきかげんに大きな花を咲かせ、花の内側に小さなつぶつぶがあり、花粉は大きくオレンジ色をしています。花粉は手や衣服などにつきます。香りに強い芳香があり、葉は艶がある濃い緑色をしていて、長さは15㎝程のボート型をしています。カサブランカは日本だけではなく、海外でも冠婚葬祭などにもよく利用されている人気が高い植物です。

サラセニア

  • サラセニアは日当たりの良い湿地帯を好む、多年草の食虫植物です。筒状の葉がとても特徴的です。この筒状の葉の先端が丸く開いていて、袋のような形状になっています。葉の背中側の先端はちょうど袋の口を塞ぐ蓋のような形をしています。この筒状の葉の中に昆虫が落ちると中で溶けて分解されるという仕組みです。 サラセニアには多くの種類があり、色もグリーンの他に、蛇柄のような模様が入るアミメヘイシソウや、明るいグリーンに赤茶色の柄が入るキバナヘイシソウなどがあります。また、サラセニアは春から初夏にかけて花を咲かせます。花の中心部が袋状になった、少し変わった形の花です。 サラセニアは食虫植物としてというより、その変わった形状が面白く、観葉植物としても人気です。多年草ですので、冬には地上部が枯れてしまいますが、翌春またその草姿を楽しむことができます。

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