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「LOVEGREEN編集部」が監修している植物|植物図鑑

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LOVEGREEN編集部アカウントです。編集部のスタッフが監修をしています。

ペンステモン・ハスカーレッド

  • ペンステモン・ハスカーレッドは、初夏から夏にかけて、長い花茎を立ち上げて白い小花が開花する高性のペンステモンです。ペンステモンの中では一番丈夫な品種で、暑さ寒さに強く、蒸らさないように注意すれば放任で栽培できます。開花時は草丈が1m程度になるため、花壇の後方に植えるのに適しています。 シックな銅葉は、気温が低いうちの方が濃く、高温になってくると緑色を帯び、葉色が季節によって変化します。花以外の時期もカラーリーフとして楽しめます。

ペンステモン・ダークタワーズ

  • ペンステモン・ダークタワーズは、初夏から夏にかけて、長い花茎を立ち上げて白みを帯びたピンク色の小花が開花する、高性のペンステモンです。暑さ寒さに強く、丈夫な性質で、蒸らさないように注意すれば放任で栽培できます。 美しい銅葉は、花期以外もカラーリーフとしても観賞価値があり、真夏でも葉色が退色しにくい特徴があります。シックな葉色に対して花色はとても優しい色で、隣の植物との組み合わせ次第で様々な雰囲気を演出することができます。

タイサンボク

  • タイサンボクは、樹高が20mにもなるモクレン科の常緑高木です。初夏に香りの良い白い大輪の花が開花します。香水の原料や化粧品の香料として「マグノリア」と言われる場合は、タイサンボクのことを指します。 タイサンボクの葉は、表は光沢のある深い緑、裏はブラウンのリバーシブルです。独特な雰囲気の葉は枝ものとして流通し、装飾や花束、アレンジ、リースやスワッグの材料として人気があります。生花としては「マグノリアリーフ」という名前で流通することが多いようですが、それはこのタイサンボクのことです。

ブドウ

  • ブドウは、ブドウ科ブドウ属のつる性落葉木本。房状の果汁の多い甘い果実が魅力で、生食、ワインなどの酒類、レーズンなど、幅広く食用として利用されています。日本全国で栽培されている育てやすい果樹です。冬には落葉して休眠するので、窓の近くにブドウ棚を作れば、夏は日差しを遮るグーンカーテンになり、晩夏から秋には果実の収穫を楽しめ、冬は明るい日差しが入る、四季を通して楽しめるようになります。 ブドウの歴史は古く、古代エジプトで栽培されていたことが確認できているほか、ギリシャでも食用や酒にされていたことがわかっています。ブドウの原産地は中央アジアで、その後ヨーロッパへと広まっていったとされ、日本には中国経由で渡来したと考えられています。 現在のブドウの栽培種は、大きく分けて、ヨーロッパブドウとアメリカブドウ、またその交雑種の3つです。ヨーロッパブドウは乾燥に強い反面、寒さと湿気に弱く、アメリカではうまく育たなかったことから、アメリカに自生する品種から作成されたのがアメリカブドウです。アメリカブドウは、寒さと多湿、病害虫の被害に強いのが特徴。また、双方を掛け合わせた、育てやすい改良品種もたくさんあります。

カラスウリ

  • カラスウリは、秋に卵型をしたオレンジ色の果実を実らせる、ウリ科の多年生つる植物です。雌雄異株で、花は7月~9月の夜になると開き、翌朝には閉じてしまう一日花です。白い花びらの縁は糸上に裂けていて、レースのように花びらの周りに広がります。 カラスウリは根が特徴的で、塊根を形成します。冬は地上部が無くなり、翌春また、この塊根から芽吹きます。通常山野や藪を好みますが、街中でも見かけます。生育旺盛で、夏の生育期にはフェンスや他の樹木に絡みつき、繁茂します。非常に強健で、地面に着いた枝からも発根し増えていきます。 カラスウリの果実は、熟すまではグリーンに薄い白の縦じまが入っています。秋が深まるにつれ、模様はなくなり濃いオレンジ色へと変化していきます。カラスウリは、特に秋に熟す果実の中の種子が個性的です。種子の形状が打ち出の小槌に似ていることから、縁起物としてお財布に入れておくと良いとわれています。  

ユウゼンギク

  • ユウゼンギクは、キク科シムフィヨトリクム属の多年草。楚々とした野菊のような風情で、和の花のような印象ですが、北アメリカ原産で明治時代に日本に渡来した帰化植物です。花を茎の先端に密に咲かせる姿が優美で、庭植えや切り花として愛されてきました。園芸品種が多いのもユウゼンギクの特徴です。 ユウゼンギクの花色は紫が多く、ほかにピンクや白があります。花の最盛期は秋ですが、早生種は6月から咲き始め11月頃まで楽しめます。また、草丈1m以上になる高性種と45cm以下の矮性種があります。耐寒性があり、冬は地上部が枯れたようになりますが、地際に冬至芽を作って翌春に備えています。

リシマキア

  • リシマキアは、サクラソウ科オカトラノオ属の一年草、または多年草。北アメリカ、ヨーロッパ、南アフリカに約150種が分布していますが、ガーデニングや切り花で流通している種類は数種類しかないといわれています。 リシマキアは、ヌンムラリアのように常緑でほふく性のものから、アトロプルプレアやプンクタタ、オカトラノオのように立性の種類まであります。 リシマキア・ヌンムラリアは、常緑で、丸みを帯びた葉がかわいらしく、ほふく性でよく分枝して横に広がっていく特性から、グランドカバーとして利用されます。また、リシマキア・ヌンムラリア・オーレアは、リシマキア・オーレアとも呼ばれ、葉色が明るいライムグリーンの品種です。ヌンムラリアは日照条件が良ければ、黄色い花を咲かせることがあります。

ムベ

  • ムベは、アケビ科ムベ属の常緑つる性木本。トキワアケビという別名の通り、アケビに似た食べられる実をつけます。常緑なので冬でも葉が落ちず、生長すると幹が木質化するのが特徴です。常緑といっても暖地を好むので、庭植えで育てられるのは東北以南が向いています。 ムベ属の仲間は、アジアの温帯から亜熱帯地域におよそ15種がありますが、日本に自生しているのは、このムベ(Stauntonia hexaphylla)のみです。 光沢のあるグリーンの葉には厚みがあり、手のひらを広げたようなフォルムをしています。新芽は柔らかいつる性で、つるを伸ばしながら周囲のものに絡みついて大きくなっていきます。パーゴラやアーチ、フェンスなどに絡めて楽しむことができます。常緑なので目隠しにも利用できます。 花は、大きな葉の陰に隠れるように咲いています。花の大きさは1.5~2cm程度、花びらは6つに裂け、外側に反り返るようなフォルムをしています。花びらのように見える部分は、ガク片が変化したもの。便宜上これを花びらと呼んでいます。花はうつむくようなベル咲きで、花びらに厚みがあり、花の外側は白っぽいクリーム色で、花のなかに赤紫色の筋があるのが特徴です。 雌雄同株で、雌花と雄花を咲かせます。雄花にはおしべが6つ、雌花にはめしべが3つあります。雄花と雌花の見分け方は、中を覗き込んでしべの数を数えればわかります。

ズミ

  • ズミは、バラ科リンゴ属の落葉高木。日本在来種で、湿原、野原、林の縁などに自生しています。ズミという名前の由来は、樹皮を黄色の染料に使用していたからだとか、実が酸っぱいからだとか、諸説あります。かつてはリンゴの台木として使用されていました。 ズミは、樹高は通常3~5m程度、まれに7mを超すことのある高木で、よく分枝します。葉は、たまご型か楕円形で、同じ木の中に3裂した葉も見られます。花が咲くのは4月~5月で、直径2~3cm、つぼみの時は淡いピンクで、開くと白い花を枝に数個ずつまとめて咲かせます。秋に実る果実は、直径0.5~1mmで、赤やオレンジ色に熟します。色づいた果実はおいしそうに見えますが、酸味が強く生食には向いていないので、ジャムや果実酒にして楽しみます。

ノカンゾウ

  • ノカンゾウは、ワスレグサ科ワスレグサ属の多年草。夏にオレンジ色のユリに似た花を咲かせる野草で、野原、河原、田畑の畔など、身近な場所で見られます。 ノカンゾウは、草丈70~100cm、花は直径7cm程度の一重咲き、花色の濃淡は個体差があります。花は夕方には萎れていく一日花で、茎の先に数個のつぼみをつけ、次々と花を咲かせます。一日花である特性から、英名は Daylily、属名の Hemerocallis も「一日の美しさ」という意味のラテン語が名付けられています。よく似た花にヤブカンゾウがありますが、ノカンゾウは一重咲き、ヤブカンゾウは八重咲きなので、花を見れば見分けがつきます。 ノカンゾウの花は食用にされていて、おひたし、ぬた、塩漬けなどにして食べられます。中華料理に登場する金針菜はノカンゾウや、その仲間のつぼみです。  

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