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「LOVEGREEN編集部」が監修している植物|植物図鑑

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LOVEGREEN編集部アカウントです。編集部のスタッフが監修をしています。

四角豆(シカクマメ)

  • 四角豆(シカクマメ)は熱帯アジアが原産のマメ科の野菜で、サヤの断面が四角形をしていることが名前の由来です。野菜としての出回りは若干量なので、今のところ珍しい野菜かもしれません。沖縄では「うりずん豆」と呼ばれます。 四角形のサヤの四隅は翼のようなひだがあり、ギザギザした形のユニークな見た目をしています。この翼のようなサヤから、英名は「Winged bean」という名がついています。 夏にスイートピーに似た、美しい淡い青~紫色の花が開花し、その後サヤが10~13cmくらいになったら収穫の目安です。サヤを食べるのが一般的ですが、花や葉、塊根、豆も食べることができます。 本来は多年草ですが、耐寒性はないため日本では一年草として扱われます。明るい緑色の葉のつるは2~4mほど伸びるので、観賞目的のグリーンカーテン素材として使われることもあります。

ホトトギス

  • ホトトギスは、日本、台湾、朝鮮半島などを原産とするユリ科の耐寒性多年草。山林や崖、傾斜地などの少し湿った明るい日陰に自生しています。古くから人々に親しまれ、秋の茶花としても使われます。品種によっては7月頃から咲き始め、9月~10月頃が見ごろです。 ホトトギスの大きな特徴は、花弁に浮かぶ紫色のまだら模様です。この模様が鳥の杜鵑(ほととぎす)の胸の模様と似ていることから、この名が付けられました。また一部の品種では、若葉に油を垂らしたような模様が現れることから「油点草(ゆてんそう)」という別名を持っています。 ホトトギスは、めしべが長く伸びていて花柱がヘリコプターのプロペラのように広がった形状をしています。主な花弁の色は、白地に紫色のまだら模様と黄色であり、珍しい色として白があります。 現在ホトトギスとして流通しているものの多くは、ホトトギスとタイワンホトトギスの交雑種だと言われています。

エンドウ(えんどう豆)

  • エンドウ(えんどう豆)は、大きく分けて若い莢(さや)を食用とする「サヤエンドウ」と、未熟な豆を利用するグリーンピースのような「実エンドウ」、そして完熟した豆を乾燥させて利用する「エンドウ豆」とがあります。 エンドウ(えんどう豆)は歴史が古く、紀元前7000年頃から南西アジアで栽培されていました。エジプトの有名なツタンカーメンの墓から出土するなど古代ローマやギリシャで栽培されるほど、歴史的にも大変古く重要な作物だったようです。後にインドから中国へ伝わり、日本へ入ったのは8~10世紀頃と言われていますが、日本でエンドウ(えんどう豆)が食べられるようになったのは江戸時代以降。早い時代からヨーロッパ系とアジア系に分かれて発展していきましたが、大豆があったためにアジアではあまり広がらなかったようです。 エンドウ(えんどう豆)の種類 エンドウ(えんどう豆)は莢(さや)の硬さで硬莢種(こうきょうしゅ)と軟莢種(なんきょうしゅ)に分かれます。 硬莢種(こうきょうしゅ) ・赤エンドウ豆(成熟豆)…みつまめやゆで豆 ・青エンドウ豆(成熟豆)…煎り豆、煮豆、餡(鶯餡) 軟莢種(なんきょうしゅ) ・サヤエンドウ ・グリーンピース(未成熟豆) 最近リボベジとしても人気なスプラウトの一種「豆苗(とうみょう)」も、エンドウ(えんどう豆)の若芽です。

サヤエンドウ(絹さや)

  • サヤエンドウ(絹さや)は、エンドウの未熟な莢を食用とする場合の呼び方です。大きく2つに分けると、草丈200cmほどのつるあり種、草丈40~100cmほどのつるなし種があります。 エンドウは大きく分けて、若い莢(さや)を食用とする「サヤエンドウ」と、未熟な豆を利用するグリーンピースのような「実エンドウ」、完熟した豆を乾燥させて利用する「エンドウ豆」があります。最近リボベジとしても人気なスプラウトの一種「豆苗(とうみょう)」も、エンドウの若芽です。 エンドウ豆は歴史が古く、紀元前7000年頃から南西アジアで栽培されていました。エジプトの有名なツタンカーメンの墓から出土するなど古代ローマやギリシャで栽培されるほど、歴史的にも大変古く重要な作物だったようです。後にインドから中国へ伝わり、日本へ入ったのは8~10世紀頃と言われていますが、日本でエンドウが食べられるようになったのは江戸時代。関東地方では「絹さや」関西で「サヤエンドウ」と呼ばれることが多いようです。その他にも、ぶんこ、さやまめ、さんどまめ……など、地域によって様々な呼び方があります。

勿忘草(ワスレナグサ)

  • 勿忘草(ワスレナグサ)は、春に小さなかわいい花を無数に咲かせるムラサキ科の一年草。自生地では多年草として分類されますが、暑さと過湿を嫌うので夏越しできないことから日本では一年草として分類されています。環境に合えば、こぼれ種でも増えるほど性質は丈夫な草花です。 ひとつひとつの花は米粒サイズの小さな花ですが、4月~6月、無数に青い小花が開花している光景はとても美しく、目を見張るものがあります。 園芸種として流通している花色は青の他、ピンクや白もあります。また、草丈も高性種が作出され、切り花としても出回りがあります。

モンステラ

  • モンステラはサトイモ科の常緑性多年草。室内に飾る観葉植物としてとても人気があります。南国の雰囲気があり、アロハシャツにもよく描かれています。自生地では、葉茎のサイズが1回りも2回りも大きく育ち、環境が合うとサトイモ科特有の形の花が咲いて実もなります。 熱帯アメリカに生息するつる性(または半つる性)の植物で、20~40種類あると言われています。葉は生長するにつれ、縁から切れ込みが入ったり穴が開いたり独特な形になります。乾燥に比較的強く耐陰性もあり、明るい室内でたまに水やりをするだけでも綺麗に育つので、総じて観葉植物としては育てやすい品種のひとつです。 モンステラは葉の縁に水孔(すいこう)と呼ばれる排水器官があるため、朝方モンステラの葉を見ると葉の縁に水滴が付いていることがあります。これは、サトイモ科の植物によく見られる現象で、そのように水滴が付いているのはモンステラが状態良く育っている証拠です。水が足りなくなると葉がふにゃっとなるのでわかりやすいです。モンステラは水が大好きなので葉水(霧吹きで葉っぱに水をかけること)をしましょう。

ムラサキシキブ(紫式部)

  • ムラサキシキブ(紫式部)は、秋に実る紫の実が美しい日本原産の落葉低木です。古くから山地の湿地や森林に自生しています。葉の色は実がなりだす初秋は緑、秋が深まってくると徐々に黄色く色づき、紫色の実と葉の色合いが目を引きます。その美しい実から英名ではJapanese beautyberryとも言われています。実は葉が落葉した後もしばらくついていますが、冬に自然に落下します。 ムラサキシキブ(紫式部)の近縁にコムラサキがあり、流通上はコムラサキも含めてムラサキシキブ(紫式部)として販売されています。園芸店で販売されているムラサキシキブ(紫式部)はコムラサキの方が多いため、個人宅や公園などの公共スペースの植栽で見られるのはほとんどがコムラサキです。それぞれは樹高や実の付き方に違いがありますが(下記参照)育て方に違いはありません。

コレオプシス

  • コレオプシスはキンケイギクやハルシャギクをはじめ、たくさんの種類があるキク科の草花の総称です。国が生態系を脅かす恐れがあるため特定外来生物に指定しているオオキンケイギクもその仲間です。 種類によって一年草と多年草の分類が違い、キンケイギクやハルシャギクは種から育てる一年草、イトバハルシャギク、ロゼア、グランディフロラ、オオキンケイギクは多年草に分類されます。近年は品種改良が盛んにおこなわれ、新品種が多数作出されているほか、種間交配種のハイブリッド種も流通しています。 種類によって開花時期が違いますが、いずれも丈夫で手間いらず、多花性で開花期間も長いため、夏の庭や花壇、鉢植え栽培などに利用されています。黄色やオレンジなど明るくカラフルな色のものが多いため、夏の庭を明るく彩ってくれる存在です。  

ビデンス(ウィンターコスモス)

  • ビデンスは日本に自生するセンダングサをはじめ、世界中に200以上の種類が分布するキク科の草花の総称で、一・二年草と多年草のものがあります。花がコスモスに似ているため、ウィンターコスモスという名でも流通していますが、コスモスの仲間ではありません。 園芸種として多く流通している多年草の改良種のビデンスは、種類によって「夏に咲くもの」や「秋から初冬にかけて咲くもの」など開花時期が違います。また、草丈も種類によって様々なので、苗を購入したらプランツタグで草丈や開花時期を確認しましょう。どの種類も日当たりと風通しの良い場所で育てれば、丈夫でやせ地でも育ち、手間いらずでたくさんの花が開花します。

ネモフィラ

  • ネモフィラは、春にかわいい小さな花をカーペットのように咲かせる一年草です。近年、国営ひたち海浜公園などの一面に広がる青いネモフィラがメディアで紹介され、春の風物詩となっています。 花色は、透明感のある青、シックな黒、白などがあります。繊細な切れ込みの入った葉がこんもりと生い茂る姿は、花に負けず劣らず魅力的で、斑入り品種もあります。 ネモフィラは、庭や花壇へ地植え、プランター、寄せ植え、ハンギングなど様々な条件で栽培でき、横に広がる性質を持つためグランドカバーとしても人気があります。  

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