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「LOVEGREEN編集部」が監修している植物|植物図鑑

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LOVEGREEN編集部アカウントです。編集部のスタッフが監修をしています。

ナデシコ

  • ナデシコは、世界中に300種は自生しているといわれる耐寒性多年草。可憐な花姿から多くの人に愛され、古くから品種改良が続けられ、カーネーションもナデシコ属の植物です。他にも秋の七草にも数えられるカワラナデシコなど、日本に自生している種類もあります。庭植え以外にも切花としても人気があり、一年を通して流通しています。 現在、園芸品種として流通しているものは、春と秋に咲くタイプや四季咲きタイプがあります。耐寒性は強いですが、夏の暑さは少し苦手なため、真夏は半日陰くらいになる風通しの良い場所で育てましょう。

ワレモコウ

  • ワレモコウは、バラ科ワレモコウ属の多年草。晩夏から秋にかけて日当たりの良い野原や川辺に咲く山野草です。その華奢で風にそよぐ草姿は風情があり、茶花にも使われています。 ワレモコウの花は、茶色に近い赤花が一般的ですが、白や桃花種もあります。草丈は50~160cmほどになり、華奢な茎先を枝分かれさせて複数の花を咲かせます。ワレモコウの花のように見える部分は、花びらの無い1~2cm程度の小さな花穂です。小さなツブツブとしたものが一つ一つの花で、ボールのような花穂を形成しています。葉は楕円形で、ギザギザとしたノコギリの葉のような切れ込みがあり、その形は羽毛のようにも見えます。改良品種には斑入り葉の品種もあります。 サラダバーネットというハーブは、このワレモコウの仲間で、よく見るとワレモコウに良く似た葉をしています。サラダバーネットは日本の多湿に弱く、夏の蒸れで枯れてしまいがちですが、寒冷地や風通しの良い場所で管理することで長く楽しむことが出来ます。

サルスベリ

  • サルスベリは、夏から秋まで長く開花するミソハギ科の落葉樹です。自然樹形でも形が整いやすく手入れが楽なので、庭木の他に公園や街路樹などでも人気があります。枝を大きく横に広げて、その先にたわわに花を咲かせ、花にも樹形にもボリュームがあり遠くからでも目立ちます。 サルスベリの花は非常に開花期が長く、真夏の暑い中でも休むことなく開花し続けます。ピンク濃淡、赤、白、紫、複色など花色が豊富で、銅葉など葉に特徴のある品種も登場しています。 サルスベリの特徴は木の肌にもあります。樹皮はザラザラしていますが、一度樹皮が剥がれ落ちると白い木肌が見え、その部分はつるつるしています。サルが木に登ろうとしても滑って落ちてしまいそうなので「サルスベリ」というのが名前の由来です。

アマクリナム

  • アマクリナムは、ヒガンバナ科ホンアマリリス属(ベラドンナリリー)と、クリナム属の属間交雑種。人為的に作出されたものなので、原産地はありません。ユリを思わせるような大きな花が印象的な球根植物です。 アマクリナムは、地下に鱗茎を持ち、葉は平たく長い根出葉、真直ぐに伸びた太い花茎の先にラッパ状の花を咲かせます。花は、長さ7~10cm、色はピンク、ベラドンナリリーのような芳香があります。茎の先に10個以上のつぼみを付けて、1度に5~8個の花を咲かせるので、開花時はとても華やかです。草丈も50~70cmと大きく、花壇の後方に植えると存在感があります。

ナツフジ

  • ナツフジは、マメ科ナツフジ属のつる性落葉低木。日本原産で、関東以西の本州、四国、九州に自生しています。ナツフジという名前は、フジに似ていること、花が夏に咲くという特徴に由来しています。土用藤という別名も同じく、土用の頃にフジに似た花を咲かせることによります。 ナツフジの葉は、色はグリーン、長さ15~20cm程度の羽状複葉で、フジによく似ています。花は、色はグリーンがかった白、一つ一つの花は直径1~1.5cm程度、長さ10~15程度の花序を下向きに咲かせます。花も葉も、フジを小ぶりにしたような姿をしています。山林で周囲の木々に絡みつきながら白い花を咲かせる様子が涼しげで美しい花です。山野草や盆栽でも人気があり、数は多くありませんが、流通もしています。あまり手をかけなくても、日当たりが良ければ次々と花を咲かせる、育てやすい花木です。

ムラサキシキブ

  • ムラサキシキブは、秋に実る紫の実が美しい日本原産の落葉低木で、山地の湿地や森林に自生しています。葉の色は、実がなりだす初秋は緑、秋が深まってくると徐々に黄色く色づき、紫色の実と葉の色合いが目を引きます。その美しい実から英名ではJapanese beautyberryとも言われています。実は葉が落葉した後もしばらくついていますが、冬に自然に落下します。 ムラサキシキブの近縁にコムラサキがあり、流通上はコムラサキも含めてムラサキシキブとして販売されています。園芸店で販売されているムラサキシキブはコムラサキの方が多いため、個人宅や公園などの公共スペースの植栽で見られるのはほとんどがコムラサキです。それぞれは樹高や実の付き方に違いがありますが(下記参照)育て方に違いはありません。

ツユクサ

  • ツユクサは、東アジアの温帯に広く分布する多年草。6月~9月に小さな青い花をつけることで古くから親しまれています。花は早朝から開花し午後にはしぼむ性質から英名ではday flowerと呼ばれます。 内側に付く3枚の花弁のうち2枚は大きく鮮やかな青色ですが残りの1枚は小さく白いためあまり目立ちません。おしべは6本ありそのうちの2本がめしべとともに前に長く突き出しています。中心部にある雄しべの黄色が青色を背景にコントラストが美しいです。 地を這うように生長し、地面に接地した茎の節々から根を出して周囲の植物を覆うほど生育旺盛なため、雑草として扱われることも多いようです。

サンタンカ

  • サンタンカは、アカネ科サンタンカ属(イクソラ属)の熱帯花木。樹高1m程度の常緑低木で、熱帯地域や温室でよく見られる花です。サンタンカ、またはサンダンカと呼ばれていますが、和名の由来は判然としません。 サンタンカは、樹高50~100cm程度、葉は楕円形で7~18cm程で表面にはやや光沢があります。花は、直径1~2cmの小花が集合して、10cm程度の毬のようなかたまりになって枝の先に咲きます。花色はオレンジ、または赤、まれに白です。暖かい気候を好むので、本州では露地植えに不向きですが、沖縄地方では庭木として栽培されています。花が咲くのは5月~10月で、夏になると鉢植えで流通しますが、自宅で育てる際には、気温が下がってきたら室内に取り込み、日当たりの良い場所で管理するようにしましょう。

キョウカノコ

  • キョウカノコは、バラ科シモツケソウ属の多年草。標準植物名は「キョウガノコ」ですが、キョウカノコという名前で広く知られています。濃いピンク色の細かな花をふわっと咲かせる様子が美しく、古くから栽培植物として愛されてきました。京鹿子という和名は、花が咲く様子を染物の鹿の子絞りに例えたことが由来です。 キョウカノコは、草丈50~150cm程度、葉は手のひらを広げたようなフォルムで、縁に鋸歯があります。花が咲くのは6月~7月、細い茎の先に4~5mmの小さな花を無数に咲かせます。花色は主に濃いピンク、まれに白花もあります。どちらの花色も、花びら、ガク、しべ類まで同じ色をしているので、遠くから見ると煙るような美しさです。明るい日陰を好む特性があり、寺院や庭園の植栽はもちろん、シェードガーデンで重宝される他、茶花としても人気があります。  

キキョウ

  • キキョウは、キキョウ科の宿根草。近年、自生種は個体数が減少してしまい、絶滅危惧種に指定されています。初夏から秋に風船のようなつぼみがはじけると星形の美しい花が開花します。秋の七草のひとつとされているキキョウですが、初夏から秋までと開花期間が長く、暑さにも強いため夏のガーデニングに利用されています。 自生種は絶滅危惧種に指定されていますが、園芸品種のキキョウには多くの種類があり、流通しています。江戸時代から品種改良が重ねられ、現在までたくさんの品種が生み出されてきました。 花の色は、紫や青の他にピンクや白もあり、咲き方は一重咲きの他に八重咲き、大輪種、花が最後まで開かない袋咲きの品種もあります。色や咲き方のバリエーションが多い上に、草丈が高いものから矮性種まであるので、庭植えのほか、鉢植えで栽培することも可能です。 キキョウの英名「Balloon flower」の由来は、つぼみが風船のように膨らんでいることにちなみます。

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