「LOVEGREEN編集部」が監修している植物|植物図鑑61-70件 / 全1474件

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ルリマツリ(プルンバゴ)

  • ルリマツリはイソマツ科の半耐寒性常緑低木で、5月~10月に青紫や白の可愛い花を次々と咲かせます。別名ではプルンバゴとも呼ばれています。日が当たり、風通しと水はけの良い環境を好みます。 半つる性で樹高は50cm~3mほどあり、背が高くなってくると枝先が少し垂れてきます。支柱やトレリス、庭の柵などにふんわりよりそって大きく育ちます。

ローズゼラニウム

  • ローズゼラニウムは多くの種類があるゼラニウムの中で、ハーブゼラニウム、センテッドゼラニウムと呼ばれる香りや効能のあるゼラニウムの一種です。その名は、バラのような香りがすることにちなみます。古くからヨーロッパでは、厄除けや虫よけとして家の周囲に植えられてきました。 甘くフレッシュな香りは、気分を明るくし、精神的なストレスや不安を和らげホルモンバランスを整えると言われ、アロマオイルの他、お茶や料理などの香りづけ、クラフトなど多岐にわたって利用されています。最近は、切り花のグリーン素材としての流通も盛んです。 花を楽しむゼラニウムは四季咲き性ですが、ローズゼラニウムは初夏にピンクのかわいらしい花が開花します。性質が強く栽培は容易で、地植えにすると草丈は1m近くまで生長します。

ネズミモチ

  • ネズミモチは、モクセイ科イボタノキ属の常緑高木です。ネズミモチという名前は、秋に黒く熟す果実がネズミのふんに似ていることに由来します。日本の関東以西から沖縄、台湾まで分布しています。 ネズミモチは、塩害や大気汚染に強いことから、街路樹や緑化樹として広く植栽されています。また、樹高も3~6mとそれほど大きくなく、常緑であることから個人のお庭の目隠しとしても人気があります。葉は楕円形で光沢があり、密度高く茂ります。6月頃に咲く花は白く、小さな花が集まって咲きます。花には芳香があります。秋になると1cmほどの小さな黒い実をたわわに実らせます。この実を求めて鳥が集まっているのを見かけます。

イキシオリリオン

  • イキシオリリオンは、ユリを小ぶりにしたような青紫色の小花が初夏に開花するイキシオリリオン科の耐寒性球根植物。茎と葉がイキシア、花がユリに似ていることが名前の由来です。目立つ花ではありませんが、主張が少ない分、いろいろな花と組み合わせることができます。丈夫で植えっぱなしで管理できる手間いらずの球根のひとつです。

サイネリア

  • サイネリアは、キク科ペリカリス属の多年草。本来は多年草ですが、高温多湿に弱いため、日本では一年草として扱われています。 冬に鉢ものや苗ものとして流通し、カラーバリエーションがとても豊富で、一重咲きのほか蛇の目咲きなど咲き方も多様です。半球状にこんもりと育つ株は、冬から春にかけてたくさんの花が開花します。ひとつひとつの花持ちが良いため、切り花としての流通も増えています。

皇帝ダリア

  • 皇帝ダリアはキク科ダリア属の多年草で、地下茎は球根のような塊根になります。ダリア属の中でも茎が木質化するツリーダリアの中でも、皇帝ダリアは特に茎が太く草丈が高くなります。最長5~6mに達し、茎の頂点に15~20cmほどの大きさの青味がかったピンクか薄い紫色の花をつけ、風にそよぐ雄大な姿を楽しむことができます。 皇帝ダリアは短日植物で、日照時間が短くなるのを感じて花芽をつけます。開花は11月から12月頃で、秋まで開花している草花が終わりを告げる頃、庭に彩りを加えてくれます。 元々の皇帝ダリアは5~6mの高さになる高性ですが、ダリアと皇帝ダリアを交配してできた矮性のハイブリッド種もできて、狭いスペースにも植栽できる皇帝ダリアも出てきました。これらのハイブリッド種の多くは、8月ごろから開花し、カラーバリエーションはピンク系濃淡のほか、白、赤などがあり、咲き方も一重のほか、八重咲きもあります。

プリムラ・オブコニカ

  • プリムラ・オブコニカは、花が大きく花色が豊富な西洋サクラソウの一種です。原産地では多年草ですが、夏の暑さに弱いため、日本では一年草として扱われています。 プリムラの中でもプリムラ・オブコニカは、触れるとかぶれることがあるため、取り扱いには注意が必要です。植え替えの際は手袋をはめて作業するようにしましょう。

ネリネ

  • ネリネは、ヒガンバナ科ネリネ属の秋から冬に咲く球根植物です。別名をダイヤモンドリリーといい、切花でも鉢花でも流通しています。花びらに光沢があり、キラキラと光るのが特徴です。開花期間も長く、冬の花が少ない時期に庭に彩りを与えてくれます。 ネリネの花は、小さなユリの花の集合体というような形状をしています。花びらが反り返ったように開き、雄しべと雌しべが外に飛び出すように咲きます。その咲き方はヒガンバナに似ています。 花後に葉が伸びてきます。この葉は光合成を行い、翌年の為に球根を太らせる役割を担います。10月~12月の寒い時期に開花しますが、冬が苦手な植物なので、霜に当たらないように注意する必要があります。ネリネは、夏の加湿と冬の霜に気をつければ、数年植えたままで花を咲かせます。分球でも増えていくので、長く楽しめる植物です。

プルーン

  • プルーンは、バラ科スモモ属の落葉性中高木。プルーンといえばドライフルーツのイメージが強く、黒くてシワシワのヴィジュアルを思い浮かべてしまいますが、実際の果実は楕円形で綺麗な紫色をしています。また表面には白い果粉(ブルーム)がついてマットな質感です。甘酸っぱくなめらかでやわらかい食感に、ドライフルーツのイメージが払拭されます。 プルーンは、春にさくらや梅に似た白い可憐な花を咲かせます。同じ花粉で結実する自家結実性のものと、結実しない自家不結実性のものがあります。日当りと風通しを好み、耐寒性、耐暑性のどちらにも優れていますが、雨に弱い果樹です。またドライフルーツ向きの品種と向かない品種があります。果実の分類としては核果果実です。

ヤグルマギク(矢車菊)

  • ヤグルマギク(矢車菊)は、春から初夏に開花するキク科の一年草。宿根性のものもありますが、こちらでは一年草のヤグルマギク(矢車菊)の育て方について紹介します。 ヤグルマギク(矢車菊)の花の形は、矢車に似て放射状に広がっています。以前はヤグルマソウと呼ばれていましたが、別の植物で山間部などに自生しているユキノシタ科の「矢車草」が存在することから、最近はヤグルマギク(矢車菊)と呼ばれています。 ハーブ名(英名)では「コーンフラワー」と呼ばれ、古くから薬用、食用、染料用、観賞用として利用されています。コーンフラワーのcornは穀物を意味し、麦畑で見かける花ということから名づけられました。 新品種が続々と登場し、青、白、ピンク、紫系濃淡、黒、ダークレッドなど、花色がとても豊富な草花です。草丈は1m近くになる高性種から矮性種まであり、庭や花壇、寄せ植えなどに利用されています。花は切り花やドライフラワーにもなり、流通もしています。   こぼれ種でも発芽するほど丈夫な草花で、公園やガーデンの花畑でもよく見かけます。

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