スティパ
- スティパは、イネ科ナセラ属の常緑から半常緑の多年草で、アルゼンチンやチリ、メキシコなどの乾燥地に自生しています。学名は Nassella tenuissima ですが、シノニムの Stipa tenuissima も有名で、「スティパ」という名前で流通しています。 明るいグリーンの葉と、柔らかな穂が風に揺れる姿が美しく、また乾燥にも強いので、庭を彩るグラス類として人気があります。スティパ・エンジェルヘアーや、ポニーテールといった品種が人気があります。 春から秋まで楽しめる穂は、弓のようなカーブを描きます。学名の Nassella は、ラテン語の「首の細い釣り針」に由来します。種小名の tenuissima は、ラテン語で「最も細い」という意味です。