「LOVEGREEN編集部」が監修している植物|植物図鑑1311-1320件 / 全1434件

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ティランジア・ブリオイデス

  • ブリオイデスは極小種で形成されるディアフォランテマ亜属に分類されています。 草姿はペディセラータやトリコレピスと非常に似ており、花を咲かせてみたらトリコレピスだったということがあるようです。 ブリオイデスとトリコレピスの違いは花茎が伸びるか伸びないかです。 ブリオイデスは黄色の花を花茎を伸ばさずに咲かせますが、トリコレピスは花茎を伸ばします。 ペディセラータとブリオイデスの違いは花色で、ペディセラータが黒花を咲かせるため花を見ればすぐにわかると思います。 性質的にはトリコレピスやカピラリスと似通っており、高温を避ければ難しくありません。 台風などの暴風で飛ばされてしまうと発見することが困難なため、気をつけましょう。

ユリ根(ゆり根・百合根)

  • 食用となるユリ根は、オニユリ、コオニユリなどの鱗茎(りんけい)部分です。 現在市場に出回っているのは、コオニユリがほとんどのようです。 ユリ根は、古くから食用や薬用として利用されてきました。 冷涼な気候を好むユリ根の産地は、北海道がほとんどを占めます。 白いニンニクのような形をしており、火を通すとお芋のようなホクホクとした食感で、とても上品な甘味のある野菜です。 主に年末に市場に出回ることもあり、お正月の料理や懐石料理に使われます。 家庭菜園でユリ根を育てる場合は、大きく充実した球根を植え付けることをおすすめします。 ユリ根を一から育てようと思うと、珠芽(むかご)と呼ばれる、葉の付け根にできるユリ根の赤ちゃんから、球根を作るまでに3年はかかります。 その他の方法として、土の中のユリ根の球根の上の方につく、木子(きこ)と呼ばれる小球根から、球根を作るまでに同じく3年の月日を要します。 最後に、鱗片といってユリ根の球根を保護する、複数の小さな葉のようなものから球根を作るまでに、やはり3年はかかり、栽培にとても長い期間を必要とする植物です。 お店で売られているようなユリ根は、その3年を要した球根を植え付け、ユリの花を咲かせないように1年かけて育てて、ようやく充実したユリ根を収穫しています。 このように球根から育てると1年。球根以外で、一から栽培しようとすると、最短でも4年の歳月を費やすことになります。

リーキ(ポロネギ・ポワロー)

  • 地中海沿岸に多く分布するリーキは、下仁田ネギのように太くて短い形をしています。 下仁田ネギの葉の部分は筒状になっているのに対して、リーキは扁平で厚みがあります。 そして緑色の葉の部分は、よく見るとV字型をしていて、ネギというよりも、ニラのような形態がリーキの特徴です。 生食というよりも、茹でたり、スープにしたりして、火を通していただくと、トロリと甘く、とても美味しくいただけます。 リーキはネギとよく似た形をしていますが、同じネギ属の玉ねぎの仲間で、ジャンボニンニクや無臭ニンニクの近縁種といわれています。 他のネギ類のように冷涼な気候を好みますが、耐寒性がとても優れているため、-10℃でも枯死しない耐寒性を持ち合わせています。低温に当たると、花芽ができ、鱗茎も形成される性質を持っています。

エンダイブ(チコレ)

  • 別名の「ニガチシャ」の名前の由来からも想像できるように、苦味が強い野菜です。 栽培方法は、別名「チシャ」といわれているレタスに似ています。 エンダイブは、チコリーと近縁種で、ヨーロッパ原産のキク科の野菜です。 チコリーも苦味のある野菜のため、軟白栽培といって遮光して育てる方法を使って葉を甘くしますが、エンダイブも軟白処理という方法があります。 エンダイブの軟白処理は、エンダイブの株ごと段ボールで覆い光を遮断する方法と、外葉を縛って若葉を遮光して、エンダイブの内部を甘くする方法があります。

トラディスカンティア・クラッシフォリア・アカウリス

  • メキシコが原産のムラサキツユクサです。熱川バナナワニ園の学芸員である清水さんがメキシコより採取し、同定したものになります。 日本で見られる一般的なムラサキツユクサと違い、葉が多肉質で表面部がガラス層になっています。 そのため日光が当たると葉がキラキラと輝き、ツユクサとは思えない非常に美しい姿を見せてくれます。 性質は強健で、非常に育てやすいですが、マイナーなためか扱っているナーセリーが限られており、入手するためには植物系イベントで購入するか、趣味家が放出する余剰株を狙うのがおすすめです。 宿根草で冬場は葉を全て落として休眠します。春先の暖かくなってきたころに葉を展開し、6月~10月頃にかけて美しい花を見せてくれます。

フィカス・ベンガレンシス

  • 観葉植物の中でポピュラーなゴムの木の中でも、フィカス・ベンガレンシスは、ウンベラータ、アルテシマと並んで、人気トップスリーと言っていい人気観葉植物です。 特にベンガレンシスは、葉色といい、葉の適度な光沢といい、個性的な樹形といい、どんな部屋に置いてもなじみやすいインテリアグリーンです。 中鉢や小鉢のものもありますが、葉の大きな植物なので、大鉢のものをリビングのインテリアにすると、その魅力を最大限に楽しむことができるでしょう。

サンスベリア・トリファスキアタ・ローレンティ

  • サンスベリア(サンセベリア)はキジカクシ科サンスベリア属に分類される熱帯アフリカが原産の観葉植物です。 和名はチトセランで、トリファスキアタ・ローレンティは覆輪斑であるためフクリンチトセランとも呼ばれています。しかし、ローレンティもフクリンチトセランもあまり一般的ではないようで、流通する場合はサンスベリアやトラノオ(虎の尾)という名前が多いようです。 トラノオはそのままの意味で、見た目が虎の尾に似ているからそう呼ばれるようになったそうです。 サンスベリアは空気清浄能力が高く、さらには金運をアップさせる開運植物として売られることもあります。 葉に水分を蓄えることが出来るため、乾燥に強く、逆に蒸れに弱いです。

フィカス・ベンジャミン・バロック

  • フィカス・ベンジャミンは、「ベンジャミン」「ベンジャミンゴムの木」などとも呼ばれる、定番の観葉植物です。 その新しい品種「バロック」が、最近おしゃれなインテリアグリーンとして、ひそかに人気を集め始めています。 その特長は、なんといっても葉がすべてくるくるカールしている、ユニークでキュートな姿にあります。葉色は濃い緑ですが、新芽はライトグリーンなので、色の濃淡が部屋をおしゃれに演出してくれます。 環境の急変などで葉を落とすこともありますが、決して管理のむずかしい植物ではありません。

ヒメモンステラ

  • 独特な葉の形が特徴的で耐陰性、耐寒性があるモンステラよりも葉が小さいヒメモンステラはインテリアグリーンとして人気があります。 ヒメモンステラはしばらく来歴や学名が分かっていませんでした。そのため混同され現在も分類上数種類のものが流通しています。 多いのはモンステラ属ではなくラフィドフォラ属のテトラスペルマです。属は異なりますがモンステラによく似た小型の葉をつけます。 モンステラ・アダンソニー、モンステラ・デリシオサの幼苗をヒメモンステラという名前で販売していることもあります。 このように、ヒメモンステラとは特定の品種のことを指すのではなく、実生などによって発生した小型のモンステラ、またはテトラスペルマの流通名という程度に捉えておいた方が無難です。 ※ここでは最も多く流通しているテトラスペルマをヒメモンステラとして紹介します。 ちなみに、ラフィドフォラ属はモンステラよりも寒さに弱く冬場10度以上の温度が必要です。葉が大きくならずにつる状にはって茎がよく伸びます。

アンスリウム

  • アンスリウムはトロピカルな雰囲気を醸し出す観葉植物です。 熱帯に生息するサトイモ科の植物であり、赤やピンク色のハート型お皿のような仏炎苞(ぶつえんほう)が特徴的です。 これは花ではなく、ここから細い尾のように出てきた黄色い突起が花になります。 ギリシャ語の「anthos(花)」と「oura(尾)」から花の名前がつけられているそうです。 また、アンスリウムは仏炎苞を含めた花が非常に魅力的ですが、成長期に栄養不足や日光不足になると花を咲かせなくなってしまいます。 仏炎苞はホコリが溜まると汚れが目立つため、定期的に掃除をしてください。また、色が薄くなってきた仏炎苞は剪定してしまうことをおすすめします。

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